木村肇

南スーダンとイラクの灼熱 自衛隊員はなぜ無事だったのか

2016/2/9(火) 16:17 配信

 西に月山や朝日岳、南に蔵王山と名山に囲われた山形・神町(じんまち)駐屯地。
 冷たい風が吹く駐屯地を歩きながら、佐藤弘規一等陸尉(32)は南スーダン派遣から2015年6月に帰国した後も英語学習は続けていると語った。
「TOEICも受けていますし、個人でもネットのオンライン英会話をやっています。やはり海外で英語は必須ですし、続けていないといざという時できませんからね……」
 グローバル企業で耳にするような話が、装甲車などの前で迷彩服を着た自衛隊員から語られているのは不思議な感覚だった。だが、同時に、いまの自衛隊を取り巻く環境を一言で言い表しているようにも映った。この10年で海外派遣の自衛官が向き合ってきたのは、世界の変化──グローバル化であり、また、その変化の中、静かに世界に踏み出していこうとする模索でもあった。(ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース編集部)

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