Yahoo!ニュース運営方針
Yahoo!ニュースが、コンテンツをユーザーにお届けするうえで大切にしている考え方、サービスの運営方針、主なコンテンツ、掲載面などを紹介します。
Yahoo!ニュースの考え
Yahoo!ニュースは、信頼される公共性の高い情報流通の場として、多様な情報や意見が健全に流通することを大切にし、多くのユーザーの皆さま(以下、ユーザー)に安心してご利用いただけるようサービス運営にあたっています。
LINEヤフーは、その運営するメディアサービスの基本方針を明確にするため、「メディアステートメント」を定めています。Yahoo!ニュースでは、当該メディアステートメントに基づいて法令や社会規範、品位を守り、人権に配慮したコンテンツをユーザーに届けるため、情報提供元であるコンテンツパートナーの皆さま(以下、パートナー)には「LINEヤフー 記事入稿ガイドライン」(以下、入稿ガイドライン)に沿った配信をお願いしています。
また、Yahoo!ニュースではインターネットが持つ双方向性という特性を生かし、ユーザーにも発信の場として「コメント欄」を提供し、さらなる情報価値の創出を目指しています。
インターネット上で情報摂取する機会が進む中、ニュースサイトの「情報の届け方」に対する社会の関心も高まっています。ユーザーに快適かつ安心して利用し続けていただくため、情報流通の場を営むプラットフォーム事業者が、どのような考えに基づきサービスを運営しているのか、サービスの仕組みをなるべく分かりやすく説明し、私たちがそのためにどのような取り組みをしているのか、つまびらかにすることが社会的責任として重要であると考えています。また、当該取り組みを明らかにしたうえで、社会の皆さまの声を受け止め、ユーザーの利便性の向上を図るため、今後とも随時サービス・機能の改善(ユーザーに対するテスト含む)を行います。
ここでは、Yahoo!ニュースがどのようにサービスを提供しているのか、コンテンツをどのように選定しているのか、パートナーとの関係や、品質管理の観点からどのようなことに取り組んでいるのか、などについて示します(※1)。
(※1)LINEヤフーでは、「人権に関する基本方針(人権ポリシー)」を定めています。
コンテンツと掲載面
Yahoo!ニュースのコンテンツ
Yahoo!ニュースには日々、数千に上るコンテンツが新たに公開され、その大半がパートナーから配信していただいているものです。他方、Yahoo!ニュースが独自制作するコンテンツなども一部あります。
パートナーのコンテンツ
Yahoo!ニュースは、新聞、雑誌、テレビ局、ウェブ媒体など数百に上るパートナーと契約し、記事、写真、映像と多様な表現でコンテンツの提供を受け、配信料を支払っています(※2)。扱うカテゴリも政治、経済からエンターテインメント(エンタメ)、スポーツなどと幅広いほか、海外のパートナーとも契約しています。
個々のコンテンツは、入稿ガイドラインに従いパートナーが直接Yahoo!ニュース内のシステムに入稿し、自動的に公開されます。この際にYahoo!ニュースによる個別のコンテンツの事前確認はありませんが、後述するパートナーの契約前の審査と契約後の審査などにより、不適切なコンテンツが配信されることがないようにしています。
コンテンツの掲載期間は、パートナー各社との契約によって異なります。ただし、パートナーやYahoo!ニュースの判断により、非表示または削除されて契約で定めた期間に満たなくても閲覧できなくなる場合があります。パートナーとの契約が終了した場合は、そのパートナーのコンテンツの掲載も終了となります。
パートナーから配信されるコンテンツの中には、Yahoo!ニュースの編集者がともに企画するものもあり、末尾にその旨記載されています。
(※2)Yahoo!ニュースでは、パートナー各社のコンテンツを閲覧数(PV)だけではなく、ニュースの健全性の向上やわかりやすさといったサービス品質の向上でも評価できる指標の構築を目指しており、パートナーに対しては、PVのほか、ユーザーの課題解決につながるコンテンツを支援するために「課題解決バリュープログラム」による支払いをしています。なお、「課題解決バリュープログラム」の支払い指標の一つとして、ユーザーがコンテンツの内容に対してボタンを押してフィードバックできる「記事リアクションボタン」のクリック率データを活用しています。
その他のコンテンツ
パートナーから配信されるもの以外にも識者が専門的な知見に基づいて発信する「Yahoo!ニュース エキスパート」、Yahoo!ニュースが独自制作するオリジナルコンテンツがあります。
(1)Yahoo!ニュース エキスパート
「Yahoo!ニュース エキスパート」は、各分野の専門家や有識者、ジャーナリスト、クリエイターが情報発信者(以下、エキスパート)としてその専門性に基づいて、自らの意思および判断でコンテンツを制作・発信するサービスです。各エキスパートの持つ独自の視点による解説記事やコメント、体験レビューなどのコンテンツを提供します。ユーザーに新たな発見や気づきを与え、社会やユーザーの日々の課題解決につなげることを目的としています。
エキスパートには、情報提供料を支払い(※3)、コンテンツの提供を受けています。
詳しくは「Yahoo!ニュース エキスパートについて」をご覧ください。
(※3)エキスパートには後述のとおり別途定めるガイドラインに従って制作、発信いただき、Yahoo!ニュース エキスパートで公開いただいたコンテンツの閲覧数などに応じて支払いをしています。
(2)Yahoo!ニュース オリジナル
Yahoo!ニュースでは、社内外の編集者・プロデューサーが携わってオリジナルのコンテンツを制作する枠組みがいくつかあります。
- 「特集」では、大量の情報の中で埋もれがちなイシューを独自の視点で掘り下げ、社会に横たわる課題を浮き彫りにしたり、良質な文化を発展させたりし、社会への貢献を目指しています。
- 「THE PAGE」では首相会見や知事会見などの中継を担うほか、ニュースを分かりやすく理解するための解説コンテンツを制作しています。
- ほかにも、各界の第一線を走る人々へのインタビューシリーズである「RED Chair」、「今、これを伝えたい」という意志を持つ有識者や著名人が自ら視聴者に語りかける「Voice」などもあります。
いずれのコンテンツも、制作・公開にあたってはパートナーからコンテンツを配信していただく場合と同様に「入稿ガイドライン」の考え方に則しています。
オリジナルコンテンツの一覧をご覧ください。
主要掲載面~「Yahoo!ニュース トピックス」と「タイムライン」~
Yahoo!ニュースの主な掲載面には、「Yahoo!ニュース トピックス(以下、トピックス)」と「タイムライン」と呼ばれる場所があります。
「トピックス」のコンテンツは、社内の編集部員が下記の基準に沿って判断し、「国内」「国際」「エンタメ」など8カテゴリに分けて掲載しています。
「タイムライン」はスクロールするとトピックスの下に表示されるもので、主にAIによってユーザーの興味関心に合うコンテンツが掲載されるように編成されています。
トピックス
トピックスの概要
- トピックスは、「公共性」と「社会的関心」などを軸として、政治や経済、災害など社会に広く伝えるべき重要度の高いニュースや、スポーツやエンタメをはじめとした多くの人々の関心を集めるニュースなど多様なニュースをユーザーに届け、「世の中の動きがわかる」ことを目指しています。
- トピックスで取り上げるコンテンツは、24時間365日、絶え間なく配信されるものから、社内の編集部員が選んでいます。トピックスの掲載場所は、Yahoo! JAPANトップページやYahoo!ニュースのページなどで、見出し(最大15.5文字)を付けているものです(※4)。
- Yahoo! JAPANトップページでは、「いま話題になっている重要ニュース」を中心に、トピックスを選び、掲載しています。トップページにおける並べ方は、ニュースの「公共性」と「社会的関心」のバランスを加味しています。災害や有事に関する情報や国政選挙など、ユーザーの生命・財産や生活に大きく関わるもの、あるいはオリンピックといった著しく社会的関心が高まる国民的なイベントなどについては、トピックスで集中的に扱うことがあります。
左がYahoo! JAPAN スマートフォン版、右がYahoo! JAPAN PC版
(※4)トピックスの見出しの文字数についてはこちらをご覧ください。
編集方針
トピックスは、「公共性と社会的関心に応える」ことを編集方針に掲げています。「公共性」とは政治や経済、災害など社会に広く伝えるべき重要度の高いニュース、「社会的関心」とはスポーツやエンタメをはじめとして、多くの人々の関心を集めるニュースを指します。
トピックスに掲載するコンテンツの選び方
パートナーから配信される数多くのコンテンツの中から、「公共性」と「社会的関心」を軸に、以下の要素を踏まえて、編集部員が「今多くのユーザーに伝えるべき話題かどうか」を検討し、総合的に判断して選んでいます。
- コンテンツを選ぶ際に着目する要素
- 速報性や時事性
- 事象が起きてからタイムリーであるか
- 公益性
- 社会の利益につながるか
- 信頼性
- 信頼できる情報に基づく内容か
- 新奇性
- 目新しいことか、珍しいことか
- 関心度や認知度
- 多くの人が関心を持ったり、認知していたりする事象か
- わかりやすい表現
- 多くの人が理解できる表現か
- なお、類似テーマのコンテンツが複数ある場合であったとしても、選ぶ際に着目する要素は変わりません。速報性(配信の速さ)、信頼性、表現のわかりやすさ(現地の写真・映像の有無を含む)などを総合的に判断し、トピックスで取り上げるコンテンツを選んでいます。また、ある事象について初報をトピックスに掲載しなかった場合についても、追加要素や公共性、社会的な関心の高まりを受けて、続報のコンテンツを掲載することがあります。
トピックス掲載までの流れ
- トピックスは、その時間帯を担当する複数の編集部員が議論してコンテンツを選び、編集しています。見出しなどを作成する担当、その見出しなどに誤りがないかなどを確認する校正・校閲担当といった形で役割を分けています。さらに、校閲専門チームがチェックする仕組みを設けています。また、経験豊富な部員らが担う時間帯ごとの責任者を置いて対応しています。
トピックス掲載までの具体的な流れは、以下の通りです。
1. コンテンツを選ぶ
2. 最大15.5文字の見出しを検討し、トピックスを作成
3. 校正・校閲
トピックス見出しを押した先のページ
- トピックスの見出しを押すと、複数のコンテンツがまとめられたページが表示されます。このページではニュースの基本情報、背景・経緯などの情報をまとめ、ユーザーの理解や行動をサポートすることを目指しています。
- コンテンツや写真へのリンクのほか、そのニュースの要点がわかるようにまとめられた情報で構成されています。
- そのニュースの用語解説といった基本情報、背景・経緯などの関連情報について、主にテキストや図解を用いて、バランスよく簡潔にまとめています。
- 掲載するコンテンツや図解などは、ニュースの多角的な理解をサポートする内容かどうか、などに着目して選んでいます。
- 掲載するものは、パートナーから配信されるコンテンツのほか、官公庁のサイトや各メディア、民間団体のサイトなど、一定の信頼性があるページを中心に選んでいます。
プッシュ通知
- 「Yahoo! JAPANアプリ」と「Yahoo!ニュースアプリ」ではユーザーの設定に応じて、号外ニュースをプッシュ通知で受け取る機能があります。
- プッシュ通知の対象は、全国と都道府県単位のものがあります。
- 主な通知内容は、国内外の重要なニュース、速報性があるニュースのほか、地震、津波、火山、国民保護情報といった災害・有事情報などです。
- 緊急性が高く、生命や財産に関わる情報は、時間帯を問わずプッシュ通知を送ることがあります。
- なお、「Yahoo! JAPANアプリ」ではユーザーごとにおすすめのコンテンツをプッシュ通知することもあります。
特定テーマに関する編集方針について
特定のテーマについては、別途、編集方針を定めて公開しています。新たに編集方針を設ける場合は、Yahoo!ニュースのオウンドメディア「news HACK」などを通してお知らせします。
おわびと訂正の方針
編集部員が選んで掲載したコンテンツに誤りがあったことが判明した場合や、誤った見出しを掲載してしまった場合には、「news HACK」のInformation内でおわびするとともに、訂正内容について掲載することにしています。
編集体制
- トピックスの編集部員は25人程度の体制でシフトを組んで対応しています。
- 編集部員は、前職でメディアを経験している者を中途採用しています。新聞、通信社、テレビ局、出版社、ネットメディアなど多様なバックグラウンドを持つ社員が在籍し、多角的な視点でトピックスを掲載するよう努めています。いずれの場合も、社内外で十分な研修を積んだ上でトピックスの編集に従事しています。
- 災害時など有事の際にも掲載が滞らないよう、編集部員は本社(東京)以外の拠点にも在籍しています。
- 災害・有事においては、編集部員を増員するなどして対応しています。地震、水害などの災害の種類に合わせ、フェーズごとの対応方針をあらかじめ設定しておくなどの準備をしています。
タイムライン
タイムラインの概要と掲載されているコンテンツについて
ユーザーの「知りたい・楽しみたい」に応え、豊かな日常生活に寄与するため、一人ひとりのユーザーの興味関心に合うタイムラインを提供することを目指しています。
タイムラインではAIを活用したレコメンドシステムを用い、パートナーなどから配信される数千のコンテンツの中から、世の中の理解を深めるための報道はもちろんのこと、生活を豊かにする知識やすぐに試せる生活術、幅広い趣味情報や地域の話題、お得情報など、ニュース以外のコンテンツも含め、多岐にわたるコンテンツを提供しています。
左がYahoo! JAPAN スマートフォン版、右がYahoo! JAPAN PC版
ユーザーへのおすすめ(レコメンド)の仕方について
Yahoo! JAPANトップページのタイムラインにはユーザー一人ひとりに最適なコンテンツがAIによって選ばれています。その掲載順は主に下記の2つの要素を組み合わせることで決まります。
なお、アプリ版、およびスマートフォン版のYahoo! JAPANトップページには「すべて」タブ以外のタイムラインがありますが、仕様はそれぞれ異なります。
(1)ユーザーの属性情報と閲覧履歴の活用
設定もしくは推測されたユーザーの性別・年代・地域ごとに、同性・同年代・同地域のユーザーによく閲覧されているコンテンツを踏まえて、ユーザーごとのタイムライン掲載に生かしています。
また、ユーザーがそれまでに閲覧したコンテンツの履歴から、どのようなコンテンツに興味を持っているかを解析し、タイムライン掲載に生かしています。
(2)コンテンツが閲覧されやすいかを予測
似たコンテンツがどのくらい閲覧されたかの実績データや情報鮮度をもとに、入稿されたコンテンツがどのくらい閲覧されるかをAIが予測し、ユーザーごとのタイムライン掲載に生かしています。
上記AI予測の影響によって、普段閲覧しているコンテンツとは違うカテゴリのコンテンツが推薦される場合があります。
個人情報の取り扱いについては「LINEヤフープライバシーポリシー」を定めています。
・重複排除の仕組み
国民的な注目が集まるトピックがあるタイミングなどでは、その話題に関するコンテンツが多くのパートナーから、大量に入稿される可能性があります。
タイムラインではAIで重複要素のあるコンテンツの掲載を減らすなど、極端に類似した内容のコンテンツばかりが掲載される状況を回避しています。
内容の重複があった場合には、ユーザーごとに上述の要素を組み合わせてより多様な結果となるよう表示されます。
これにより、大きな事件・事故や広く関心を集めるニュースでタイムラインが埋め尽くされることを低減するほか、多様なコンテンツを提供することで、ユーザーの興味関心の幅を広げることにもつなげていきたいと考えています。
・表示済みコンテンツについて
できる限り多くのコンテンツがユーザーの目に触れる機会を作り出すために、ユーザーごとに一度表示されたコンテンツは、再び表示されにくくなることがあります。
初めてタイムラインを利用したときについて
閲覧履歴が少ない状態では「コンテンツの閲覧されやすさ」、「情報の鮮度」、「性別・年代等の属性情報」の要素が比較的強く影響しますが、閲覧履歴がたまっている状態になると、それを加味してよりユーザーごとに最適化されたコンテンツが表示されるようになります。
タイムラインの改善について
タイムラインはユーザーのコンテンツ閲覧体験を今以上に多様で有意義かつ安心なものにするため、改善し続けています。
コンテンツの表示領域など画面の構成や、コンテンツが掲載される順番の決め方(アルゴリズム)などさまざまな点において、随時改善を行っていきます。改善によっては、ある種のコンテンツの掲載量が増減する可能性もありますが、最大限幅広いコンテンツを、できるかぎり多くのユーザーに届けられるよう、日々改善を積み重ねていきたいと考えています。
その他の掲載面・Yahoo!ニュース以外での発信
- 直近1時間分のPVデータを基に表示される「アクセスランキング」
- トピックスに掲載されたコンテンツなどについては、ソーシャルメディアのYahoo!ニュースアカウントでも発信しています。
品質を維持・向上させるための仕組み
Yahoo!ニュースは信頼される公共性の高い情報流通の場であり続けるため、第三者の権利を侵害したり、ユーザーが不快感を抱いたり、不利益を被ったりするコンテンツが流通しないよう適宜確認し、パートナーとの契約や入稿ガイドラインの見直しなど改善を重ねています。
Yahoo!ニュースの品質保持体制は以下の通りです。
パートナーのコンテンツ
契約前の審査
パートナーの企業情報、コンテンツ内容や取材・制作体制などについて審査を行い、総合的に判断して契約しています。
入稿ガイドライン
Yahoo!ニュースでは、パートナーを信頼しており、各社の編集基準を尊重しています。ただし、ユーザーに安心してご利用いただくため、以下のような情報については入稿しないよう、入稿ガイドラインなどによりパートナーにお願いしています。
- 正確性に欠けるもの
- 誤解を招く表現のあるもの
- 名誉権やプライバシー権侵害
- 個人・団体などへの誹謗(ひぼう)中傷や差別的表現
- 著作権侵害
- 人命を軽視するもの
- 自殺・自傷行為を誘発するおそれのあるもの
- 過剰な性的表現
- 健康被害などユーザーに深刻な不利益を及ぼすおそれのある健康・医療情報
- 内容が伴わない過度に興味を引く見出し
- 宣伝要素の高いもの(いわゆる「ステマ行為」を含む)
- 各種法令に違反するもの
具体的には「LINEヤフー 記事入稿ガイドライン」ページをご覧ください。
入稿ガイドラインは適宜改定しており、その都度、パートナーへお知らせし、遵守(じゅんしゅ)をお願いしています。
契約後の審査
契約後もパートナーが入稿ガイドラインなどに照らして適切に配信しているかなどの審査を適宜行っています。違反が続き、改善が図られないパートナーとは解約を含めて契約関係を見直しています。
ガイドライン違反など
- 審査などにより、入稿ガイドラインなどの違反となるコンテンツが発見された場合、Yahoo!ニュースよりパートナーに修正・削除や改善のお願いをします。また、Yahoo!ニュースが非表示(一部掲載面での非表示を含む)や削除等の措置を講じることがあります。
- 入稿ガイドラインの重大な違反が起きた際や、改善のお願いにもかかわらず違反が継続した場合などには、パートナーとの契約を終了することもあります。
Yahoo!ニュース エキスパートのコンテンツ
Yahoo!ニュース エキスパートに参加いただく際には、各専門領域における実績、執筆経験などを基に、サービス内で審査を行い、契約を結んでいます。
また、法令に違反するもの、社会規範や品位から逸脱するもの、正確性に欠けるもの、不適切な内容によりユーザーに深刻な不利益を及ぼすおそれのあるもの、エキスパートとの間で定めた執筆範囲を逸脱するものなどを禁止するガイドラインを定め、エキスパートに遵守していただいています。ガイドライン違反となるコンテンツについては、修正・非表示などの対応をエキスパートに依頼するほか、サービス内でガイドラインの定めに従いコンテンツを非表示にすることがあります。ガイドライン違反が繰り返される場合には、該当エキスパートとの契約を終了することもあります。
Yahoo!ニュースのオリジナルコンテンツ
多数の書籍を出し、ノンフィクション分野の主要な賞を受賞する著名な社外のジャーナリスト・編集者、識者らを含む執筆・制作陣に携わっていただき、高い品質のコンテンツを世に送り出しています。コンテンツの品質保持のため、社内外の編集者、プロデューサーらが複眼的にチェックする仕組みを導入しています。
Yahoo!ニュース コメント
コメント欄を提供する理由
- Yahoo!ニュースは、インターネットが持つ双方向性という特性を生かし、パートナー各社による良質な情報発信に加えて、ユーザーにも発信の場を提供することで、さらなる情報の価値を創ることを目指しています。そして、その情報に触れた多くのユーザーの行動をサポートし、より良い社会の実現に貢献したいという理念を掲げています。こうした理念のもとで、2007年よりコメント欄を提供しています。
- コメントは、携帯電話番号が設定されたYahoo! JAPAN IDを利用すると投稿できます。これまで多くのユーザーが多様な意見を発信し、共有し合ってきたと考えています。「Yahoo!ニュース エキスパート」のコメンテーターコメントも、ニュースへの理解が深まる解説や意見を発信し、ユーザーに新たな視点を提供する目的で掲載しています。
- 一方、コメント欄はユーザーが安心して見たり、書き込んだりできる場であることがなにより重要です。人権侵害や誹謗中傷に当たるおそれのある投稿は禁止しており、ユーザー一人ひとりの多様な意見を尊重しながら、健全な言論空間を創出するため複数のAIを活用するなどさまざまな取り組みを行っています。
コメント投稿のルール
- ユーザーには、「LINEヤフー共通利用規約」および「Yahoo!ニュース コメントポリシー」(以下、合わせてガイドライン)に従ってコメントを投稿いただくようお願いしています。
- コメントポリシーには違反投稿の具体例を分かりやすく明示しています。
ガイドライン違反への対応
- 健全な言論空間を創出するため、24時間体制の専門チームによる人的なパトロールに加えて、自社で研究・開発した複数のAIモデルを利用するなど、テクノロジーを駆使しながら、誹謗中傷をはじめとするガイドライン違反コメントを削除するなどの対策を行っています(削除数などについては後述の「メディア透明性レポート」で公開しています)。
- 過去数日以内に違反コメントを投稿しているユーザーに対し、コメント投稿時に注意メッセージを掲出することがあります。
- 誹謗中傷などの違反コメントを繰り返し投稿した悪質なユーザーのアカウント(Yahoo! JAPAN ID)については、それ以降の投稿ができなくなるように「投稿停止措置」をとっています。
- 一定以上コメント数があるコンテンツのコメント欄を対象に、AIが判定した違反コメント数などの基準に従い、コメント欄を自動的に非表示にする機能を実装しています。
- そのほか、コメント欄健全化に向けてさまざまな取り組みを行っています。詳細は「Yahoo!ニュース コメント 取り組みまとめ」をご参照ください。
今後の方針および報告書(透明性レポート)
- 個人に対する誹謗中傷などを内容とする投稿への対応については、各分野の専門家である外部有識者より幅広くご意見をいただき、2020年12月に方針を策定しています。(個人に対する誹謗中傷などを内容とする投稿への対応や今後の方針を策定)
- Yahoo!ニュース コメントを含め、Yahoo! JAPANにおける誹謗中傷などのガイドライン違反投稿への対応状況をまとめた「メディア透明性レポート」を公開しています。
ご意見やご指摘など
Yahoo!ニュースへのご意見
- ユーザーからのYahoo!ニュースについてのご意見は、フォームに従ってご連絡をいただくようお願いしています(※5)。いただいたご意見は、サービス改善の参考とさせていただきます。
(※5)「Yahoo!ニュースへのご意見」
コンテンツへの指摘、問い合わせ
- パートナーのコンテンツの誤字脱字、内容に関する指摘、意見についてはパートナーに直接お問い合わせをしていただくようお願いをしていますが(※6)、Yahoo!ニュースにご連絡をいただいた場合も、パートナーに速やかに連絡し、必要に応じた対応をお願いしています。
- コンテンツの適切性について当事者から疑義を示されるなどした場合、パートナーにてコンテンツの修正や削除を行うことがあります。また、当該当事者がプレスリリースや公式サイトなどにおいて掲載コンテンツが事実と異なると表明した場合は、Yahoo!ニュースにて、当該異議を併せて掲載したり、コンテンツの削除を行ったりすることがあります。
(※6)「掲載記事に関する指摘・問い合わせ」
コメントの違反報告
利用規約やコメントポリシーに違反するコメントを発見された場合には、専用の違反報告フォームからご連絡をお願いしています(※7)。
(※7)「違反報告の手順」
(公開:2022年3月16日、更新:2024年3月6日)