乃木坂46、欅坂46に続くグループである日向坂46。9月26日には、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブをひかえている人気ぶりだ。そもそもは欅坂46の下部組織「けやき坂46」として生まれた彼女たちの歩みは、『「ねるちゃんのいない私たちを見てくれるの?」――アイデンティティーに思い悩んだ日向坂46の歩みと挑戦』で紹介したが、そこには掲載しきれなかった、メンバーの佐々木久美、小坂菜緒、上村ひなのの透明感のあふれる写真を紹介したい。(撮影:稲垣謙一)
礼節を重んじ、しかし気取るところはない
明るい空から降り続ける雨が、蒸し暑い街を濡らしていた8月のある日、Yahoo!ニュース特集による日向坂46の取材が行われた。この日は、日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』の収録日。そのスタジオ入りの前に、佐々木久美、小坂菜緒、上村ひなのが朝から撮影とインタビューに応じてくれた。
この日は、3人での撮影からスタート。今回のメンバーは、佐々木久美が一期生、小坂菜緒が二期生、上村ひなのが三期生という構成になるが、先輩後輩の関係を感じさせない笑い声がスタジオに響くなかでの撮影となった。
続いて佐々木久美のソロ撮影へ。佐々木は、キャプテンとして日向坂46を牽引している存在だ。
小坂菜緒は、日向坂46のデビューシングル『キュン』、セカンドシングル『ドレミソラシド』、そして10月2日リリースのサードシングルでもセンターを務める。いわば「日向坂46の顔」だ。彼女がカメラを見すえた瞬間、思わず息を飲んだ。
上村ひなのは、2018年11月に加入した、ただひとりの三期生。できあがったばかりの陶器の人形のような雰囲気を漂わせる。
誰かがソロで撮影すると、ほかのふたりがスタジオのベッドに転がってはしゃぎ、笑い声が響く。すでにトップアイドルであり、礼節を重んじながら、しかし気取るところはない。そこが日向坂46の魅力なのだと感じた取材だった。
ソロカットも掲載
以下に、今回の取材で撮影した彼女たちの写真をさらに掲載。3人の透明感あふれる写真をお楽しみください。