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  1. 『関心領域』思考欠如の恐ろしさ……。アウシュビッツ強制収容所の隣で暮らす家族【おとなの映画ガイド】
    …にホロコーストの恐ろしさをリアルに伝える映画は過去に例を見ない……」 樋口尚文さん(映画評論家、映画監督) 「……すべての人間のネジがはずれている。な…
    ぴあ映画
  2. 樋口尚文の千夜千本 第217夜『悪は存在しない』(濱口竜介監督)
    …映画の通り道を阻むものに裁きはあるか※ネタバレはありませんが作品内容に絡めた表現が多いため、鑑賞後に読まれることをお勧めします。冷気の緊張が伝わって…
    樋口尚文映画
  3. 樋口尚文の千夜千本 第216夜『辰巳』(小路紘史監督)
    …狂犬を眺めること、狂犬に紛れることアン・ハサウェイがプロデュースした『ブルックリンでオペラを』はピーター・ディンクレイジがまさかのハサウェイの夫とい…
    樋口尚文映画
  4. ゴジラが射止めた視覚効果賞 アナログ特撮の『箱庭美』継承
    …予算規模の小さい「ゴジラ-1.0」は、なぜ受賞できたのか。映画評論家の樋口尚文さんは「日本のアナログ特撮の『箱庭美』が継承されているから」だとみる。「…
    共同通信文化・アート
  5. 樋口尚文の千夜千本 第215夜『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)
    …IMAXが実現するノーラン型古典映画原爆開発に携わって波乱の人生を送ったJ・ロバート・オッペンハイマーの懊悩をめぐる作品という情報以外は入れないよう…
    樋口尚文映画
  6. 樋口尚文の千夜千本 第214夜『ほかげ』(塚本晋也監督)
    …極限的な具体性があぶり出す虚無 世界で戦火がやまない。シカゴ大学教授の『人はなぜ戦うのか』という本を読んで苦笑したのだが、武力紛争の原因は指導者の「…
    樋口尚文映画
  7. 樋口尚文の千夜千本 第213夜『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)
    …人生と世界の謎を思索するサスペンスビクトル・エリセの31年ぶりの長篇作品には、いい意味で拍子抜けさせられた。今年で84歳になるエリセはこの先そうそう…
    樋口尚文映画
  8. 珠玉の逸品!伝説の巨匠ビクトル・エリセ31年ぶりの新作『瞳をとじて』【おとなの映画ガイド】
    …の月日が横たわる。 文=坂口英明(ぴあ編集部) 【ぴあ水先案内から】 樋口尚文さん(映画監督、映画評論家) 「……人生も映画もミステリーのようではある…
    ぴあ映画
  9. 樋口尚文の千夜千本 第212夜『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(井上淳一監督)
    …こんなにフツーに面白くていいのだろうか?というフシギ『止められるか、俺たちを2』はいいとして『青春ジャック』っていったい何なのだ、まるで1980年代…
    樋口尚文映画
  10. 樋口尚文の千夜千本 第211夜『一月の声に歓びを刻め』(三島有紀子監督)
    …それでもなお映画になだれこむということ 『一月の声に歓びを刻め』を観て、ひと月以上が経とうというのに、いったいこの作品をどう評していいのか言葉が見つ…
    樋口尚文映画
  11. 樋口尚文の千夜千本 第210夜『彼方のうた』(杉田協士監督)
    …決して完成することのないパズルのピースのようによく人生の一断面を切り取った作品という言い方をするけれども、映画として実りあるかたちで人生の一断面を切…
    樋口尚文映画
  12. 樋口尚文の千夜千本 第209夜 【追悼】花ノ本寿、騒然たる時代のまぼろしの花
    …鬼才監督たちに愛された舞踊界の異才舞踊家にしてかつては映画俳優として美しく個性的な演技で鮮やかな印象を残した花ノ本寿が84歳で逝った。花ノ本は本名を…
    樋口尚文映画
  13. 樋口尚文の千夜千本 第208夜『花腐し』(荒井晴彦監督)
    …ただただ雨に腐らされるということこの映画を観た後で、急に気になって確認したら、荒井晴彦はとうに黒澤明が『乱』を撮っていた頃の年齢を超えていて、むしょ…
    樋口尚文映画
  14. 樋口尚文の千夜千本 第207夜 『彼方の閃光』(半野喜弘監督)
    …無根拠な情熱ほとばしらす映画の増殖『彼方の閃光』は特異な構造と異様な熱量に満ちた、ちょっと珍しい映画体験だ。大枠で言うならば、これはある純真な青年が…
    樋口尚文映画
  15. 樋口尚文の千夜千本 第206夜『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)
    …ゴジラの花道にそぼ降るブラック・レイン今度のゴジラは戦後間もない、ようやく復興が始まった頃の東京を蹂躙するらしいと聞いて、それは紛らわしいのではない…
    樋口尚文映画
  16. 樋口尚文の千夜千本 第205夜【追悼】鶴橋康夫、限界突破のテレビマン
    …鶴橋康夫の異才とテレビジョンの恩寵日本のテレビドラマ史に尖鋭にして特異な作風で屹立した演出家・鶴橋康夫が逝った。おそらくドラマファンが最初に鶴橋の名…
    樋口尚文映画
  17. 樋口尚文の千夜千本 第204夜『月』(石井裕也監督)
    …容赦なき問いかけにまみれて一世紀前の理不尽極まりない虐殺事件の謎に迫った『福田村事件』同様、本作はまだ記憶に生々しい2016年の障がい者殺傷事件をモ…
    樋口尚文映画
  18. 樋口尚文の千夜千本 第203夜 『春画先生』(塩田明彦監督)
    …自由さほとばしる映画の「反転」攻勢なぜ映画で地震は起こるのか。石井隆『死んでもいい』の真昼の高層ホテルでの、大竹しのぶ、永瀬正敏、室田日出男の愛憎の…
    樋口尚文映画
  19. 樋口尚文の千夜千本 第202夜 『キリエのうた』(岩井俊二監督)
    …声なき歌姫がアクティブ化する青春大河ロマン岩井俊二監督は非商業的俳優の歌姫を幾度も甘美な疼痛のニュアンスとともに活かしてきたが、本作のアイナ・ジ・エ…
    樋口尚文映画
  20. 樋口尚文の千夜千本 第201夜 『エクソシスト』(ウィリアム・フリードキン監督)
    …フリードキンの極端さと気まぐれ1935年生まれのウィリアム・フリードキンが88歳の誕生日を目前にして逝った。フリードキンの両親は、なんと帝政ロシアに…
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  21. 樋口尚文の千夜千本 第200夜 『国葬の日』(大島新監督)
    …「馴致された顔」が炙り出す日本のフシギ大島新監督が安倍晋三の「国葬の日」を全国10か所で記録して一本の映画にするという話を聞いて、それはぜひ観てみた…
    樋口尚文映画
  22. 樋口尚文の千夜千本 第199夜『リボルバー・リリー』(行定勲監督)
    …ハードボイルド活劇を実らせるものは日常の恋愛模様などを描くことの多かった行定勲監督が活劇を撮るということで話題の作品だが、そもそも行定監督の描く「日…
    樋口尚文映画
  23. 樋口尚文の千夜千本 第198夜『福田村事件』(森達也監督)
    …殺しが静かにやって来るとにかく静かで、のどかなのである。期待をこめて一番乗りで『福田村事件』の試写を観て、さまざまなことを考えさせられた。ところがそ…
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  24. 樋口尚文の千夜千本 第197夜 『怪物』(是枝裕和監督)
    …あなたも「怪物」を生み出すか往年のいかにも鷹揚なネタバレの批評や宣伝に慣れきっていた世代としては、当節のネタバレへの配慮は観客としてありがたくもあり…
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  25. 樋口尚文の千夜千本 第196夜 『零落』(竹中直人監督)
    …だめな男と頑なな女が映画を澄みわたらせるだめな男、頑なな女を描く映画になぜ傑作が多いのか。それも過度にだめであったり、頑なであったりするほうがさらに…
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  26. 樋口尚文の千夜千本 第195夜『シン・仮面ライダー』(庵野秀明監督)
    …原作のクールさとテレビのキッチュさへの濃すぎる愛1960年代、予算もかけ作品内容も練った円谷プロ=TBSの『ウルトラマン』『ウルトラセブン』に夢中だ…
    樋口尚文映画
  27. 樋口尚文の千夜千本 第194夜『樋口真嗣特撮野帳』(樋口真嗣 著)
    …猛烈なあがきと厳粛な祈りの設計図樋口真嗣監督が『シン・ゴジラ』に続いて『シン・ウルトラマン』でも日本アカデミー賞の監督賞で顕彰され、その女房役をつと…
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  28. 樋口尚文の千夜千本 第193夜 『ドキュメンタリーの舞台裏』(大島新 著)
    …ドキュメンタリーの可能性と危うさを実践的に思考する思えば劇映画を創るためのテキストはあまた著されてきたが、ドキュメンタリーを創るための基礎的で、かつ…
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  29. 樋口尚文の千夜千本 第192夜 【追悼】大森一樹監督
    …日本映画の「転換点」となったしなやかな映画的感性2022年11月12日、大森一樹監督逝く。まだ70歳とはいかにも早すぎる。大森監督と知り合ったのは4…
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  30. 樋口尚文の千夜千本 第191夜『戦慄のリンク』(鶴田法男監督)
    …検閲の午後の降霊祭中国の人たちは海賊版で『リング』『呪怨』のようなJホラーに親しんでいるが、実は霊的なものが出てくるホラー映画、オカルト映画のたぐい…
    樋口尚文映画
  31. 樋口尚文の千夜千本 第190夜 【追悼】島田陽子、遅れてきた華麗なるヒロイン
    …70年代の「大作」映画が島田陽子という「虚構」を必要とした島田陽子の真の輝きは、やはり1970年代の同時代を知る人にしかわかってもらえないかもしれな…
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  32. 樋口尚文の千夜千本 第189夜 『PLAN75』(早川千絵監督)
    …変哲もないが味わい深き人生の「生地」世界的にも異常な高齢化が進行し、年金や医療の崩壊がささやかれるこの国にあって、75歳に達したシニアが生死を選択で…
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  33. 樋口尚文の千夜千本 第188夜『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)
    …クライム・ストーリーをピクニックのように家族、親子をめぐる関係性を、彼らが引き起こした犯罪や事故という特殊な事態を通して見つめることが是枝作品にあっ…
    樋口尚文映画
  34. 樋口尚文の千夜千本 第187夜『シン・ウルトラマン』(樋口真嗣監督)
    …見返り巨人は、途上にて輝く冒頭のおなじみの渦巻きクレジットから(いや厳密に言えばその前に古式ゆかしい「東宝映画」のクレジットに始まり)、全篇これオマ…
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  35. 樋口尚文の千夜千本 第186夜『名付けようのない踊り』(犬童一心監督)
    …しなやかな視座のみがこの自由さを捕獲できる20年前の『たそがれ清兵衛』で殺気の剣豪に配役されるまで、「田中泯」という名前には「前衛の人」「アングラの…
    樋口尚文映画
  36. 樋口尚文の千夜千本 第185夜『香川1区』(大島新監督)
    …作品と現実の「化学反応」が生む緊張と熱気前作『なぜ君は総理大臣になれないのか』で自ら次回作のハードルを上げまくった大島新監督だが、話題の続篇『香川1…
    樋口尚文映画
  37. 樋口尚文の千夜千本 第184夜『水俣曼荼羅』(原一男監督)
    …見えざる権力は見える細部に畏怖するあの『さようならCP』から実に半世紀近くが経ち、昨日観たかのように鮮烈な『ゆきゆきて、神軍』からも34年が過ぎ、い…
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  38. 樋口尚文の千夜千本 第183夜 『愛のまなざしを』(万田邦敏監督)
    …無根拠がマウンティングしあう映画的な昂りまず、傑作『UNloved』『接吻』の系譜に連なる、映画的なエッセンスを凝集した万田邦敏監督の野心作の誕生を…
    樋口尚文映画
  39. 樋口尚文の千夜千本 第182夜『日本沈没』4Kデジタルリマスター版 樋口真嗣・清水俊文インタビュー
    …4Kリマスターによって見えてくる演技と特撮の秘めしポテンシャル最近、イマジカによる1976年の市川崑監督『犬神家の一族』の4Kデジタルリマスターの鮮…
    樋口尚文映画
  40. 樋口尚文の千夜千本 第181夜『アレックス STRAIGHT CUT』(ギャスパー・ノエ監督)
    …謎めいた作家的「暴挙」に笑いを禁じ得ない2003年度の某映画雑誌のベスト・テンで私は『アレックス』を第一位に選んだのだが、その直後にネットで「この評…
    樋口尚文映画
  41. 樋口尚文の千夜千本 第180夜 『犬神家の一族』4Kデジタルリマスター版(市川崑監督)
    …犬神家よりも謎多き、この映画のスクリーン・サイズ1976年10月16日に公開された角川映画第一作『犬神家の一族』から45年を記念して「角川映画祭」(…
    樋口尚文映画
  42. 樋口尚文の千夜千本 第179夜『アレックスSTRAIGHT CUT』ギャスパー・ノエ監督インタビュー
    …再編集版はまるで私の予想を超えた衝撃性を生み出した2002年の第55回カンヌ国映画祭に出品されたギャスパー・ノエ監督、モニカ・ベルッチ主演『アレック…
    樋口尚文映画
  43. 樋口尚文の千夜千本 第178夜 『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』(岡田秀則監修)
    …壮麗な映画絵看板は映画そのもののプレリュードであった大阪で映画看板の制作を長年手がけてきた工芸社が遺した厖大なネガが、創業者の没後10年にあたる20…
    樋口尚文映画
  44. 樋口尚文の千夜千本 第177夜 【追悼】千葉真一、肉体を映画に捧げし作品至上主義者
    …千葉真一は「肉体」を超えて「映画史」を創った最近は千葉真一のアクションを大スクリーンで拝む機会も滅多にないが、たまさか逝去の直前に国立映画アーカイブ…
    樋口尚文映画
  45. 樋口尚文の千夜千本 第176夜『孤狼の血 LEVEL2』(白石和彌監督)
    …犀利な視座でぬかりなき白石演出の暴力表現2013年の『凶悪』で一気に注目され、2016年の『日本で一番悪い奴ら』以降はほぼ毎年監督作を発表し、201…
    樋口尚文映画
  46. 樋口尚文の千夜千本 第175夜 『24フレームの映画学 映像表現を解体する』(北村匡平 著)
    …自在に軽快に映画という「システム」を凝視する『スター女優の文化社会学 戦後日本が欲望した聖女と魔女』『美と破壊の女優 京マチ子』といった野心的な著作…
    樋口尚文映画
  47. 樋口尚文の千夜千本 第174夜『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(三池崇史監督)
    …もののあわれの情感はヤンキーな痛快さへ映画黄金期の「邦画五社」の雄であった大映は、映画興行が不振を極めた1971年に倒産、1974年に徳間書店の傘下…
    樋口尚文映画
  48. 樋口尚文の千夜千本 第173夜 「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)
    …繊細な地震計のように人生のさざなみをとらえるこんなタイトルの作品だが、特にクルマが移動することに格別の意味が持たされているという気はしなかった。むし…
    樋口尚文映画
  49. 樋口尚文の千夜千本 第172夜 『竜とそばかすの姫』
    …相反する二極の作風が奇跡的に融合した途方もない傑作これまでにもひじょうに質の高いアニメーション映画を手がけてきた細田守監督だが、かつて試行してきたさ…
    樋口尚文映画
  50. 樋口尚文の千夜千本 第171夜【生誕90年】篠田正浩監督インタビュー(後篇)
    …「日本のヌーベル・バーグ」の旗手として1960~70年代の日本映画を牽引し、80年代以降は異色の話題作、問題作を連打する娯楽映画の名匠として活躍した…
    樋口尚文映画

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