レコード会社、雑誌編集などを経てフリーのライターに。 現在、テレビ雑誌やウェブ媒体で、監督や俳優などのインタビューおよび作品レビュー記事を執筆中。2010~13年、<PFF(ぴあフィルムフェスティバル)>のセレクション・メンバー、2015、2017年には<山形国際ドキュメンタリー映画祭>コンペティション部門の予備選考委員、2018年、2019年と<SSFF&ASIA2018>のノンフィクション部門の審査委員を務めた。
記事一覧
- 性虐待を受けた少女の心の声に思いを寄せて。一度は芸能活動を辞めた彼女をヒロインに起用した理由
父から性的虐待を受けた18歳の少女の心の声を見つめた映画「アリスの住人」。性暴力を受けたヒロインの心の軌跡を丹念に描きあげた澤佳一郎監督に訊く。全四回インタビューの第三回。
- 勝手が許される弟と大人にならざるをえない兄の立場の違いを描く。そして映画を最後に閉店した酒屋への感謝
いまはもうない一軒の酒屋さんが、監督にもキャストにも大きな影響を与えて生まれた映画「中村屋酒店の兄弟」のインタビュー集。俳優の藤原季節に続き、白磯大知監督に訊く。全四回インタビューの第四回。
- 神戸に実在するシェアハウスの日々に心を寄せて。コロナ禍前、当たり前にあった何気ない日常の愛しさを!
平凡な日常がとても愛おしくなる映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」。コロナ禍、ウクライナの悲惨な状況を目の当たりにする今、わたしたちに大切な何かに気づかせてくれる本作について前田実香監督に訊く。(全四回)
- 権力に狙い撃ちされた元記者の闘いの記録。政治タブー案件にテレビ局は難色、職を辞して挑むことに
「捏造記者」といういわれなきレッテルを貼られた元新聞記者の闘いを記録した映画「標的」。権力者の横暴、メディアの弱体化など、日本の問題に迫る本作について西嶋真司監督に訊く。全六回インタビューの第二回。
- いまのテレビでは出演NGの人気芸人を密着取材。萎縮する一方のテレビの存在意義に危機感を抱いて
「テレビに出せない」といわれる芸人、松元ヒロを追ったドキュメンタリー「テレビで会えない芸人」。ひとりの芸人から、浮かび上がるテレビの現状とは?鹿児島テレビの四元良隆、牧祐樹の両監督に訊く。(全五回)
- 異様にみえる日本の母親と息子の関係に着目した理由。「日本のジェンダーギャップにもつながる気がした」
平凡に見える中年女性の異常に思える若い男への執着を描く「親密な他人」。危ういヒロインを体現した黒沢あすかに続いて、中村真夕監督に訊く。全四回インタビューの第一回。
- コンゴの性暴力被害が日本と無関係ではない衝撃の事実。アクションを起こせば、変化する可能性がある
コンゴでいまも続く凄惨な性暴力の現実を伝えるドキュメンタリー映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』。犠牲者40万人以上の事実と向き合う医師に迫った立山芽以子監督に訊く番外編。
- 性虐待を受けた少女の心の声に思いを寄せて。なぜ風俗で働くかなど、分からないことを大切にしたかった
父から性的虐待を受けた18歳の少女の心の声を見つめた映画「アリスの住人」。性暴力を受けたヒロインの心の軌跡を丹念に描きあげた澤佳一郎監督に訊く。全四回インタビューの第二回。
- 常に愛想笑いをしてしまう自分が嫌でたまらない20代の女性を演じて。「自分のことだと思いました」
元町映画館が開館10周年を迎えて製作した映画「まっぱだか」。心から笑えなくなってしまった男女のめぐり逢いを描いた本作で、ヒロイン役を射止めた神戸在住の女優、津田晴香に訊く。全四回インタビューの第二回。
- 騒音×クレーム手紙×ルームシェア=どんな物語に? 目指したのは勝手に命名「地味ミュージカル」!
国内映画祭で高い評価を受けた映画「距ててて」。手掛けた創作ユニット「点と」の加藤紗希と豊島晴香に、その作品世界について訊く。全六回インタビューの第一回は、オムニバス形式の本作の一編「ホーム」について。
- 弟は勝手が許され、兄は大人にならざるをえないのか?兄弟の微妙な立場の違いを描いて考えたこと
いまはもうない一軒の酒屋さんが、監督にもキャストにも大きな影響を与えて生まれた映画「中村屋酒店の兄弟」のインタビュー集。俳優の藤原季節に続き、白磯大知監督に訊く。全四回インタビューの第三回。
- 事実を伝えた記者が誹謗中傷に晒され、捏造記者とされる事態に。権力に狙い撃ちされた元記者の闘い
「捏造記者」といういわれなきレッテルを貼られた元新聞記者の闘いを記録した映画「標的」。権力者の横暴、メディアの弱体化など、日本の問題に迫る本作について西嶋真司監督に訊く。全六回インタビューの第一回。
- 四兄妹の末っ子、しっかり者の妹を演じて。撮影終了後、急遽担当の決まったナレーションに込めた思い
俳優で劇団主宰者の崔哲浩が実体験を基に、在日コリアン家族の歩みを描いた「北風アウトサイダー」。作品のキーパーソンである一家のまとめ役ミョンヒを演じた櫂作真帆に訊く。全四回インタビューの第四回。
- 神戸にひっそり佇むシェアハウスの日常を映画に。実際の住人たちが演じることになった理由とは?
平凡な日常がとても愛おしくなる映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」。コロナ禍、ウクライナの悲惨な状況を目の当たりにする今、わたしたちに大切な何かに気づかせてくれる本作について前田実香監督に訊く。(全四回)
- 単独ライブは常に満員御礼!でも、いまのテレビは絶対に出演させられない人気芸人にカメラを向けて
「テレビに出せない」といわれる芸人、松元ヒロを追ったドキュメンタリー「テレビで会えない芸人」。ひとりの芸人から、浮かび上がるテレビの現状とは?鹿児島テレビの四元良隆、牧祐樹の両監督に訊く。(全五回)
- 女性教師の夫とのセックス動画が流出。なぜ夫婦の愛の行為は問題視され、街に溢れる性的な広告は許される?
本番セックスシーンから始まり、世界で物議を醸す「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」。監督と本作を作り上げたアダ・ソロモン プロデューサーに訊く全四回インタビューの第三回。
- 若い男に異常な執着を見せる46歳女性を艶めかしく体現。黒沢あすか「演技に関しては変化を恐れずに」
平凡に見える中年女性の異常に思える若い男への執着を描く「親密な他人」。地味で控えめな日常の印象から、時に艶めかしく豹変するヒロインを体現した黒沢あすかに訊く。全四回インタビューに続く番外編の第二回。
- 快活なSMの女王様から、ふしだらな毒母に。奔放さを物語るタンゴを踊るシーンはトラブルを乗り越えて
映画「夕方のおともだち」でSMの女王様役に挑んだことが記憶に新しい菜 葉 菜。現在公開中の「ホテルアイリス」では毒親ともいうべき母役でまたも鮮烈な印象を残す彼女に訊く。全二回インタビューの第二回。
- 「みぽりん」での声優アイドル役も話題の彼女。地元・神戸、元町映画館発の映画でヒロインに!
元町映画館が開館10周年を迎えて製作した映画「まっぱだか」。心から笑えなくなってしまった男女のめぐり逢いを描いた本作で、ヒロイン役を射止めた神戸在住の女優、津田晴香に訊く。全四回インタビューの第一回。
- 1日10時間以上、週6日働き、僅か月100ユーロ。実話を基に縫製工場の女性ワーカーたちの闘いを描く
<世界の縫製工場>といわれるバングラデシュの働く女性たちの現実を描いた映画「メイド・イン・バングラデシュ」。綿密な取材のもと本作を完成させたルバイヤット・ホセイン監督に訊く全四回インタビューの第四回。
- 一度出演を断られた俳優に目の前で「もう一度、脚本を読んでいいですか」。待ち時間の心境は?
いまはもうない一軒の酒屋さんが、監督にもキャストにも大きな影響を与えて生まれた映画「中村屋酒店の兄弟」のインタビュー集。俳優の藤原季節に続き、白磯大知監督に訊く。全四回インタビューの第二回。
- 若い男に執着する妖艶な46歳女性を演じた黒沢あすか。狂気の役でついた怖い人イメージを払拭中?
平凡に見える中年女性の異常に思える若い男への執着を描く「親密な他人」。地味で控えめな日常の印象から、時に艶めかしく豹変するヒロインを体現した黒沢あすかに訊く。全四回インタビューに続く番外編の第一回。
- 障がいのあった友が最期に遺したセックスの記録を映画に。色褪せない作品、でも史上最低画質かも??
たった1館での1日の上映予定から異例の全国劇場公開となった映画「愛について語るときにイケダの語ること」。反響止まない本作について改めて真野勝成プロデューサーと佐々木誠監督に訊く。対談の番外編第二回。
- 女性教師のプライベートセックス動画が流出。彼女の学校追放処分は妥当で、男性教師ならお咎めなし?
本番セックスシーンから始まり、世界で物議を醸す「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」。監督と本作を作り上げたアダ・ソロモン プロデューサーに訊く全四回インタビューの第二回。
- 快活なSMの女王様から、ふしだらな毒母に。よく求められるダークサイドの女性役で大切にしたことは?
映画「夕方のおともだち」でSMの女王様役に挑んだことが記憶に新しい菜 葉 菜。現在公開中の「ホテルアイリス」では毒親ともいうべき母役でまたも鮮烈な印象を残す彼女に訊く。全二回インタビューの第一回。