1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2024年9月新刊『防災気象情報等で使われる100の用語』(近代消防社)という本を出版しました。
関連リンク(外部サイト)
記事一覧
676〜700件/1,817件(新着順)
- 大きな高気圧に覆われ「一円玉天気」で「ヘソ天」の天気図
- 花を散らす花雨から雨のような花雨へ 寡雨のときは過雨ではなく佳雨や嘉雨が望まれる
- 気象庁の玄関にゲタのハリボテ 34年前のエイプリルフール(4月1日)
- 4月から紫外線の季節到来 29年前の4月1日より始まった紫外線予報
- 今年の3月の日曜はいつも雨 花に嵐は天の采配か
- 世界気象デーと海中の観測 日本は国連加盟の3年前から国連の専門機関「世界気象機関」に加盟していた
- 東京でさくら満開 東京のさくらの観測を行う標本木がある靖国神社で、115年前に上昇気流観測の試み
- 3月の週末はいつも催花雨 今週も来週も
- 111年前の銚子から鹿嶋沖での漁船遭難からジェット気流を発見した高層気象台設置へ
- 自然災害が相次いだ貞観時代 東日本大震災は1200年は無理でも100年は災害を忘れないための工夫を
- ようやく「光の春」から「暖かい春」到来へ
- 昭和初期の海難から生まれた海の男を育てる「日本丸」と「海王丸」
- 民間競争11年目の「桜の開花予想」 平年より早い開花でも「人相似」とするために例年と違った花見を
- 寒いのも今回まで コロナ影響でも春を告げる若狭の「お水送り」と奈良の「お水取り」
- 寒暖差の激しかった2月後半から暖かい日が多い本格的な春到来の3月へ
- 「二・二六事件」は降雪の中での事件ではなく、大雪が残っていた寒い日の事件
- 今年から変わった気象庁の「桜の開花」と「桜の満開」の観測
- 九州は春本番、近畿と東日本太平洋側は続かない暖かさで本格的な春は少し先
- 台風1号がフィリピンでも珍しい2月の上陸へ 一般的に被害が大きいのは晩秋の台風
- 強い台風並みに発達した低気圧と発生しそうな台風1号と予報円の英語呼称
- 強い寒気南下で北日本中心の暴風と日本海側の大雪 寒気の強さは新田次郎が開発したラジオゾンデで観測
- 地震被災地を襲う「二つ玉低気圧」と、北日本~日本海側の地方を襲う「猛烈に発達した低気圧」
- 全国的に4月の暖かさ 来週は強い寒気南下で上海でいう「春宣言」は東京も福岡もまだ先
- 「えひめ丸」がハワイ沖で潜水艦と衝突沈没してから20年 残された観測記録は今も生きている
- 初めて新聞に掲載された気象記事は東京で46センチの積雪があった138年前