早稲田大学ではラグビー部に所属。卒業後、共同通信社で運動部記者として、プロ野球、大相撲、五輪などを担当。4年間、米NY勤務。02年に同社退社後、ノンフィクション作家に。1988年ソウルから2016年リオデジャネイロまでのすべての夏季五輪ほか、サッカー&ラグビーW杯、WBC、世界水泳などを現場取材。人物モノ、五輪モノを得意とする。酒と平和をこよなく愛する。日本文藝家協会会員。元ラグビーワールドカップ組織委員会広報戦略長、現・日本体育大学教授。著書は近著の『ノーサイドに乾杯!-ラグビーのチカラを信じて』(論創社)ほか、『汚れた金メダル』『なぜ、東京五輪招致は成功したのか』など多数。
記事一覧
- ラグビーの新生・日本代表の成長を予感~FWの円熟コンビ、苦笑の稲垣と笑顔の堀江
ラグビーの新生・日本代表が25日、北九州で、ウルグアイ代表に43-7で完勝した。とくにディフェンス力とスクラムで圧倒。プロップ稲垣啓太とフッカー堀江翔太の円熟コンビは笑顔でチームの成長に自信を示した。
- 感謝と祈り、楕円球がつなぐトンガと日本の絆~復興支援ラグビーマッチ
海底火山の大噴火と津波で被災したトンガ王国の復興を支援するラグビーの親善試合が11日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた。試合後、トンガ出身選手と日本代表候補らはひとつの輪になって、感謝と祈りを捧げた。
- 欧州王者・フランス代表戦で分かる日本代表の“現在地”~至福の「ライブビューイング」
ラグビー日本代表が欧州王者のフランス代表に挑む。初戦は7月2日(愛知・豊田)。東京都内では、ライブビューイングが実施される。解説役が、元日本代表ロックの真壁伸弥さん。日本の”現在地”が分かる、と言う。
- BL東京の森太志、涙の交代劇「ファンの拍手がうれしくて」~ラグビーLO3位決定戦
ラグビーリーグワンの3位決定戦は28日行われ、東芝ブレイブルーパス東京は、クボタスピアーズ船場・東京ベイに敗れた。ただ、準決勝でミスを連発した34歳フッカー森太志が奮闘。交代の際には感激の涙を流した。
- 36歳の堀江翔太が元気なワケ「ラグビーが面白い」
ラグビーのリーグワンの初代王者を目指し、埼玉パナソニックワイルドナイツが決勝(29日・国立競技場)に進出した。注目が36歳のフッカー堀江翔太。「30歳の頃より、いい感じて動けています」と笑うのだった。
- 生誕70年。天国の“タックルマン”石塚武生さんからの熱いメッセージ
伝説の”タックルマン”、石塚武生さんが存命なら、今日18日で70歳となる。故人が遺した日記やラグビーノートの記述をまとめた一冊が発刊された。「目は空高く見上げ、地べたを這う努力を」
- ラグビー新リーグ、BL東京「楕円でつながる未来へ」トライ
ラグビー・リーグワンの”府中ダービー”が1日行われ、東芝ブレイブルーパス東京が首位の東京サンゴリアスに27-3で完勝した。チームとファンと地域が一体となった「ワンチーム」の勝利。楕円でつながる未来へ。
- サクラ咲く。全国の地で魅せた修猷魂
修猷伝統の「魂のラグビー」だった。全国高校選抜ラグビー大会が開幕、文武両道でなる福岡の修猷館が31-10で伝統の秋田工を破った。14年ぶり2度目の出場で初の初戦突破。白と水色の横縞ジャージが躍動した。
- オリンピックを愛した情熱の人、石原慎太郎さん逝く
89歳で亡くなった元東京都知事の石原慎太郎さんは、スポーツの持つ力を信じオリンピックを愛していた。2016年大会招致失敗後も「松明の火を消してはならない」と20年大会招致に乗り出した。情熱の人だった。
- トンガのために。釜石GM「ラグビーの助け合い精神」
ラグビーの日本とトンガの交流は深い。トンガでの海底火山の大規模噴火を受け、ラグビーの釜石シーウェイブスが支援に立ち上がった。23日の試合会場では、チャリティーTシャツを販売したり、募金を呼び掛けたり。
- 新型コロナ感染拡大がラグビー新リーグを直撃「コントロールできる部分に集中する」
新型コロナの感染拡大がラグビー新リーグを直撃しているなか、クボタスピアーズ船橋はシャイニングアークス浦安に競り勝った。日本代表の主将でもあるラブスカフニは「コントロールできる部分に集中する」と言う。
- 信頼回復への第一歩、ダークネスを乗り越える~新リーグ開幕、東葛も「感謝」の全力プレー
ラグビーのリーグワンが開幕。開幕前に外国人選手(契約解除)が違法薬物所持で逮捕されたNECグリーンロケッツ東葛もひたむきに走りぶつかった。感謝を胸に。横浜に敗れたが、信頼回復への第一歩を踏み出した。
- ラグビー新リーグ「リーグワン」キックオフ。D2では”日野旋風”が吹くか
ラグビーの新リーグ「リーグワン」がいよいよ開幕する。リーグは3部制だが、2部にもご注目を。日野レッドドルフィンズの堀江恭佑主将は「2部を盛り上げて、1部に昇格したい」と言う。”日野旋風”は吹くか。
- 信頼回復はグラウンド内外の真摯な活動で~ラグビーリーグワン東葛選手の薬物所持逮捕を受け
新規契約選手の違法薬物所持逮捕を受け、ラグビー「リーグワン」の東葛は4日の記者会見で、リーグ開幕戦に予定通り出場することを発表した。活動自粛や廃部などのチームの連帯責任は回避された格好だ。なぜ?
- なぜスクラムは崩れるのかー激闘の明大対早大、ラグビーの不思議を考える
ラグビーでよくわからないのがスクラムである。大学選手権準々決勝の明大対早大では再三、スクラムが崩れた。組み直しがあった。スクラムでなぜ、反則が起こるのか。どちらのチームの責任なのか。判断は難しい。
- 帝京大の強さは4年生の結束力。主将不在でも、慶大に圧勝し、対抗戦全勝優勝
関東大学ラグビーは4日、帝京大が慶大に64-14で圧勝し、全勝優勝を決めた。負傷の細木主将の代役として先発出場した右プロップ奥野が大活躍。ポジション争いの末の4年生の結束力が帝京大の強さを支えている。
- 信頼の結実「歴史を変える」。古豪・日体大が13季ぶりの全国キップをつかんだ理由
信頼の結実である。ラグビーの関東大学・対抗戦の古豪、日体大が筑波大を35-17で破り、13季ぶりの大学選手権出場を決めた。日体大にとっては、新たなスタート。なぜ日体大が大学選手権の出場をを決めたのか。
- 才能を大きく伸ばす指導法とは~OBが日本代表先発5人&全勝キープの帝京大・岩出雅之監督
関東大学ラグビーの全勝対決は帝京大が14-7で明大を下し、開幕からの6連勝でトップに立った。その日、日本代表×スコットランド戦では帝京大OBが日本の先発に5人も並んだ。優れた才能を育てる指導法とは。
- 打倒!スコットランドへ結束 プロップ稲垣啓太「ポイントは判断」
ラグビー日本代表が20日、敵地エディンバラでスコットランド代表と戦う。2019年W杯では倒した相手。苦戦続きの日本だが、その再現をもくろむ。プロップ稲垣啓太は規律を課題に挙げ「ポイントは判断」と言う。
- 心やさしきラグビー人、日比野弘さん逝く
元早大ラグビー部監督で、日本代表監督、日本協会副会長や名誉会長などを歴任した日比野弘さんが14日、亡くなった。86歳だった。ラグビーを愛し、人を愛し、「フォア・ザ・オール」に生きた生涯だった。
- 「26歳」と笑う40歳のトモさん、日本ラグビー現役復帰の3つの理由
2019年限りで引退した元日本代表ロックの「トモさん」ことトンプソン・ルークが、日本ラグビーに電撃復帰することになった。新リーグ「リーグワン」の浦安が13日、発表。40歳の現役復帰の3つの理由とは。
- アイルランドラグビーの至宝、100キャップのセクストンが周りから愛されるワケとは
アイルランドラグビーの至宝、36歳のSOセクストン主将が光り輝いた。6日、ダブリンの日本代表戦に出場し、テストマッチ100試合出場を記録。的確な判断と力強いランで、チームに60-5の勝利をもたらした。
- 帝京大が早大撃破。スクラムで証明したチームの結束とは。
3日の大学ラグビーでは、帝京大がスクラムで早大を圧倒し、29-22で勝利した。昨季の雪辱を果たし、開幕5連勝。スクラムの押しがチーム全体の連携と結束を生み、3季ぶりの優勝に向けて自信を深めさせた。
- 独自のスタンダードを作り上げていきたいー世界一のスクラムを目指すラグビー日本代表の稲垣啓太
ラグビー日本代表の宮崎合宿が始まった。「世界一のスクラムを目指す」と公言する31歳プロップ、稲垣啓太は「独自のスタンダードをつくり上げたい」と言う。23日には大分で豪州代表戦。「勝たないと意味がない」
- 元日本代表の冨田真紀子がフランス挑戦「ずっとラグビーの道はつづく」
女子ラグビーの元日本代表の冨田真紀子が、フランス南西部のポーのクラブチームに挑戦することになった。期間は約10カ月。13日に出発予定。「ワクワクしています」と、30歳は新たな旅発ちに胸を弾ませる。