連休中の処方せん期限切れ・体調不良にご注意 #専門家のまとめ
ゴールデンウィークが近づいてきました。連休中は、医療機関や調剤薬局の対応に普段より制限がかかります。連休に際して「処方せんの期限が切れた」「旅行先で発熱した」などのトラブルが予想されるため、先回りして予習しておきましょう。
ココがポイント
▼処方せんは有効期限が「4日間」しかありません。連休中に期限が切れてしまう可能性があります。
・連休中の処方せん「期限切れ」に注意を 対策は(Yahoo!ニュース エキスパート 倉原優)
▼具合が悪いけどすぐに病院に行った方がいいかな・・・と迷った場合は「救急安心センター事業」へ。
・救急安心センター事業(#7119)ってナニ?(総務省消防庁)
▼休日・夜間の子どもの症状にどう対処してよいか分からないときは、「子ども医療電話相談事業」へ。
・子ども医療電話相談事業(♯8000)について(厚生労働省)
エキスパートの補足・見解
今回のゴールデンウィークでは、平日3日間に休暇を取得して10連休にしている方が多いかもしれません。
処方せんの期限は、発行日を含めて4日間です。たとえば、5月2日に処方せんが発行された場合、連休中に期限が切れてしまうのでご注意ください。
国内旅行の場合、どの医療機関が対応できるか確認してから受診するようにしましょう。幸いにも今年は4月30日、5月1日、5月2日が平日であり、多くの医療機関が開いています。急を要する場合、上記の#7119や#8000にご相談ください。
新型コロナやインフルエンザの患者数はかなり減少しましたが、それでも流行期の状態が続いています。感染する可能性を頭の片隅に入れつつ、レジャーを楽しむようにしましょう。
持っていくのを忘れがちなのが「おくすり手帳」です。たくさんの薬剤を服用している場合、これがないと旅行先の医療機関の対応に苦慮します。必ず持参しましょう(下図)。