衝撃的会見! NewJeansプロデューサー暴露「LE SSERAFIMデビュー時期から会社と摩擦」
所属会社の親会社HYBEからの「会社乗っ取り剥奪疑惑」「解任要求」、そして自らの「親会社への不満暴露」で渦中のミン・ヒジン氏(NewJeansプロデューサー)が25日15時からソウルで会見に臨んだ。
冒頭ではまず大量のフラッシュにストレスを感じた本人が「この状況では集中してお話できません」「私は芸能人ではないので」「お話の内容が重要ですのでご理解いただきたい」と撮影自制を願い出ると、メディアと小さな言い争いになる一幕もあった。
会見3日前に発表したミン・ヒジン氏サイドのプレスリリース全文「IILLTはコピー」
「数日間眠れずにいる」、「ナーバスになっている」という彼女が主に説明した内容は次の二つだった。
「『経営権はく奪疑惑』を提起したHYBE側が、その証拠として25日に公開したカカオトーク内容に対する背景説明」
背景にはストーリーがあり、字面だけでは理解してもらえない、と説明した。
「HYBEで受けてきた理不尽な扱いとトラブル」
会社のせいで精神病院にまで通った、HYBEでは一日たりとも心が穏やかな日はなかったと言い「会社を乗っ取ろうとなんて考えるわけもない」と説明した。
さらに会見の後半では、この日に記者会見を開いた理由を「明日にはNewJeansの新曲概要が発表されるから、質問がこのトラブルに集中したいため」と。さらにNewJeansのメンバーを思い、涙する場面も見られた。
会見は2時間半以上に渡り、現在も続いている。そのうちの一つを紹介する。
「サクラのチームを先にデビュー…」 会社との軋轢の始まり
親会社であるHYBE、そして自らにオファーを出したというパン・シヒョク氏との摩擦だ。
これが本格的に始まったのは、同社傘下で別のレーベル子会社「SOURCE」からデビューしたLE SSERAFIMとの「デビュー時期を巡る摩擦」だったという。本人の記憶では「2021年の6月か7月」だ。
2019年のHYBE入社時からミン・ヒジン氏がプロデュースするガールズグループ(後のNewJeans)は「HYBE最初のガールズグループ」としてデビューさせるべくプロジェクトが進んでいた。
スピード感も必要だったため、当初、ミン・ヒジン氏のグループは「パン・シヒョク氏プロデュース、ミン・ヒジン氏ビジュアル、ソースミュージック(LE SSERAFIMのレーベル)マネジメントで始めようとという提案があったという。
パン・シヒョク氏はこう言ったと、ミン氏は主張している。
「ソースミュージックにはすでに練習生がいる。その中からメンバーを選ぶのはどうか」
ミン・ヒジン氏は言葉通りレッスン生を見たが、現NewJeansのミンジのみが好むコンセプトに合ったという。そして「ソースミュージックの練習生からメンバー選ぶ」という話は辞退した。可能な限り「最初から作りげたい」と考えたからだという。
しかし、2021年6月か7月頃、ミン氏は急に会社の事務所に呼ばれ、ある通告を受けた。
『HYBEの最初のガールズグループはSOURCEから出すべきだと思います。宮脇咲良、キム・チェウォンを筆頭としたグループを出すことにしました」
相談もなく、一方的な通告だった点に大きく当惑したという。そしてメンバーや親のことを考え、悩んだ。「HYBE最初のガールズグループとしてデビューする」と話をして、レッスンしてきたからだ。
「両親には話したが、HYBEにもSOURCEにも不満があるから理解してくれました。その次にもっと唖然としたのはHYBEのCEO氏が私にあるお願いをしたことです。『LE SSERAFIMが出るまでNewJeansの宣伝をしないでほしい』と。『なぜ宣伝したらいけないのか』と聞いたら、『ミン・ヒジンのガールズグループのように勘違いさせなければならない』と。私は『それが道理になるのか。なぜチンピラのように働くのか』、『君たちが邪魔しても私の力でうまくやればいい』と思って、そうした。私は結局、NewJeansが宣伝できないようにボイコットを4か月受けた。私とパン・シヒョクさんは相性が合わない」(ミン氏)
その後、コロナの時期もありパン氏とのコミュニケーションも難しくなった。カカオトークなどを通じ、改めてコンセプトを説明し直すようなこともあったという。
かくして2022年5月、LE SSERAFIMが先にデビュー。NewJeansは同年7月のデビューとなった。
NewJeansは翌年の8月に早くも米国ビルボードで1位を獲得。
このとき、ミン氏はパン氏から聞かれた一つのキーワードに驚いたという。
「楽しいですか?」
こういった状況が一つや二つではなかったため、HYBEの経営権が欲しいとなど思ったこともない、というのがミン氏の主張だ。ミン氏が暴露した内容はあまりにも多い。この点はあくまで一部。追ってレポートする。