
水上賢治
映画ライター
レコード会社、雑誌編集などを経てフリーのライターに。 現在、テレビ雑誌やウェブ媒体で、監督や俳優などのインタビューおよび作品レビュー記事を執筆中。2010~13年、<PFF(ぴあフィルムフェスティバル)>のセレクション・メンバー、2015、2017年には<山形国際ドキュメンタリー映画祭>コンペティション部門の予備選考委員、2018年、2019年と<SSFF&ASIA2018>のノンフィクション部門の審査委員を務めた。
記事一覧
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- 難民キャンプで語られるパレスチナ人の苦難。日本の観客の心もとらえたパペット・アニメ『ザ・タワー』
- 世界の秀作が揃う<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019>で来日した世界の映画人へのインタビュー第4回。最終回となる今回は、アニメー作品『ザ・タワー』のパトリス・ネザン プロデューサーに訊く。
- 12/10(火) 15:00
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- 困窮の果て、代理母出産へ。都市と地方の格差から家族愛までを描くブルガリア映画『イリーナ』
- 世界から秀作が揃う<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019>で来日した世界の映画人へのインタビュー第3回。監督賞に輝いたブルガリア映画『イリーナ』のステファン・キタノフ プロデューサーに訊く。
- 12/10(火) 7:30
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- シリア内戦を一般市民の女性の目線で。世界で反響を呼んだシリア人女性監督の渾身作
- 世界の優れた作品が揃う<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019>で来日した映画人へのインタビューの第2回。ヴェネチア国際映画祭で最優秀第一回監督作品賞を受賞したシリアのスダーデ・カダン監督に訊く。
- 12/9(月) 11:30
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- 高まるナショナリズムに警鐘を鳴らすデンマークの新鋭。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭より(1)
- 世界の優れた作品が揃う<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019>で来日した映画人へのインタビュー。世界から注視されるデンマークの新鋭、ウラー・サリム監督に訊く。
- 12/7(土) 8:00
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- 女性のホームレス問題を直視。制度や支援の在り方を問う<フランス映画祭2019>より(5)
- <フランス映画祭2019>で来日したフランスの映画人へのインタビュー集。最終回となる第5回は、ホームレス問題を直視した社会派ドラマ『社会の片隅で』のルイ=ジュリアン・プティ監督が登場。
- 12/6(金) 15:00
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- フランス版「毒母」?それとも「賢母」?<フランス映画祭2019>より(4)
- <フランス映画祭2019>で来日したフランスの映画人へのインタビュー集。第4回は、子育てが終わりを迎えたシングルマザーの心模様を描いた『愛しのベイビー』のリサ・アズエロス監督が登場。
- 12/6(金) 8:00
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- アラサー女性の自己革命から浮かぶ現代社会の生きづらさ。<フランス映画祭2019>より(3)
- <フランス映画祭2019>で来日したフランス映画人へのインタビュー集。3回目は、20代から女優として活躍し、今回『マイ・レボリューション』で初監督に挑んだジュディス・デイビスが登場。
- 12/4(水) 20:31
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- 自身の体験から「移民問題」を描き、ベルリンで金熊賞に輝いた1作。<フランス映画祭2019>より(2)
- <フランス映画祭2019>で来日したフランスの映画人へのインタビュー集。第2回は、自身の体験をもとに「移民問題」を独自の視点で描いたベルリン国際映画祭金熊賞受賞作の気鋭が登場。
- 12/3(火) 12:00
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- タリバンに屈しない男女の愛をアニメで表現。その意外な演出法とは?<フランス映画祭2019>より(1)
- <フランス映画祭2019>で来日したフランスの映画人へのインタビュー集。第1回は、タリバン政権下のカブールを舞台にした男女の愛を、驚きの手法でアニメーション化した二人の女性監督が登場。
- 12/2(月) 14:30
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- 人とつながる難しさ、それでもつながりたい切実さ。佐藤監督から託され体現した堀春菜が決めた演じる覚悟
- 『万引き家族』などに出演する新進女優の堀春菜と新鋭映画作家として注目を集める佐藤快磨監督のファースト・ステップから現在地が刻まれた2作品が公開。それぞれの軌跡と作品への想いを語る。
- 11/28(木) 10:30
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- 在宅復帰、社会復帰を目指す患者に寄り添う理学療法士。演じた宇野愛海が感じたこと
- 知っているようで知らない理学療法士にスポットを当てた映画『歩けない僕らは』。リハビリ医療の現場で働く人間の苦悩と挫折を体現した若手俳優の宇野愛海がその経験を語る。
- 11/27(水) 10:30
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- 上映中止から5年を経て公開へ。これを問題作にするのが問題だ!『解放区』上映の道のりが問う表現の自由
- 表現の自由の萎縮、日本全体を覆う同調圧力の流れは2014年に予兆があった。上映中止から5年、ようやく公開された『解放区』の上映までの道のりが物語ることとは?
- 11/26(火) 19:30
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- 親子の哀しい事件が相次ぐいま問われる「家族」とは? 育ての親を演じた山田真歩が考えたこと
- 生みの親と育ての親、ふたりの母親から、これからの「家族の在り方」がみえてくる映画『夕陽のこと』。育ての親を演じた山田真歩が思ったこととは?
- 11/23(土) 13:00
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- 日本も対岸の火事ではない 世界の危機を切り取るドキュメンタリー映画のいま
- 見過ごすことができない世界の問題を直視する秀逸なドキュメンタリストと作品が結集。2年に1度のドキュメンタリー映画の祭典<山形国際ドキュメンタリー映画祭2019>で体感した「世界の現在」を報告。
- 11/12(火) 9:00
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- 撮影許可まで7年。性的虐待、薬物依存、売春、塀の中の少女たちの心の痛みが日本の世界の女性と重なる
- 映画『少女は夜明けに夢をみる』は、イランの少女更生施設にカメラが入ったドキュメンタリー。殺人、薬物、売春などの罪で収容された少女たちの告白と告発と向き合ったイランの名匠に訊く。
- 11/2(土) 13:00
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- たった4日で上映中止!そして検閲。ベトナムの若き女性監督のリスク承知の覚悟の1作『第三夫人と髪飾り』
- 70以上の国際映画祭で上映され、受賞を重ねながら、本国ベトナムでは官能場面、歴史の闇をめぐり論争が起き、上映中止になってしまった『第三夫人と髪飾り』。でも、前を向くアッシュ・メイフェア監督に訊く。
- 10/19(土) 8:00
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- 老後2000万円問題の前に考えたい。映画『人生をしまう時間』が映す「自分のための人生の最期」とは
- 老後不安が囁かれる昨今、注目を浴びつつある『在宅死』。人生をいかに自分らしく幸せに閉じるのか?その大切さを教えてくれる映画『人生をしまう時間』の下村幸子監督に訊く。
- 10/18(金) 9:00
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- 同性カップルの切なる願いとは?LGBTQ映画のその先の未来に踏み込んだ『バオバオ フツウの家族』
- 子どもの誕生を願う同性カップルのたどる過程から、これからの家族像について考える『バオバオ フツウの家族』。出演者のひとりでアジアを拠点に活躍する日本人俳優、蔭山征彦の言葉を交えながら、作品を紐解く。
- 10/14(月) 10:00
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- 女はつらいよ?いまこそ知っておきたい!男性上位の映画界で道を切り拓いた女性映画作家たち
- 国立映画アーカイブの講座型上映会『映画の教室』が今回焦点を当てるのは女性監督の先駆者たち。彼女たちがいたからいまがある!劇映画から、アニメーター、記録映画まで、偉大な女性監督たちの苦難の道を知る機会に
- 10/9(水) 18:30
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- こんなヒロイン、いままでいた?世の中をざわつかす!新たな女性映画『お嬢ちゃん』
- 友人にズバズバ指摘もすれば、男相手に泣き寝入りもしない。肉親にも手加減なし。いままでいそうでいなかった!本音をぶつけるニューヒロインが登場する『お嬢ちゃん』。二ノ宮隆太郎監督と主演の萩原みのりに訊く。
- 10/9(水) 8:00
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- 裸のオヤジたちの打ち明け話にグッとくる!フィンランド発『サウナのあるところ』の正体とは?
- サウナで身も心も開放されたからこそ、飛び出すオヤジたちのここだけの話が満載!サウナ天国、フィンランド発のサウナ―映画『サウナのあるところ』。監督たちが今だから明かせるマル秘エピソードを語る!
- 9/28(土) 17:30
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- かつて・いま・これから10代のあなたへ。映画『左様なら』石橋夕帆監督×芋生悠×祷キララ鼎談
- クラスの人気者も影の薄い子も、いじめる側もいじめられる側もすべて等しくみつめた映画『左様なら』。手掛けた石橋夕帆監督と主演の芋生悠、祷キララが「学校」「教室」について語る。
- 9/27(金) 8:01
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- the pillowsのオリジナル映画で苦境にいる若者を体現。若手名バイプレ、岡山天音に注目を!
- 主演から脇役までこなし、確かな存在感を放つ俳優の岡山天音。若手バイプレイヤーともいうべきポジションで現在の日本映画界で欠かせない存在となった彼に「現在」を訊く。
- 9/26(木) 16:30
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- 名前がないから「タロウ」と呼ばれる少年が映し出す、否定したいけど否定できない日本の現実とは?
- 現在公開中の映画『タロウのバカ』は、社会のシステムからこぼれおちた少年3人の行方を描く。そこから見えてくるのは、直視しないといけない日本の現実にほかならない。手掛けた大森立嗣監督に訊く。
- 9/18(水) 10:00
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- きっと「私たちの映画」がここにある。「ニッポンの現在と未来」が見える!<第41回PFF>開催中
- オリジナルの発想で生まれ、オリジナルな輝きを放つ<PFFアワード2019>の入選作品から気になる作品をピックアップ。荒木啓子PFFディレクターのコメントともに紹介する。
- 9/11(水) 10:00