1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。
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元特捜部主任検事の被疑者ノート
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15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。
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記事一覧
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- 最高裁が令状なしのGPS捜査を違法と断定 今後の捜査に与える深刻な影響は
- ノート(45) 供述調書も量産体制に突入 その作成順序とは
- ノート(44) 懲戒免職に向けた最高検による手続の実情
- ノート(43) 改ざん事件の捜査も大詰め 核となる供述調書の内容とは
- ノート(42) 陸山会事件で起訴相当の議決 検察を敵に回すと怖いということ
- ノート(41) 量産される供述調書と厚労省事件の弁護活動をめぐる諸問題
- ノート(40) 最高検と有識者による厚労省事件の検証について思ったこと
- ノート(39) 徹底抗戦を宣言する元特捜部長らと検察ストーリーの存在
- 裁判員が勝手に現場検証をしたらアウト
- ノート(38) 拘置所における面会のルール、勾留後初となる家族との面会
- ノート(37) 検事が供述調書の中に「作文」を挿入する際の隠れた意図
- ノート(36) 元特捜部長らを追い込むために続々と積み上がる供述調書
- ノート(35) 夜間騒然とする拘置所、元特捜部長らの逮捕で新たな展開へ
- ノート(34) 内側から見た拘置所における娯楽の実態、嵐の前の静けさ
- ノート(33) 元特捜部長らの逮捕状取得に向け、作成された供述調書とは
- ノート(32) 元特捜部長らの立件を目指して着々と進む最高検の捜査状況
- ノート(31) 逮捕後初となる供述調書の作成状況やその内容
- ノート(30) なぜ元上司らの関与を供述する心境に至ったのか
- ノート(29) 検察の供述調書はどのようにして作成されているのか
- ノート(28) 早々と最高検に白旗を揚げて“完落ち”する若手検事たち
- ノート(27) 誰がフロッピーディスクに時限爆弾を仕掛けたのか?
- ノート(26) “塀の中”の衛生や医療の実態、手詰まり感のある検事の取調べ
- 「えん罪」とは何か、という定義に対する意識のズレが生む諸問題
- ノート(25) 被疑者を寝返らせるために、検事はどのような説得をしているのか
- ノート(24) 口が重い被疑者の取調べでは、どのような話題から切り出すのか