1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。
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元特捜部主任検事の被疑者ノート
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15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。
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記事一覧
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- 英国ジェームス・バルガー事件に思う 少年事件の実名報道と更生
- ノート(78) 強制捜査に向けた極秘の着手報告書までも 情報を求めるマスコミ対応の苦慮
- ノート(77) “完落ち”の瞬間と「二本のレール」
- 日歯連迂回献金事件に見る 政業癒着の懲りない体質
- ノート(76) 音楽プロデューサーによる著作権をめぐる詐欺事件との出会い
- なぜ警察はチケキャン元社長らを詐欺で立件するに至ったのか ネットを舞台としたダフ屋行為の罪と罰
- ノート(75) 拘置所や刑務所の食事も民間業者に委託する流れへ
- 民法や少年法、酒やタバコ、ギャンブルはどうなるのか 「成人の日」に改めて問う大人と子どもの境界線
- 三葉「ダメ!酒税法違反!」 映画「君の名は。」に登場した口噛み酒の法規制とは
- ノート(74) 内側から見た拘置所の年末年始と冬模様
- 高額賞品のクレーンゲームはそれだけで完全にアウト 「風俗営業」であるゲームセンターに対する法規制
- ノート(73) 菓子類やホカホカ弁当なども 知られざる拘置所の食生活
- 最高裁が再び外れ馬券の購入費を経費と認定 判決が及ぼす影響と留意点
- 警察が「厳重処分」の意見を付けて送致した日馬富士事件 検察の視点から見る今後の展開
- 最高裁のNHK判決に憤り、次の国民審査で裁判官全員に「×」を付けたくても不可能 制度的な欠陥と改善点
- ノート(72) 「塀の中」の買い物や差入れの実態 獄中で特に役立つモノとは
- 最高裁がNHK受信契約の義務規定を初めて「合憲」と判断 その理由と今後の受信料徴収に与える影響
- 強制わいせつ罪で最高裁が47年ぶりの判例変更 気になる歯切れの悪さと今後の捜査公判への影響
- ノート(71) 全く進展のない犯人隠避事件に対する捜査
- ノート(70) 初めての居室内点検と起訴を経て練り直した弁護方針
- 9名全員の行方不明者届を受けていた警察も座間事件を防げず 不明者発見に向けた活動の実情と限界
- ノート(69) 最悪だった総連事件の捜査態勢とその主任
- ノート(68) あきれるほどのコペルニクス的転換 立件、起訴ありきの総連事件
- ノート(67) 「国策捜査」と「国策不捜査」について
- ノート(66) 湧いて出てきた新たな刑事告発とその内容