1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。
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元特捜部主任検事の被疑者ノート
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15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。
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記事一覧
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「ホッチキス替芯1万円」実はマスクの転売だった 闇取引の「抜け道」どう塞ぐ？
コロナ休校の小学校教師、まさかの「デリヘル盗撮」で逮捕 その罪と罰は？
コロナ「ばらまく」と来店の男、逮捕には「壁」も 捜査の焦点は？【追記あり】
ノート(141) 弁護人による被告人質問の内容とその狙い(下)
マスク転売で1円でも利益得たら犯罪に 問われる警察のやる気と転売サイトの本気度
マスクの新規制は「転売ヤー」に大打撃 転売サイト側を共犯として立件も
ノート(140) 弁護人による被告人質問の内容とその狙い(中)
ノート(139) 弁護人による被告人質問の内容とその狙い(上)
なぜ2年も前の事件で？ 槇原敬之氏、これからの捜査や裁判はどうなるか
ノート(138) 初公判に関する報道と国賠訴訟で提出した答弁書
ノート(137) 証人尋問の注意点と情状証人による証言の内容
自分に都合のよい証拠や事実は輝いて見える 複眼的な視点の重要さ(4)
スパイ事件、ロシアやソフトバンクに対する捜査はどうなる？今後の展開は
「カズキやんな」勘違いした女性と暗闇で… なぜ性犯罪の成立が否定された？
自分に都合のよい証拠や事実は輝いて見える 複眼的な視点の重要さ(3)
自分に都合のよい証拠や事実は輝いて見える 複眼的な視点の重要さ(2)
想定内だったゴーン氏が使用したPCの押収拒否 弁護士が拒んだ理由と特捜部の狙いは？
「なんで今さら」と驚愕したゴーン夫人に逮捕状 特捜部の狙いと今後の展開は？
なぜカルロス・ゴーン氏は逃亡できた？ もはや検察もお手上げか、今後の展開は
2019年に反響が大きかった10の事件、その後どうなった？
紅白歌合戦や年賀状、年越しそばやおせち料理も？ 拘置所の年末年始の様相とは
自分に都合のよい証拠や事実は輝いて見える 複眼的な視点の重要さ(1)
「選挙の陣中見舞い名目で300万円」に秘められた重要な意味 IR汚職事件の行方は？
秋元司議員を収賄容疑で逮捕 絶妙なタイミングだった「Xデー」、今後の展開は？
「飲んだら乗るな」は自転車も同じ 酒酔い運転で自動車の免停や逮捕も
