北海道後志地方にあった旧国鉄岩内線にダメ出ししたのは北海道中央バスの高速いわない号でした。現在もニセコバスが岩内線の代替交通を担当中。岩内線廃線(1985年7月)、そして高速いわない号が運行開始(1984年12月)してからまもなく40年になる2024年7月、鉄道の跡ではなくバスの今を追ってみました。

倶知安駅前からスタート！駅前発着の地域交通も紹介

俱知安駅前バス停

旅のはじまりは倶知安駅前から。
俱知安駅前発着路線バスはニセコバス(外部リンク)と道南バス(外部リンク)が運行。

ニセコバスは倶知安市街から見て右側、JR俱知安駅から見て左側のバス停です。

一方道南バスは倶知安市街から見て左側、JR倶知安駅から見て右側。

今回乗車するのはニセコバス。
駅前にいると小樽行きのニセコバスが到着し発車。俱知安駅前からは岩内のほかニセコ、小樽、ヒルトンニセコビレッジ方面行きバスが発着。

一方道南バスは真狩・ルスツリゾート方面、京極・喜茂別方面行きが発着します。

俱知安まちなか循環バス・じゃがりん号

倶知安駅前にはニセコバス、道南バス以外に倶知安町が運行するまちなか循環バス・じゃがりん号(俱知安町・外部リンク)も発着。

町内公共施設、大型店舗、団地などに立ち寄ります。町民限定などの制約はありません。

岩内行ニセコバス小沢線到着

筆者が乗車したのは13:30倶知安駅前発。
13:14倶知安駅前着の折り返しです。

乗客の降車後約2分後に乗車開始しました。

平日日中でしたが、筆者含め10人乗車。

倶知安駅前発車後、町内中心部で乗車がありました。

らいでんスイカ産地・共和町を走行！

国道5号・俱知安峠を越えるとらいでんスイカ(外部リンク)産地として知られる共和町へ。まずワイス温泉で1人降車しました。

路線名にもなった小沢で乗降はなく、バスは国道276号へ。

国道276号に入って最初に共和町国富で降車があり、続いて共和中学校、共和役場前と町の中心にあるバス停に停まりました。

共和町中心部から終点・岩内ターミナルまで乗降はないまま進みます。

岩内ターミナル到着！地域公共交通も紹介

バスはほぼ定刻の14:15に中央バス岩内ターミナル降車停留所に到着。

降車停留所は岩内ターミナルの建物の北側・道の駅から見て右側にあります。そばにはタクシー乗り場も。

岩内円山地域乗合タクシー

降車から10分後、岩内円山地域乗合タクシー(岩内観光ポータルサイト・外部リンク)が到着しましたが、当日は降車がゼロなので乗場で止まらず回送。いわない温泉などへの移動に便利な乗合タクシーで、週5日(月・水・金・土・日)・1日3便運行されています。中央バスが廃止した岩内円山線の代替交通。

いわない循環バス・ノッタライン

14:50に岩内ターミナルに到着したのはいわない循環バス・ノッタライン(岩内町・外部リンク)。運行はニセコバス(外部リンク)で、岩内町市街地を中心に走っています。

俱知安、共和、岩内への公共交通機関の旅はいかがでしょうか。

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