JR函館本線と一部並走・1日1往復!ニセコバス(黒松内・長万部線)
JR函館本線(山線)黒松内ー長万部は通常普通列車のみ1日4往復半運行されるローカル線。しかし並走するバスが列車より少ない何と1日1往復・日曜祝日運休で走っています。路線名はニセコバスの黒松内・長万部線。
万一JRが不通になった時に代替交通となるのは現状難しいけど、山線や路線バスの今後を考える時には参考にしたい区間。
そんなニセコバス黒松内・長万部線に乗車してみました。
寿都ターミナルから発車
長万部まで1日1往復!黒松内温泉まで3往復
ニセコバス(外部リンク)が運行する黒松内・長万部線は全便日祝運休する路線です。寿都ー長万部便が日中に1日1往復、寿都ー黒松内便が1日2往復走っています(外部リンク)。
ニセコバス寿都営業所が担当し、始発・終着はニセコバス寿都ターミナル。筆者は寿都へ向かいました。
ニセコバス寿都ターミナルは寿都町中心部の国道229号沿いにあり、黒松内・長万部線以外に雷電線(寿都ー岩内・外部リンク)、島牧線(寿都ー島牧・外部リンク)が発着します。
ニセコバス寿都ターミナルには待合室と窓口があり、窓口は
<定休日>
毎月第2・第4土曜日
日曜日・祝日
年始1月1日・2日
<営業時間>
9:00~12:00
13:00~17:00
発車は10:10。待合室の前から乗車です。
寿都ターミナルで筆者を含めて4人乗り発車しました。
ゆべつのゆで地元客下車!
寿都町内で国道229号沿にあるバス停で次々と乗車がありました。途中の樽岸(たるきし)付近は海岸線すぐを走行。
国道229号をいったん離れ山側へ向かうと、
寿都温泉ゆべつのゆ(外部リンク)で地元客が一気に下車。
筆者を含めて2人となった乗客を乗せたバスは再び国道229号に戻ります。
朱太(しゅぶと)川を渡り黒松内町へ。
黒松内町を走行!
黒松内町に入ると海から離れます。
途中に熱郛(ねっぷ)バス停がありますが、JR熱郛駅からは大変離れた場所。
道道9号から道道523号に入り、黒松内町中心部を走ります。JR黒松内駅の目の前にバス停がありました。黒松内駅からは筆者1人に。
黒松内駅前から道道266号を進み、再び道道9号に入ってすぐに黒松内温泉へ。
バスは黒松内温泉の建物近くの停留所に停まります。ニセコバス黒松内・長万部線のうち2往復が黒松内温泉止まり。バスは停留所手前でバックし再び道道9号へ戻りました。
道道9号と国道5号の合流点手前で長万部町に入ります。
長万部駅前に到着
バスは国道5号を南に進みます。
国道5号に入って間もなく、蕨岱(わらびたい)駅跡(2017年3月廃駅)の目の前にある「ワラビタイ」バス停を通過。
続いて二股駅の前を通り、
二股駅バス停を通過しました。
道央自動車道・長万部インターを過ぎてすぐにある函館バス・長万部ターミナル前を通ります。なお函館バスへの乗換は終点の長万部駅前がおすすめ(詳細は後述)。
JR室蘭本線を越える時、北海道新幹線の工事が見えました。
終点・長万部駅前には定刻11:12に到着。
乗り通したのは筆者一人でした。
ニセコバスのバス停は長万部駅の目の前ではなく、駅舎から少し離れています。駅舎前に停留所があるのは函館バス。筆者の足でニセコバス停留所から函館バス停留所までは徒歩1分でした。
鉄道ファンはほとんど列車に乗換でしょう。敢えて筆者は違った角度での案内をします。ニセコバスの黒松内・長万部線を下車してから11:26発せたな方面、11:57発函館方面行の函館バスと接続します(接続保証なし)。
ニセコバスの黒松内・長万部線の折り返し・寿都ターミナル行は11:40。JRだけでなく、せたな方面、函館方面からの函館バスからも乗換可能(接続保証なし)。
乗り通すのは少々大変ですが、ニセコバスの黒松内・長万部線の旅もいかがでしょうか。
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