2025年3月廃止!北海道中央バス月形線(岩見沢ー月形)に乗ってみた
2024年3月、北海道中央バスが岩見沢ー月形を結ぶ月形線を廃止し、月形町と岩見沢市が代替交通手段を検討していることが報道されました(外部リンク)。月形町はJR札沼線が2020年5月に廃止された町でもあります。
月形と岩見沢と結ぶ路線はどのような路線なのか、実際に平日の夕方乗車してみました。
中央バス月形線のダイヤはこちら(月形町・外部リンク)、路線図はこちら(外部リンク)。
2025年4月からアオヤナギ観光が運行
2024年4月に入り、岩見沢市と月形町が代替バスの便数維持に調整している事が報道(外部リンク)されています。2024年5月29日、運行事業者が月形町のアオヤナギ観光に決定(月形町・外部リンク)しました。
月形駅前から乗車
筆者が乗車したのは、平日夕方16:25月形発岩見沢行き。土日祝は運行していない時間帯で、主要乗客である高校生の下校利用を確認したかったのです。
月形駅で2人乗車
16:11に岩見沢ターミナルから月形駅にバスが到着。月形駅で降りた乗客はゼロでした。
16:15月形駅発浦臼行・美自校バス(外部リンク)が中央バスの前に先に止まり、乗継を待っていましたが無し。
美自校バス発車後、筆者ともう一人が乗車し、定刻16:25に発車しました。
月形役場前で高校生14人・北村で3人乗車
次の月形役場前で月形高校の生徒さん14人が乗車。バス停にカメラを向ける状況ではありませんでした。
なお月形町中心部のルートには、2025年4月から運行を担当するアオヤナギ観光(外部リンク)の車庫があります。
月形役場に続く月形町内バス停で乗降はなく、石狩川を渡って岩見沢市へ。
岩見沢市北村に入っても乗降はないまま続きます。通過したバス停に「東豊線」と札幌から来た筆者には地下鉄?と錯覚しそうな名前がありました。
岩見沢市北村の中心部にやってきました。乗車があったのは「北村」ではなく、かつての北村役場があった隣の「北村支所」。3人乗車しました。
北村支所の後は岩見沢市中心部の停留所まで乗降はなし。
岩見沢ターミナル到着
岩見沢市中心部に入り、元町バス停から徐々に高校生を中心に降車客が出ました。
終点岩見沢ターミナルに到着し、バスはすぐに回送。
少なくとも高校の授業がある時期は、中型ワゴンでの下校便運行は難しく、マイクロバス以上になるのかなと思いました。良い形での岩見沢ー月形線の運行となる事を願っています。
また途中の岩見沢市北村は温泉でも知られて(外部リンク)います。もう少し旅行者にも知られて欲しいと思いながら岩見沢を後にしました。
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