デイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当。98年から米国に拠点を移しメジャーリーグを担当。2001年からフリーランスのスポーツライターに。現地に住んでいるからこそ見えてくる米国のプロスポーツ、学生スポーツ、子どものスポーツ事情をお伝えします。著書『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかーー米国発スポーツペアレンティングのすすめ 』(生活書院)『帝国化するメジャーリーグ』(明石書店)分担執筆『21世紀スポーツ大事典』(大修館書店)分担執筆『運動部活動の理論と実践』(大修館書店) 連絡先kiyokotaniguchiアットマークhotmail.com
記事一覧
- パイレーツ・筒香、野茂氏の元同僚コーチが、ローテクでユニークな練習グッズを活用。
メジャーリーグでは最新機器でデータを取得、分析し、フォームや戦術に活用している。しかし、その一方で、子どもも使えるユニークなローテク練習グッズを使い、コツコツと練習する選手たちの姿がある。
- ミゲル・カブレラ 史上7人目の通算3000本安打&500本塁打達成の舞台裏
タイガースのミゲル・カブレラが4月23日に、メジャー史上7人目の通算3000本安打と500本塁打を達成した。ベネズエラの英雄でもあるカブレラと、彼を取材するメディアの様子をお伝えする。
- メジャーリーグ開幕延期に、他競技からのユニークなオファーや、コミッショナー生涯出入り禁止まで。
メジャーリーグは労使の交渉が決裂し、開幕から少なくとも2シリーズが中止となった。これをうけて、メジャーリーグの外でも、さまざまな反応が起こっている。
- NHLに最も近い日本人、平野裕志朗とジョーダン・スペンス。最高峰リーグへの道
NHLの二軍に相当するAHLで奮闘する日本選手が2人いる。1人は日本代表のFW平野裕志朗、もう1人はカナダと日本の国籍を持つDFジョーダン・スペンスだ。
- 米NBCの北京冬季五輪視聴者数の惨敗と、もうひとつの歴史的な出来事とは何か。専門家に聞く。
米NBC局は北京冬季五輪の視聴者数では惨敗した。しかし、東京五輪に続いて、もうひとつの歴史的現象が起こっていた。女子選手たちは、男子選手に比べて圧倒的に取り上げられる時間が長かったのだ。
- 北京五輪メダル最多のノルウェーの育成法とは?スポーツ大国アメリカが歯ぎしりする育成モデル。
北京大会でメダル獲得数トップだったノルウェー。スポーツ大国の米国でも、その育成法が注目されている。
- 運動部の財源をどこに求め、どう分配するのか。ー米国学校運動部の悩ましい利害関係ー
日本の運動部改革の一環として、外部からの指導者導入や、民間委託、地域移行が始まっている。これらの改革に必要な財源をどこに求め、どう分配するのか。米国の運動部の悩ましい現実をレポートする。
- セイバーメトリクスだけじゃない 。回想法とタッグを組んだセイバーメモリーズとは何か。
セイバーメトリクスで知られる米野球学会は、豊富な野球の知識と情熱でセイバー・ベースボ―ル・メモリーズという活動をしている。いったい、どんなことをしているのか。
- 聖火リレーの費用、116億円は高いのか。ロンドン大会の聖火リレーはいくらだったのか。
全国の自治体が負担する聖火リレーの費用は116億円に及ぶという。ロンドン大会の聖火リレーで警備に支払われた費用はいくらだったのか。
- メジャーのバイリンガル監督とスペイン語メディアの仕事
今季のメジャーリーグには米国外で生まれ、バイリンガルの監督が3人いる。監督の母語による言葉を、同じ言語を使う人のために伝えようとする人たちがいる。
- 私案。外部指導者とかけて副業解禁ととく。
副業を認める企業が増えてきている。学校運動部の指導を副業にすることは可能だろうか。
- ダルビッシュ投手(とメジャーリーガー)が試合中にツイートしないのは、なぜか。
ダルビッシュ投手、メジャーリーガーはなぜ、試合中にツイートしないのか。それは態度の問題ではなく、電子機器などを使った情報の送受信を禁じる規則があるからだ。
- NBAは、2020年のセサミ・ストリートか
2020年、インターネット環境と端末があれば、離れていても学習できる仕組みが整いはじめた。NBA(米プロバスケットボール)は、250以上の動画を用意して体系だった学びの機会を提供している。
- 不倫でスポンサー契約解除したら、そのお金を「暴力と性的虐待防止プログラムへの寄付」はいかがですか
運営者、指導者だけでなく、被害に遭いやすい選手、子どもたちにもスポーツにおける暴力、虐待防止プログラムの提供を。被害に遭ったときに声を挙げる術と、その声に対応できるシステムがあることを伝えて欲しい。
- ツインズの前田投手を支える投手コーチはどんな人か? データと人を知る現代的伯楽の姿
安定して好投を続けるツインズの前田健太投手。マエケンを支えるツインズの投手コーチはどんな人なのか。実際に取材して聞いた話を盛り込んで紹介する。
- ファンは選手を殺せるか。「死ね」の書き込みに。
ファンは選手やチームに同一化する。だから、自分のことのように勝利を喜び、負けに落胆する。選手に呪いの言葉を発することは、ファンである自分をも呪うことになるのではないか
- 二世の重圧について、メジャーリーグの二世選手に聞く。
スポーツ界の二世選手は、親から引き継いだ才能と、二世ゆえに育成環境にも恵まれることが多い。しかし、プロスポーツは実力だけで勝ち上がっていかなくてはいけない業界。彼らはいかにして重圧と戦っているのか。
- 注目のタティスJrに聞いていた話。子どもだったころを教えてください。
大活躍しているパドレスのタティスJr。二世選手はいかに育ってきたのか。昨年2月に聞いた話を振り返りながら、二世選手の強みは何かをお伝えする。
- 「カッとなって 体罰」なぜ、起こる。どう防ぐ。
子どものスポーツをよりよく変えるには指導者や保護者が変わる必要があるとよく言われる。スポーツに関する研究の蓄積は、指導者や保護者の感情、悩みをサポートすることができるか。
- 無観客試合のホームランボールはどこに行っているのか。
いつもなら観客席に飛び込んだ本塁打ボールは、拾った観客のものになる。無観客試合の今シーズン、ホームランボールは誰のものになっているのだろうか。
- ブルージェイズのアンソニー・バース(元日本ハム)を支える日本での経験と大谷から学んだスプリッター
ケン・ジャイルズの負傷でブルージェイズのクローザーになったアンソニー・バース。日本での経験と大谷から学んだスプリッターが成功の秘訣と語った。
- 子どものチームでコーチをすることになりました。メジャーリーグ編!
子どもがスポーツチームに入ったのをきっかけに、親がそのチームのコーチを引き受けるのは、よくあること。今季はよくある光景がメジャーリーグでも生まれました。
- 子どものスポーツに入れ込む毒親、毒コーチは、低迷チームのファンから何を学べるのか
勝利を期待し、快を感じながら試合観戦に出かけるが、期待に反して負けるとがっかりする。その不満を子どもにぶつけていませんか。勝てないチームを応援しているファンの試合の見方には、多いに学ぶべきポイントが
- 聞いていいのか?モンペなのか? 「なんで、うちの子、試合に出してもらえないんでしょうか」
子どものスポーツでプレー時間の多い少ない巡る問題はやっかいなもの。保護者はコーチに「うちの子を試合に出してほしい」と言っていいのか、いけないのか。前持って対話のルールを決めるのはどうでしょうか。
- 聴覚過敏のスポーツファンも会場で観戦を楽しめますか?「段階的に観客増」の試合に招待できませんか?
米国では、大きな音を苦手とする人にもスポーツ観戦を楽しんでもらえるように静かなスペースを設けている。開幕しても少しずつしか観客を入れられないこの機会に、聴覚過敏のある人を招待するのはどうだろうか。