1980年、兵庫県生まれ。バタフライの選手として全国大会で数々の入賞、優勝を経験し、現役最高成績は日本ランキング4位、世界ランキング47位。この経験を生かして『月刊SWIM』編集部に所属し、多くの特集や連載記事、大会リポート、インタビュー記事、ハウツーDVDの作成などを手がける。2013年からフリーランスのエディター・ライターとして活動を開始。水泳の知識とアスリート経験を生かして、水泳を中心に健康や栄養などの身体をテーマに、幅広く取材・執筆を行っている。
記事一覧
- 笑顔と涙で終えた東京五輪 苦しみ抜いたアーティスティックスイミングの伝統は受け継がれる
東京五輪で2大会ぶりにメダルなしに終わったアーティスティックスイミング。彼女たちは苦しみながらも前を向いて努力を積み重ねてきた。そして、その苦しみは必ず次につながる。伝統として受け継がれていく。
- パリ五輪への道をつなぐ 玉井が残した爪あと
玉井陸斗、14歳。世界一を狙える選手が現れた。飛込競技は、まだ五輪でのメダルはない。だが、その夢を、将来きっと叶えてくれる。そんな期待をこの東京五輪で見せつけてくれた。
- マラソンスイミングで13位 貴田裕美が歩んだ五輪という舞台までの道のり
日本のOWSの競技力を高めたのは、間違いなく平井康翔と、この貴田裕美だった。2001年に国際大会に出場して以来、競泳とOWSで世界と戦い続けてきた。その彼女が歩んだ道のりを追った。
- 40歳の寺内健という存在の大きさ 飛込界を支え続けてきたレジェンドが残したもの
40歳の生きる”レジェンド”寺内健の東京五輪が終わった。その瞬間、会場がスタンディングオベーションに包まれた。それが、寺内健という人間のすべてを表していた。
- 夢破れるも水球男子は新たな一歩を踏み出す
日本独自の戦略を組み立て、屈強な体躯を持つ欧米選手たちに立ち向かう。きっと必ず、彼らは夢を成し遂げてくれる。そんな期待を持たせてくれる試合を見せてくれた。水球男子日本代表チームの戦いに思いを馳せる。
- 競泳は57年ぶりの東京五輪で『惨敗』と言われた1964年のリベンジを果たせたのか?
57年前、東京五輪で惨敗と揶揄された競泳は、「ジュニアの強化が世界と戦うためには必要不可欠」と、地元開催の五輪を契機にスイミングクラブシステムが発足。果たして先人たちの願いは叶ったのか。
- 長谷川が100mのベスト更新を足がかりに 200mバタフライの日本記録に挑む
8月30日、歴史が変わる瞬間が訪れるかもしれない。現状では記録など望めないと思われていた周囲の考えを蹴散らすようにして100mのベストを出した長谷川涼香が、200mバタフライの日本記録に挑む。
- 池江璃花子がなぜ屋外プールで日本記録を出せたのか?
台風18号の影響を大きく受けた屋外プールという過酷な環境のなか、池江璃花子は愛媛国体の50m自由形で日本新記録を出した。あまり環境の良くない環境下で、なぜ池江は新記録を出せたのだろうか。
- 短水路で得た自信を長水路へつなげ 内田美希が女子自由形の道を切り開く
12月のカタール・ドーハ世界短水路選手権で、50m自由形、100m自由形ともに短水路日本新記録を連発。一気に自信を高めた内田美希は、長水路での自己ベスト更新、日本新記録更新を目指す。
- 過去を振り切り決意を胸に 鈴木聡美は次のステージへ
ロンドン五輪メダリストのプレッシャーに苦しみ抜いたシーズンを乗り越え、ひとつの答えを見つけた鈴木聡美。彼女が見つけた答えとは。
- 瀬戸大也の勝負強さに隠れる 記録への課題
世界クラスの勝負強さを持つ瀬戸大也。瀬戸が今シーズン、五輪に向けてレベルアップを図るために背泳ぎの強化に乗り出した。その理由を探っていくと、瀬戸の『記録』に対する課題が浮き彫りになってきた。
- 世界でのメダル獲得へ 萩野公介の決断
4月7日(火)から始まる、競泳の日本選手権。2年連続で自由形、背泳ぎ、個人メドレーの6種目に出場していた萩野公介だが、今シーズンは背泳ぎには出場しない。その意図と理由を探る。
- 萩野公介がアジア大会で証明した「成長の証」
韓国・仁川での第17回アジア大会の競泳競技。総メダル数45個を獲得した競泳チームの原動力は、7個のメダルを獲得した萩野公介だった。進化を続ける萩野の成長の証は400m個人メドレーに隠されていた。
- 競泳・萩野公介はメダリストを破り、2つ目の金星なるか?
韓国・仁川での第17回アジア大会。その競泳競技の初日に大金星となる男子200m自由形で優勝を飾った萩野公介は、今日、400m自由形決勝で中国のエース孫楊、韓国の英雄パク・テファンとの再戦を迎える。
- 競泳界にようやく訪れた瞬間 スプリンター内田美希が動かした時間
9月5〜7日、神奈川県・横浜国際プールで行われている第90回日本学生選手権水泳競技大会(通称インカレ)。この大会で、日本最古の記録となっていた女子50m自由形の日本記録を内田美希が更新する。
- ジャパンオープン2014館山から見た、日本オープンウォータースイミング界の可能性
7月20日に行われた、海で泳ぐレースのオープンウォータースイミングのジャパンオープン2014。レースリポートと合わせて、先駆者から見るオープンウォータースイミングの可能性と成長するポイントを紹介する。
- 渡部香生子が見せた進化と 今井月の抱える問題点
9月の東京国体で、1年ぶりに自己ベストを更新して200m平泳ぎで優勝した渡部香生子(JSS立石)。不振にあえいでいた渡部がなぜ復活できたのか、そして新鋭今井月(本巣SS)が抱える問題点に迫る。
- 萩野公介が失速したわけ はじめての経験を今後のレースに活かせるか?
スペイン・バルセロナで行われた、第15回世界水泳選手権。前人未踏の7種目出場に挑んだ萩野公介(東洋大学)は、最も得意とする400m個人メドレーで5位に沈む。その原因はどこにあったのかを探る。
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