早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/報告書「ルポ コロナ休校ショック〜2020年、子供の暮らしと学びの変化・その支援活動を取材して見えた私たちに必要なこと」/「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿
記事一覧
- ヤングケアラー「働かない親」「学校に行かない」の連鎖…「ひらがな」「食べる練習」からサポート
多子世帯で家のことを手伝うヤングケアラーの男児は、学校に行かないことが当たり前で、ひらがなが書けず、おかずの食べ方もわからなかった。「子ども第三の居場所」で支援を受け、男児の姉にもいい影響が…。
- ワンオペ・うつ・コロナ禍…孤独なママのそばに。3.11後も広がる訪問子育て支援【#知り続ける】
英国発祥の家庭訪問子育て支援ボランティア「ホームスタート」は日本でも10年以上続く。震災後の東北で始めた団体も。筆者はいわき市での取り組みを取材したご縁で、各地の活動を紹介する冊子作成に協力した。
- 「コーダ あいのうた」ヤングケアラーと家族の幸せ…上白石萌音も共感【アカデミー賞作品賞】
映画「コーダ あいのうた」は、聞こえない家族3人と暮らす、聞こえる少女が主人公。手話で表現する下ネタやけんか、みずみずしい歌声も楽しい。障害、働くこと、進学、恋、ヤングケアラー…描かれる課題を考えた。
- 沖縄「コロナで不登校増・進学に借金・居場所ない子」負の連鎖を防ぐには
日本財団は、多様な困難を抱える子どもたちが安心して過ごせる「子ども第三の居場所」プロジェクトを進めている。コロナ禍に沖縄で不登校が増えているという。沖縄のB拠点スタッフに、特殊な事情や現状を取材した。
- 菅野美穂演じる「母親の狂気」ワンオペ育児のリアル・映画「明日の食卓」
菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さんが、母親の狂気を演じた映画『明日の食卓』。ワーキングマザーのキャリア、夫の無理解、ワンオペ育児、シングルマザーの貧困、虐待…孤立していく親子の描写がリアルだ。
- コシノジュンコ語る「オリパラ後の障害者アート」下町散策し作品を見よう
「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」が開かれている。五輪会場の多い江東区深川エリアの神社や川沿い、商店街など街全体が美術館となり、障害者アート400点が飾られる。後押しするコシノジュンコさんに聞いた。
- ジョニー・デップ「ミナマタ」で魅せるフォトジャーナリストの輝きと優しさ
ジョニー・デップが写真家ユージン・スミスを演じ、プロデューサーを務める「MINAMATAーミナマター」が上映中だ。筆者は「ハンディと生きる」「コミュニティ」「ジャーナリストの仕事」という視点から見た。
- 学校生活は制限、スマホで夜更かし…コロナ禍の子どもに必要なサポートは
食事や入浴、学習に心のケア…困難を抱えた保護者や子どもたちを支える「子ども第三の居場所」が広がっている。今回は、関西のA拠点を取材した。生活のサポートや人との関わりなどコロナ禍の課題について紹介する。
- DV・貧困…困窮家庭の子を救う「第三の居場所」食事に入浴・学習もケア
昨春、新型コロナの影響で休校になり子育て家庭は大きな衝撃を受けた。2021年9月、再び休校になった地域があり、食と学習を支え、寄り添う大人がいることの必要性を改めて感じる。「第三の居場所」を取材した。
- 三浦春馬さんグリーフワークに…最後の主演映画「天外者」七夕に特別上映
三浦春馬さんが急逝してまもなく1年。心の傷が癒えないファンも多い。7月7日には最後の主演映画「天外者」の七夕特別上映がある。悲しみを受け止めていくグリーフワークについて、専門家の話を改めて紹介する。
- 剛力彩芽、ボイメン水野勝、松下由樹…「お終活」のススメ・人生を楽しく生き抜くには
「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」。どんな世代にも役立つ情報があり、共感する映画だ。定年後に口論ばかりの夫婦は熟年離婚の危機。若い主人公も解決すべき問題が。明るい終活と家族のリスタートの物語。
- 三浦春馬さん誕生日に「大好き、ありがとう」…思いを表現する場の大切さ
三浦春馬さんの故郷・茨城県土浦市にある「土浦セントラルシネマズ」は、春馬さんファンの心に寄り添ってきた。その取り組みを紹介すると300件超のコメントが寄せられ、思いを表現する場の必要性が改めて見えた。
- 三浦春馬さん誕生日…各地の劇場に足運ぶファン、思いつなぐムーブメント
三浦春馬さんの故郷・茨城県土浦市に「聖地」とも言われる映画館がある。春馬さんの誕生日である4月5日前後に、土浦だけでなく各地の映画館にファンが足を運んだ。映画館が癒しの場になり、交流も生まれている。
- 三浦春馬さん故郷の映画館に感謝と応援「温かいよりどころ」としての役割
三浦春馬さんの故郷にある映画館「土浦セントラルシネマズ」が、ファンのよりどころになっている。紹介した記事が転載され、多数のコメントが寄せられた。その言葉から、映画館の新しい可能性が見えてきた。
- 親の不安に寄り添う家庭訪問ボランティア「虐待・産後うつから救いたい」
未就学の子どもがいる家庭に、研修を受けた子育て経験者が訪問し、親子に寄り添うボランティア・ホームスタート。昨年、緊急事態宣言の時は活動を休止したが、その後は訪問活動を続ける。コロナ禍こそ必要な支援だ。
- 小学校の「通知表」中学受験に影響?評価は先生の主観?どう受け止めるか
通知表の季節。先生は一人ひとりの児童について把握しているのかと、モヤモヤする保護者もいるだろう。特に小学校は先生の主観によるところが大きい。ベテラン家庭教師に、そもそも評価をどう受け止めるか聞いた。
- 「福島は悪い事をしたの?」3.11で旅館再建、コロナに余震… 女将からの手紙【#これから私は】
3.11で打撃を受け、廃業の危機もあった福島市のなかむらや旅館。震災から10年を前にコロナ禍に見舞われた。GoToに翻弄されながらも頑張っていた矢先、2月に再び大きな地震が。女将から届いた手紙には…。
- 「俺の家の話」介護中の家族旅行でハワイアンズへ…3.11後・コロナ禍も前に進む楽園【#あれから私は】
長瀬智也さん主演のドラマ「俺の家の話」。介護中の家族旅行は、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズが舞台だった。3.11、コロナ…たびたびの困難にもあきらめず、前に進め!と呼びかける楽園の今は。
- 「柱」が救った福島の老舗旅館「再建に10億」で廃業危機…3.11後の再出発【#あれから私は】
福島市・飯坂温泉の老舗旅館「なかむらや」は、震災で打撃を受けた。再建に10億とも言われたが、女将の情熱に動かされた地元の大工と建築家の努力で、よみがえった。地域の人たちとの絆と「柱」の秘話を紹介する。
- ウルトラの父が出迎え…3.11で全壊・再建の市役所には、障害者と働く食堂がある【#あれから私は】
円谷監督の出身地・福島県須賀川市。震災で市役所は全壊し、2017年に生まれ変わった。市役所内の売店・レストランでは障害者が働く。つまずきを経験した人も、得意なことを生かして支え合う。当事者に取材した。
- 「石巻日日こども新聞」 3.11知らない世代と歩む…コロナ禍も発行続け記事500本【#あれから私は】
宮城県石巻市で東日本大震災後に始まった「石巻日日こども新聞」。コロナ禍も工夫して新聞を発行し、このたび、吉川英治文化賞を受賞した。創設者の太田倫子さんは、震災を知らない世代のこども記者と歩み続ける。
- 鬼滅の刃「炎」100円ショップで子供の合唱起きた…社会現象を研究する
アニメ続編の放映が発表され、期待が高まる「鬼滅の刃」。昨秋、娘のリクエストで映画を見に行った筆者は、物語をよく知らず消化できなかった。その後、小学生や保護者に感想を聞き、アニメとコミックを見てみた。
- 三浦春馬さん少年時代のきらめき…家族・命見つめる「森の学校」上映拡大
三浦春馬さんが少年時代に主演した映画「森の学校」(2002年)。霊長類学者・河合雅雄さんの自伝的小説が原作で、昭和10年代の丹波篠山を舞台に子供たちが自然の中で生きる。再び注目を集め、上映が広がる。
- 「小1の壁」民間学童保育選びで気をつけたいこと・コロナ禍の長所と短所
新入学の季節が近づく。学童保育が満員の地域もあり、コロナ禍では利用の自粛を求められた。民間学童保育は学びや送迎サービスが充実し、休まず運営した。料金や運営体制、非常時の対応は確かめておきたい。
- 「小1の壁」居場所がない!を解決する?学童保育ってこんなところ
コロナ禍で在宅ワークの家庭が増えたが、出勤や集中する時間が必要な親もいて、小学生の居場所に悩む。公立学童保育はいっぱいで入れても自粛要請があった。公立・民間、それぞれの学童保育の現場について報告する。