1977年7月27日生。大阪府出身の在日コリアン3世。朝鮮新報記者時代に社会、スポーツ、平壌での取材など幅広い分野で執筆。その後、編プロなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めたあと、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。11年からは女子プロゴルフトーナメントの取材も開始し、日韓の女子プロと親交を深める。現在はJリーグ、ACL、代表戦と女子ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。
記事一覧
- 女子プロとキャディーは“付かず離れず”が理想?主従が明確だと良好な関係継続は難しいのか
先週開催された国内女子プロゴルフツアーで、大西葵選手のバッグを担いだ大江順一キャディーがプレー途中で口論となり、試合を放棄した問題。改めて選手とキャディーの関係性を考えてみた。
- イ・ボミの21勝は“過去の栄光”なのか?日韓ツアー出場8試合で7回予選落ちでもこのまま終われない理由
イ・ボミの調子はもう戻らないのだろうか。日本ツアーのシードは喪失したが、今年は主催者推薦での出場を数試合予定している。ショットの精度は戻らないまま。このまま上位争いもなく終わりそうだが…。
- 「叩いてもうまくいかないと気づいた」体操・宮川紗江への暴力指導騒動から4年、速見佑斗コーチの今
2022年3月、リオ五輪に出場した体操女子・宮川紗江のコーチを務める速見佑斗氏の復帰が承認された。宮川に対する暴力指導で2018年に無期限の登録抹消処分を受けてから4年。心境の変化について聞いた。
- U-23韓国は監督がアジア杯前に初めて会う選手が16人もいた!?U-21日本に0-3で大敗した理由
サッカーU-23アジア杯の準々決勝で、韓国代表はU-21日本代表に0-3で敗れた。「韓日戦の大惨事」と韓国メディアは騒ぐ。用意周到な準備をしてきた日本とそうでない韓国のチーム力の差が出た。
- パラグアイに韓国2-2ドロー、日本4-1圧勝。敵将スケロット監督と韓国メディアはどう評価した?
パラグアイ代表が2日に日本代表と対戦し1-4で敗れ、10日の韓国代表との試合では2-2で引き分けた。敵将・スケロット監督は両国の戦いをどう振り返り、韓国メディアはこの結果をどう見たのか。
- 韓国代表よりも日本代表のサッカーが上?ブラジル戦“韓国5失点”と“日本1失点”の韓国側の視点とは
日本代表がブラジル代表と対戦し0-1で敗れた。数字上では“惜敗”。しかし実力差はあった。一方の韓国は1-5でブラジルに大敗したため、日本の戦い方と比較する韓国メディアがある。どのように見ているのか?
- なぜ韓国代表はブラジルに5失点もの惨敗を喫したのか?
6月2日のサッカー国際親善試合で、韓国がブラジルと対戦し、1-5で敗れた。ソン・フンミンへの期待もむなしく、FIFAランキング1位のブラジルとは点差以上の実力差があった。なぜ5失点を喫したのか。
- アジア人蔑視?ソン・フンミンの最優秀選手候補“選外”に見えない欧州とアジアの壁
イングランドプロサッカー選手協会が選んだ今季プレミアリーグの年間最優秀選手賞候補からソン・フンミンが外れた事を韓国メディアが一斉に報じた。今季プレミア得点王のソンの選外にアジア蔑視と見る節もあるが…。
- 本当に世紀の誤審!?日韓W杯から20年、韓国でイタリア戦の“疑惑のジャッジ”はどう語られてきたのか?
サッカー2002年日韓W杯が開催されて今年で20年。2カ国による共催で両国民は熱狂に包まれたが、韓国のベスト4と“疑惑のジャッジ”は今でも取りざたされている。韓国内ではどのように語られてきたのか。
- なぜソン・フンミンはプレミア得点王になれたのか。背景にある“父の教え”「すべては基本と人間性」
トッテナムFWソン・フンミンがプレミアリーグで今季23ゴールを決め、アジア人初の得点王に輝いた。世界最高峰のリーグで成し遂げた快挙。母国・韓国では父ソン・ウンジョン氏の教えがクローズアップされている。
- 38歳の町田FW鄭大世が語った“引き際の美学”「自分のプレーに納得できなかったら辞める」
FC町田ゼルビア所属の元北朝鮮代表FW鄭大世。チーム最年長の38歳は、今季もコンスタントに先発出場を果たし、ゴールも決めている。現役引退も見えてくる頃だが、“引き際”をどのように考えているのか。
- 渋野日向子への“過度な期待”に潜むもの――元世界1位・申ジエの言葉から考える
渋野日向子が今季初めて国内女子ゴルフツアーに参戦した。ギャラリーの多さと過熱するネット報道はスター選手の宿命だが、過度な期待は選手をつぶしかねない。元世界1位・申ジエの言葉から考える。
- 渋野日向子の“韓国語習得”ネタが韓国でも話題!「スゴハショッスムニダ」の発音もバッチリだった?
19日から開幕した国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスに出場している渋野日向子。大会前の会見で米ツアーでの戦いや私生活について振り返っていたが、韓国語習得の話が韓国でもクローズアップされた。
- イ・ボミもマスクなしで会見!?韓国女子ツアーは入場制限せずにギャラリー3万人超え。日本の対応は…
日本女子ゴルフツアーは今もギャラリーの入場者数に上限を設けている。韓国女子ツアーは今季から入場制限を撤廃し、先週の大会では3日間のギャラリー数が3万人を超えた。大胆な施策から日韓の違いが見えてくる。
- スイングに“迷走中”のイ・ボミ 韓国ツアーで約1カ月ぶりの実戦復帰も予選落ち…何を語った?
イ・ボミが韓国女子ゴルフツアーで約1カ月ぶりの実戦復帰を果たした。結果は予選落ち。日本ツアーのシード喪失後、今もショットの調子が戻らない状態が続いている。現在の調子と試合後に語ったこととは?
- ダービーで完敗の冨安健洋を韓国メディアが高評価?「守備が焦土化するも“唯一の慰め”」
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が12日のトッテナム戦に出場。韓国ではFWソン・フンミンとの“韓日対決”として注目された試合。3-0でトッテナムが勝利したが、韓国メディアは冨安を高く評価していた。
- 「Jクラブの問題は日本社会の構造と似ている?」鄭大世が海外を経験して感じた“日本の国民性”
FC町田ゼルビアFW鄭大世がメディアプラットフォームのnoteでクラブハウスについての記事が反響を呼び、彼に改めて話を聞いて寄稿した。書ききれなかったのはクラブの問題を日本社会の構造と比較した内容だ。
- 女子プロゴルファーにプレー中の“笑顔”は必要?ある選手の“反響ツイート”から考察するスマイルの是非
女子プロゴルファーにはプレー中の笑顔は必要なのか――。それを考えさせられたのが、河本結のツイッターの投稿だ。観客に笑顔を見せる選手もいるが、そうでない選手もいる。“スマイル”の必要性を考えてみた。
- イ・ボミが韓国ツアーで約1カ月ぶりに実戦復帰!日本ツアー出場は6月確定か?
韓国女子プロゴルファーのイ・ボミが今週、母国ツアーで約1カ月ぶりに姿を見せる。今年4月、日本ツアーのヤマハレディースオープン葛城でシード落ちが確定して帰国したが、今はどう過ごしているのか?
- ソン・フンミンの「“PKなし”で今季20ゴールは驚異」アジア人初のプレミア得点王の可能性は?
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、今季プレミアリーグでキャリアハイとなる20ゴール目を記録した。得点ランキング1位のモハメド・サラーを猛追しており、アジア人初の得点王も視野に入ってきた。
- 「韓国女子ゴルフの“広報モデル”を参考」原英莉花、吉田優利らがJLPGAブライトナーに選出された理由
日本女子プロゴルフ協会が“JLPGAブライトナー”という新制度に取り組むことを発表。様々な形でツアーの広報活動を行う選手たちのことだが、今回は原英莉花、吉田優利ら6人が選出された。その理由を探りたい。
- “ミスターセレッソ”超え J1で新たな歴史を刻んだキム・ジンヒョンが明かした日本に居続ける意味
元韓国代表のセレッソ大阪GKキム・ジンヒョンがJリーグに新たな歴史を刻んだ。外国籍選手としてJ1最多となる334試合に出場して記録を更新。セレッソ一筋の韓国選手はなぜ日本に居続けるのか。深層に迫った。
- “冷遇”か“構想外”か?ベンチ外続くG大阪MFチュ・セジョン W杯出場のため移籍も視野に入れるべき?
ガンバ大阪所属の韓国代表MFチュ・セジョンの“ベンチ外”が続いている。昨季はJ1リーグ22試合に出場したが、今季は5試合に留まったままだ。チームで冷遇されている印象だが、このままでは代表入りも危うい。
- 韓国代表DFが初めて体感した“Jリーグのレベル”の高さに驚く「パワーは劣ると言われていたが…」
今季からガンバ大阪に加入した韓国代表DFクォン・ギョンウォン。KリーグやUAE、中国でもプレーした屈強なセンターバックは日本に来て約1カ月が経った。Jリーグのレベルをどのように感じているのかを聞いた。
- 「俺もここまで落ちたか…」 鄭大世のnote “劣悪なクラブハウス”大反響のその後
FC町田ゼルビアFW鄭大世が書いたnoteの反響がすごい。タイトルは「いろんなクラブハウス」。環境に関する苦悩とスタッフへ感謝を綴った文章。どのような思いで執筆したのか本人に聞いた。