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- 世界はすべて「校正」でできている―髙橋 秀実『ことばの番人』若島 正による書評
- 民主主義(デモクラシー)を「人間社会」の到達点として語る―菊谷 和宏『「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために』本村 凌二による書評
- 偶然性と他者性が生む奇跡的瞬間―濱口竜介『他なる映画と 1』斎藤 環による書評
- 奈良時代にもあったインスタント食品? 平城京の僧侶たちの意外な食生活とは―『古代寺院の食を再現する: 西大寺では何を食べていたのか』山崎一昭による書評
- 台湾の現代小説。クラシックの名曲が随所に登場、音楽と人生が重なり合う立体的な物語―クオ・チャンシェン『ピアノを尋ねて』永江 朗による書評
- 睡眠制御のメカニズム、覚醒物質に注目 現代社会の難問解決に示唆を与える一冊―上田 泰己『脳は眠りで大進化する』中村 桂子による書評
- 韓国人が北朝鮮で働いた一年間、対話の積み重ねで生まれた理解の種―キム・ミンジュ『北朝鮮に出勤します―開城工業団地で働いた一年間』武田 砂鉄による書評
- 溢れる生情報に溺れないために。小泉悠による情報分析入門講義―小泉 悠『情報分析力』
- 内部留保が日本経済の不振を招くと指摘、故障個所を詳細に洗い出し改革を提案する快作―脇田 成『日本経済の故障箇所』松原 隆一郎による書評
- 【2023年ノーベル文学賞作家】生から死までを静かに鮮烈に捉える―ヨン・フォッセ『朝と夕』鴻巣 友季子による書評
- 新発見の日記解読 応挙の暮らしぶりや、制作状況を知る貴重な手掛かりに―川﨑 博『応挙の日記 天明八年~寛政二年―制作と画料の記録』磯田 道史による書評
- 英文読解より、英文≪鑑賞≫のほうが大事。英語を味わうコツをしっかり伝授―北村 一真『名文で学ぶ英語の読み方』橋爪 大三郎による書評
- 日本における写真の受容、木村伊兵衛、土門拳、濱谷浩の評伝を通じて奥深く追及―日高 優『日本写真論 近代と格闘した三巨人』養老 孟司による書評
- あの戦争とはなんだったのか、いくつもの仕掛けを駆使して、忘却とパターン化に抗う―奥泉 光『虚史のリズム』中島 京子による書評
- 短歌AIの進化と人との協働による創作の可能性―浦川 通『AIは短歌をどう詠むか』張 競による書評
- 身体と環境世界の間に拡がる心とは何か? それこそは現代の課題なのだ―田中 彰吾『身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方』本村 凌二による書評
- グローバル世界を未来に導くにはどんな思想や行動が必要か―スラヴォイ・ジジェク『戦時から目覚めよ: 未来なき今、何をなすべきか』橋爪 大三郎による書評
- 成長とともに引き離された「二人の世界」、甘やかな痛みとともに追体験―イーユン・リー『ガチョウの本』角田 光代による書評
- 日本の古代社会の重要テーマを、最新の研究で浮かび上がらせる―西本 昌弘『日本古代の儀礼と社会』
- コロナ禍で4144%以上の収益率を上げた米投資顧問会社の考え方―スコット・パタースン『カオスの帝王: 惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち』永江 朗による書評
- 読んで書いて稼ぐ晶子のタフネスを追う―神野藤 昭夫『よみがえる与謝野晶子の源氏物語』
- 西洋の博学者500人を研究 その生涯や時代背景を詳述した恐るべき大著―ピーター・バーク『博学者 知の巨人たちの歴史』村上 陽一郎による書評
- 書物という「物」の中で生きている精神―ヴァージニア・ウルフ『月曜か火曜』若島 正による書評
- 誰でもファッションを楽しめるシステムを 渾身の半生記―田中 美咲『非常識なやさしさをまとう―人とともにデザインし、障がいを超える―』橋爪 大三郎による書評
- 裏金の出所や自民党幹部の関与 報道鎮静化後も疑惑追及―中国新聞「決別 金権政治」取材班『ばらまき 選挙と裏金』武田 砂鉄による書評