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- 高遠弘美の書くものはエセーであれ評論であれ翻訳であれ、すべてが詩である―高遠 弘美『楽しみと日々: 壺中天書架記』鴻巣 友季子による書評
- オタク文化とフェミニズムのあいだに佇む―田中東子『オタク文化とフェミニズム』
- 実存主義の本質を伝記から抽出 素晴らしくナラティブな哲学史―サラ・ベイクウェル『実存主義者のカフェにて――自由と存在とアプリコットカクテルを』鹿島 茂による書評
- 国という主語からは、そこにいる人々の表情は見えない―金井 真紀『テヘランのすてきな女』武田 砂鉄による書評
- 平安貴族たちも気にせざるを得なかった諸外国への対応。その五つのポイントとは―渡邊 誠『王朝貴族と外交: 国際社会のなかの平安日本』
- つまり表現とは「症状」であり「人生」なのだ―千葉 雅也『センスの哲学』斎藤 環による書評
- 伊藤博文に「否!」と叫んだ男―キム・フン『ハルビン』永江 朗による書評
- 知性の根源は創造と発明VS人工知能―アンガス・フレッチャー『世界はナラティブでできている: なぜ物語思考が重要なのか』張 競による書評
- パンデミックも予測していた数値思考のプロが語る、世界の本当の未来―バーツラフ・シュミル『世界の本当の仕組み: エネルギー、食料、材料、 グローバル化 、リスク、環境、そして未来』
- なぜ日本統治時代の台湾経済なのか?―平井 健介『日本統治下の台湾―開発・植民地主義・主体性―』
- ホームレスら≪いと小さき者≫たちと生きた牧師、口だけでない著者の実践に敬服だ―鈴木 文治『差別する宗教: インクルージョンの視座からの告発』橋爪 大三郎による書評
- 主人公と五里霧中を進む新鮮体験―リカルド・アドルフォ『死んでから俺にはいろんなことがあった』江國 香織による書評
- ナラティヴ理論を基に『細雪』を分析、小説家らしい指先の神経が行き届いた学術書―平中 悠一『「細雪」の詩学: 比較ナラティヴ理論の試み』若島 正による書評
- 50年ぶりの刊行、この時代に宛てたもっとも真っ当な希望のメッセージ―芥 正彦『芥正彦責任編集 地下演劇 第7号: 希望の原理』橋爪 大三郎による書評
- 「わたし」は誰なのか。生まれてくる前の、存在の起源はどこにあるのか―シルヴィー・ジェルマン『小さくも重要ないくつもの場面』堀江 敏幸による書評
- 『万葉集』15年ぶりの本格的注釈書の刊行―國學院大學萬葉集正義編集委員会『萬葉集正義 第1』
- 遊廓を生きたひとりの女性による「自己表現」としての小説―松村喬子『地獄の反逆者 松村喬子遊廓関係作品集』
- 増殖を続ける図書室―松永美穂『世界中の翻訳者に愛される場所』
- 人間と社会の未来構想に切り込む―北野 圭介『情報哲学入門』村上 陽一郎による書評
- 84名の鬱のかたち 自分の沈み方を知っている人がいれば、困惑の最中の人もいる―点滅社編集部『鬱の本』武田 砂鉄による書評
- 彼らがいなければ、ダ・ヴィンチもフェルメールも消えていた―ジェームズ・J・ロリマー『[図説]ナチスに盗まれた美術品:フェルメール、レンブラント、ダ・ヴィンチ作品救出の記録』
- 円卓でどこに誰が座るか問題もこれで解決!―マルゴ・ジャン『知っておきたい! 中国ごはんの常識:イラストで見るマナー、文化、レシピ、ちょっといい話まで』
- 日本思想史をやまと言葉で考え「潑剌たる生の内容」を取り戻す―竹内 整一『やまと言葉の人間学』中村 桂子による書評
- 食料自給率は当面低いままでいい? 無農薬はサスティナブルじゃない?―有坪 民雄『誰も農業を知らない2:SDGsを突きつめれば、日本の農業は世界をリードする』
- ケニアのランニング哲学とは?―サラ・ギアハート『ランナーは太陽をわかちあう: ケニアの伝説的ランニングコーチと世界王者たちの物語』