126〜150件/158件(新着順)
- 前近代ヨーロッパ社会の形成の背景に、「オイコノミア」による統治技術―大月 康弘『ヨーロッパ史 拡大と統合の力学』本村 凌二による書評
- 縦割りで不親切な役所の窓口より、ずっと親身に当事者に寄り添っている―雨宮 処凛『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』橋爪 大三郎による書評
- 時空超え世界が響きかわす創作的翻訳―毬矢 まりえ『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』沼野 充義による書評
- できる限り、自由な本づくりを――ひとり文芸レーベル立ち上げの契機―十文字青『私の猫』
- 文系理系にまたがる世界―前川淳『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』若島 正による書評
- 昭和という時代、DJタカハシによるプレイで浮かび上がる―高橋 源一郎『DJヒロヒト』永江 朗による書評
- 辞書にない言葉をどう調べるか?―『Web版史料纂集』活用法
- 南の島の貝で作った貝輪は日本列島最高峰の威信財だった―忍澤 成視『貝輪の考古学―日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究』磯田 道史による書評
- テヘランの女たちのインタビュー&スケッチ集―金井真紀『テヘランのすてきな女』
- 世界文学であり日本文学であること、多彩なアプローチと綿密な論証でやりとげる―横道 誠『村上春樹研究: サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』橋爪 大三郎による書評
- 自分の調子を点検するのって難しい―青山ゆみこ『元気じゃないけど、悪くない』武田 砂鉄による書評
- ビートルズをめぐる埋もれた事実を掘り起こし、その真相を語り尽くす―藤本 国彦ほか『アンダーグラウンド・ビートルズ』
- 公私の「つてこと」の数々をたどりつつ、人間の生の拠りどころとは何かを考えさせる―角田 光代『方舟を燃やす』鴻巣 友季子による書評
- 「思考の下部構造」の違い探る―内田 樹『街場の米中論』橋爪 大三郎による書評
- 画家たちの素顔に迫り、印象派の知られざる一面を浮かび上がらせた―三浦 篤『大人のための印象派講座』張 競による書評
- 削除部分を復活させた完全版、現実を古典を通じて見据えることの重要さ―リチャード・ライト『地下で生きた男』鴻巣友季子による書評
- 授業で習った「寝殿造」は間違いだらけ? 道長らが暮らしたその建築様式を問い直す―藤田 勝也『平安貴族の住まい: 寝殿造から読み直す日本住宅史』
- 『源氏物語』はどのようにつくられたか?―林望『謹訳 源氏物語 一 改訂新修』
- 偶然のつながりを寛大に許しつづける語りにどこか懐かしささえ感じられる―ジョン・バカン『三十九階段』堀江 敏幸による書評
- パンクは思想であり、アートであり、生き方である。そのことをこの本は教えてくれる―川上幸之介『パンクの系譜学』永江 朗による書評
- 最新考古学の「物証」から言える「卑弥呼」像を率直に述べる―春成秀爾『古墳・モニュメントと歴史考古学』磯田 道史による書評
- 評価は高いが身分は低い。紫式部の父、藤原為時らはなぜ出世や昇進に苦労したのか?―井上 幸治『平安貴族の仕事と昇進: どこまで出世できるのか』
- 内なる他者を黙らせる―高橋 弘希『叩く』渡辺 祐真による書評
- 保苅実の世界へようこそ!―保苅 実『BEFORE・ラディカル・オーラル・ヒストリー 保苅実著作集BOOK1 生命あふれる大地』
- 台湾全土の妖怪をイラストで解説―何 敬堯『台湾の妖怪図鑑』