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- 南北の政権の内情を鋭く分析、ロシアの学者のアプローチが新鮮―A・V・トルクノフ『現代コリア、乱気流下の変容: 2008-2023』橋爪 大三郎による書評
- 油断のならない小説。読者は小説の最後まで謎に引っ張られていくだろう―佐藤 正午『冬に子供が生まれる』永江 朗による書評
- 旅先で!地下鉄で!こんな場所で地震が来たら? 東日本大震災などの被災ママパパに学ぶ―冨川 万美(NPO法人ママプラグ)『全災害対応!最新子連れ防災BOOK ーー被災ママパパ1648人と作りました』
- エネルギーや相互扶助をも地域社会で共有する「閾」を備えた住宅を提案―山本 理顕『地域社会圏主義 増補改訂版』松原 隆一郎による書評
- 本書は、凡人であることを起点にした人生論であり、文学論である―森川慎也『40歳から凡人として生きるための文学入門』若島 正による書評
- 本書を貫くのはリアリズム。きちんと情報を分析し議論を深めよう。これこそ正攻法だ―峯村 健司『台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ』橋爪 大三郎による書評
- 恐山の禅僧による「後ろ向き人生訓」―南 直哉『苦しくて切ないすべての人たちへ』養老 孟司による書評
- 2022年ブッカー賞受賞作、内戦下のスリランカを疾走する幽霊―シェハン・カルナティラカ『マーリ・アルメイダの七つの月 上』中島 京子による書評
- インタビューしたのは敗れた選手、ヒリヒリする対応と言葉を引き出した―森合 正範『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』松原 隆一郎による書評
- 「現実の生を耐えられるものにする」ために作り出した、もう一つの生としての幻想世界―アーサー・マッケン『アーサー・マッケン自伝』若島 正による書評
- 民主主義にリベラルアーツ教育は必要なのか―石井 洋二郎『リベラルアーツと民主主義』本村 凌二による書評
- 橋本治のスケールは空前絶後。本書はその偉大さの全貌を丹念にスケッチする―千木良 悠子『はじめての橋本治論』橋爪 大三郎による書評
- 強く連帯し互いに寄り添い続ける、言葉を持ったチベットの女性たち―ツェリン・ヤンキー『花と夢』長瀬 海による書評
- 家事激減のカギは「モノの手放し」―mai minimalism『がんばらないミニマリズム モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』
- 疎んじていた母の歴史、沖縄/琉球の歴史について学び、考える―エリザベス・ミキ・ブリナ『語れ、内なる沖縄よ――わたしと家族の来た道』永江 朗による書評
- チェコ文学者による、翻訳の不等価性、不均衡性を掘りさげた稀有な研究書―阿部 賢一『翻訳とパラテクスト: ユングマン、アイスネル、クンデラ』鴻巣 友季子による書評
- 建築も見どころのパリオリンピック。「新凱旋門」に要注目―ロランス・コセ『新凱旋門物語: ラ・グランダルシュ』
- 博物館行政に対する危機感表明 科学そのものの本質についても貴重な示唆―篠田 謙一『科博と科学: 地球の宝を守る』鹿島 茂による書評
- 人工知能は物事が結び合う神秘を再現することである―三宅陽一郎『人工知能のうしろから世界をのぞいてみる』
- 日本人の地獄と極楽のイメージを形づくった書物 細かく丁寧に解説―石田 瑞麿『往生要集入門 悲しき者の救い』橋爪 大三郎による書評
- 女学生が爆弾を製造し戦争に加担した/させられた事実 胸に重く残る―小林 エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』中島 京子による書評
- 愛が人を動かすというと一見美しく聞こえるが、愛に主導権を握られたら人間は無力だ―コラン・ニエル『悪なき殺人』江國 香織による書評
- 額面通りにも極端にも加担しない―ジョージナ・スタージ『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか』養老 孟司による書評
- 江戸大仏はなぜ巨大化し全国に広がったのか―三船 温尚『江戸大仏』
- 介護現場で何が 先入観覆す綿密な検証―出河 雅彦『おろそかにされた死因究明 検証:特養ホーム「あずみの里」業務上過失致死事件』村上 陽一郎による書評