どっちが正解?納豆のタレ「混ぜる前か後」入れるタイミングで全然違う
納豆のタレ、あなたは「先入れ派」それとも「後入れ派」でしょうか?
「どっちでも一緒でしょ」と思われた方、ちょっと待ってください。
実は、混ぜる前にタレを入れるか、混ぜた後に入れるかで「旨味」や「食感」が全然違ってくるのです。
今回は、納豆のタレは「先入れ」と「後入れ」のどちらがオススメなのか、根拠も含めて紹介します。
「納豆をよく食べる」という方は必見です。
まずは結論!
もったいぶらずに結論からお伝えすると、納豆のタレは「後入れ」がオススメです。理由は次の2点です。
1)ふっくら感が出る
先にタレを入れると水気が多くなるため、混ぜた後のふっくら感が出にくくなります。
納豆をしっかりと混ぜて粘りを出した後にタレを入れることで、粘りに水気が加わり、口当たりの良い「ふっくら感」を出すことができます
2)旨みを感じやすい
ふっくら感が出ることで、納豆の「旨み」を舌の広い範囲でキャッチすることができます。
このため、先にタレを入れる場合よりも、より美味しく感じられるということです。
それってアナタの感想でしょ?
「後入れがオススメの理由は分かったけど、アナタ個人の感じ方(感想)でしょ?」と思われる方もいらっしゃるかも。
そこで、ひとつの裏付けとして、全国納豆協同組合連合会(以下「納豆連」)のQ&Aを引用します。
Q)タレは後に入れた方がいいのですか?
A)厳格な決まりはありませんが、かきまぜた後に入れる方が望ましいです。
Q)理由は?
A)タレを先に入れてまぜてしまうと、タレの水気でふっくら感が薄れてしまいます。先にかきまぜた方が、ふっくらして面積が広がるので、舌がうまみ成分と触れ合う部分が増えます。なのでタレは後に入れた方が美味しく感じます。
いかがでしょうか。「後入れがオススメ」ということが、私個人の感想ではないとご理解ただけたかと思います。
栄養に違いはあるの?
「食感や旨みの違いは分かった。栄養に違いはあるの?」ということも気になりますよね。
こちらの疑問にも納豆連のQ&Aが参考になるため引用します。
Q)栄養的な変化はありますか?
A)栄養面ではどちらも同じです。
栄養には違いが出ないため…
- 「ふっくらとした食感」と「舌いっぱいに広がる旨み」を楽しみたい方は「後入れ」
- 「あっさりとした食感と旨み」を楽しみたい方は「先入れ」
というように、お好みに応じて使い分けるという手もあります。
いくつ知っていますか?
納豆以外にも「意外と知らない」食材に関する知識。あなたはいくつ知っていますか?
もしご存じないものがあれば、リンク先でチェックしてみてくださいね。
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今回引用させていただいた納豆連のQ&Aはウェブメディア「BuzFeed」様の記事から引用させていただいたものです。謹んでお礼を申し上げます。