【食後のコーヒーNG】栄養の吸収率が下がるって本当?気を付けたい組合せ
こんにちは、料理家ふらおです。
何気に飲んでいる「食後のコーヒー」ですが、実は栄養の吸収率を下げてしまったり、ある症状を引き起こしてしまったりと、良くない効果があるのはご存じでしょうか。
今回は「コーヒーとの組合せに気を付けたい食材」についてご紹介します。正しい栄養の知識を知って、美味しく健康的にコーヒーを楽しめるようになりませんか?
組合せに気を付けたい食材とは…
もったいぶらずに結論からお伝えすると、コーヒーとの組合せに気を付けたい食材は「牛の赤身肉、レバー、青魚」といった鉄分を多く含む食材です。
コーヒーには「タンニン」というポリフェノールが含まれています。タンニン自体は抗酸化作用があり、積極的に摂りたい栄養素ではありますが、鉄分と一緒に摂ると、その吸収を妨げてしまうという特徴があります。これにより、鉄分が不足しがちな人は貧血の症状が出る可能性が高まってしまいます。
赤身のステーキや青魚の焼き魚など鉄分たっぷりの食事をした後にコーヒーを飲むというのは、貧血気味・鉄分を意識して摂りたいという方にとっては、なるべく避けた方が良い組合せだというわけです。
何を飲めばいいの?
「食後のコーヒーが鉄分の吸収率を下げてしまうのは分かった。逆に吸収率を上げる飲み物はあるの?」という疑問に対するひとつの答えは「オレンジジュース」です。
オレンジジュースに多く含まれる「ビタミンC」は鉄分の吸収率を高めてくれる栄養素です。オレンジジュース以外だとグレープフルーツやアセロラのジュースなどもビタミンCが多く含まれます。
ジュースを飲むことに抵抗があるなら、食後のデザートとしてビタミンCが豊富なキウイやイチゴなどを食べることもオススメといえます。
ぜひ、それぞれの好みや状況に応じて、飲み物・食材を選んでくださいね。
まとめ
- 鉄分たっぷりの食事の後のコーヒーは、鉄分の吸収率を下げてしまう。貧血気味、鉄分を意識して摂りたい人は、なるべく避けたい組合せ
- 逆にビタミンCが多い飲み物や食材を食後にとると鉄分の吸収率が高まる
ランチやディナーの後のドリンク選びの際に、ぜひ参考にしていただければと思います。なお、コーヒーそのものにはお肌に良いポリフェノールなど体に嬉しい栄養素が含まれているので、タイミングを選んで美味しく召し上がってくださいね。
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