横浜市港北区の個人的にお気に入りラーメン30店舗を前編と中編、後編で10店舗づつご紹介させていただき、今回は後編です。

『ラーメン博物館』やかなり昔に訪れた店舗などは一部割愛させていただきます。

全店舗は紹介できないので、お気軽なお気持ちでご覧ください。

前編の記事はこちらから↓

★ラーメン週6杯以上食べる私が選ぶ、横浜市港北区の絶品ラーメン３０店！！をまとめてみた【前編】

★ラーメン週6杯以上食べる私が選ぶ、横浜市港北区の絶品ラーメン３０店！！をまとめてみた【中編】

■心家(大倉山駅)

創業2007年で個人的にかなり推しているバランス型の家系ラーメンです。

『本牧家』→『川崎家』→『まこと家』→『心家』の系譜を持つ実力名声共に持ち合わせるお店です。

大倉山駅から徒歩20分と最寄り駅はないに等しいですが、綱島駅などからもバスなどが出ています。

[麺]

特定のお店でしか扱えない『杉印』入りの酒井製麺を使用、短め、ウェーブ気味の麺が美味しかったです。

また、店主さんの麺上げの立ち振る舞い、フォームが美しく、紳士的な立ち姿に惚れ惚れしました。

[スープ]

本牧家系譜ならではの『バランス型』、スッキリしているのに程よい獣感を残しつつ

カエシもギリギリしょっぱくならない、マイルド系の真骨頂が垣間見えました。

[トッピング]

チャーシューは程よく味付けられたタイプで、噛み応えもよく大きさも程よかったです。

■横浜淡麗らぁ麺川上(小机駅)

2023年10月『麺酒食堂ひだりうま』がリニューアルオープン。

店主さんは食べログ百名店EASTにも選出された『支那蕎麦屋藤花』出身のお店です。

基本メニューは醤油、塩、つけ麺で限定とは真逆の淡麗系ラーメンが売りとなっています。

[麺]

濃厚煮干しの王道、低加水ポキ麺の合わせではなく

それと比べるとむにゅっとした柔らかめの全粒粉細麺です。(硬めの茹で具合との表記はありました)

[スープ]

無化調の濃厚煮干しスープは雑味はなく、優等生な煮干しで美味しかったです。

大量の煮干し、イカ煮干しなどを使ったスープとの記載ありました。

[トッピング]

香ばしさが後から押し寄せてくる、吊るし焼チャーシューは絶品でした。

半熟具合が丁度いいウズラも美味しく、メンマ玉ねぎなども質が高かったです。

■武蔵家(菊名駅)

2014年創業、菊名駅目の前にお店を構え、武蔵家の中でもホスピタリティとサービス精神が素晴らしく、非常に気持ちのいいお店です。

こちらの武蔵家ではお水を最初に注いでくれたり、氷がたんまりでレモンまで入ったピッチャーがカウンターにあったりもポイント高いです。

平日11時オープンから満席で、なんとオープンサービスでチャーシューが大量に入ったカレーが頂けます。

[麺]

酒井製麺の短め平打ちではなく、割と細めで長めのストレートな麺です。

[スープ]

豚骨出汁はしっかり出ており、塩味は割と強めのタイプ。塩味強めと言えば日吉を思い出します。

[トッピング]

チャーシューは小柄が1枚、海苔3枚、ほうれん草が添えてあり、卓上調味料も豊富で生姜で味変を楽しませて頂きました。

■大勝軒日吉店(日吉駅)

2010年に永福町系大勝軒として、日吉駅の裏路地に創業以来人気を誇るお店です。

[麺]

加水率高めの細麺ウェーブはプリっとした柔らかめの茹で具合でまとめられています。

1玉でも150gあるのでボリュームとしても満足度は高いと思います。

[スープ]

柚子の風味が効いたスープは煮干などの旨味で溢れており、

ラードでコーティングされているので、最後まで熱々を楽しめる美味しいスープです。

[トッピング]

チャーシューは絶妙な味付けが素晴らしく、めんまの質もかなり高いものでした。

■豚温泉(高田駅)

店主は岐阜県の『夢を語れ』出身、『夢を語れ福井』で間借りを経て、2023年9月に横浜市港北区にオープンしました。

『自家製麺88』の2号店跡地で、横浜市営地下鉄グリーンライン『高田駅』から徒歩5～6分くらいのところにお店を構えております。

[麺]

自家製麺の極太麺です。おそらく麺の芯まで茹で切らない手法で、いわゆる『バキバキ系』です。

それに加えて、モッチリ感も持ち合わせており、美味しい麺です。

[スープ]

醤油のカエシがしっかりとした軽やかな非乳化タイプで

背脂のコク、ニンニクとの相性が非常にいいスープでした。

[トッピング]

ブタはしっかりめの味付けで張りがあって美味しかったですが、

やや薄めで外れの部位だったのが不運でした。

ヤサイは『もやし』オンリーで、かなりのシャキ系でアクセントになっていました。

■古式ラーメン鶴亀(大倉山駅)

2012年創業以来、真っ黒なスープが特徴の『古式熟成醤油』一本でやってきたお店が新メニューを開発されました。

[麺]

麺は蕎麦のような全粒粉ストレートでラーメンには珍しい掛け合わせですが美味しかったです。

[スープ]

黒いスープは中華鍋で調理、そこに豚骨をプラスしたもので焦がし醤油と豚骨が相性抜群でした。

[トッピング]

チャーシューは程よい厚みと柔らかさで味付けもしっかりめで美味しかったです。

めんまは極太、味玉や焦がしネギ、玉ねぎなども入っていました。

■麺場ハマトラ日吉店(日吉駅)

2022年に横浜本店が創業、翌年にコチラの日吉店がオープンされました。

現在では福岡県や海外にも店舗展開しており、若者を中心に人気のお店です。

濃厚そうなクリーミーなスープに真っ黒い麺が見え隠れしており、どんなラーメンなのか気になるビジュアルです。

[麺]

自家製麺は竹炭を練りこんでおり、真っ黒な目を惹く麺となっております。

デフォでも硬めの湯で具合で、ちぢれ太麺は弾力があり、食べ応えもありつつ非常に美味しいです。

[スープ]

コクという名の通り、鶏を全面に感じられ何度も啜ってしまう美味しいスープでした。

[トッピング]

鶏チャーシューが2枚入っており、青菜、めんまなど満足感の高いまとまりです。

■極楽鳥(新綱島駅)

2013年創業で綱島駅から遠い立地にも関らず、前を通ると行列ができていたりと長年人気のお店です。

ラーメンだけでなく、女性店員さんのホスピタリティなども素晴らしく、オペレーションも完璧です。

[麺]

麺はうどんの様なちぢれ極太麺で、カタメコールで張りが強まり美味しい麺でした。

[スープ]

コクがあってべたつきはなく、旨み強いスープでした。これは絶対に塩味を推します。

[トッピング]

春菊と玉ねぎ、2種類のチャーシューが添えてありました。

■花木流味噌日吉店(日吉駅)

2020年に『八王子店』を皮切りに、『成増店』『三鷹店』『藤沢店』と続き、2023年4月に今回の日吉店をオープンさせた次第です。

お店は『武蔵家』の並びに位置しており、日吉駅からも徒歩1分くらいのところにお店を構えます。

[麺]

菅野製麺所の中太麺スクエア型ストレートで、弾力があり食べ応えのある麺です。個人的には麺カタメが好みでした。

[スープ]

動物系と味噌の合わせのコラーゲンたっぷりで、粘度が高めのスープでした。そこにいい感じの苦みがある焦がしニンニク(マー油)が重なり合います。

[トッピング]

オニオンフライはいい感じのアクセントになっております。チャーシューは薄すぎて少し惜しいところでした。

■柴田商店(日吉駅)

2015年創業で、2023年8月末の閉店宣言から『撤回』と『閉店宣言』を繰り返し、

最終的に2月末での閉店を宣言を撤回され、辞めることを辞めたようです。

何はともあれ、日吉で欠かせないお店が続くとのことで有り難いことですね。

[麺]

自家製麺の細麺ストレートで豚骨系にしては麺量もしっかりありました。

[スープ]

スープは液体アブラがやや多めの豚骨は控えめでまとめられたタイプ。

[トッピング]

チャーシューは厚みと味付けは美味しかったのですが、筋がやや多めでした。

以上が、港北区のまとめ店舗になります。

30店舗なので甲乙ではなく、気軽にまとめているのでご容赦ください。

古い写真も混じっているので、統一して金額は記載しておりません。

■～過去のまとめリンク～■

・港北区まとめ前編

・港北区まとめ中編

・川崎市高津区まとめ前編

・川崎市高津区まとめ後編

・川崎市幸区まとめ前編

・川崎市幸区まとめ後編

・川崎市中原区まとめ前編

・川崎市中原区まとめ後編

次回は横浜市都筑区あたりを考えています。