川崎市中原区といえば、『武蔵小杉駅』を中心に人気のエリアで、日々街が進化している街です。

東西でいえば『平間～武蔵新城駅』南北でいえば『新丸子～元住吉駅』あたりのラーメン店を紹介します。※武蔵新城駅は一部は高津区

個人的な好みなので、なんでこの店が入ってないんだ！などはあるかもしれませんが、温かい目で気軽にご覧頂ければ幸いです。

前編と後編でそれぞれ簡単に10店舗づつまとめる予定です。

麺屋でこ(新丸子駅)

2014年創業で、当時は醤油ラーメンなど多岐に渡るメニュー展開をしていましたが

現在は『煮干し』を中心としたメニューに刷新して人気を博しております。

煮干しメニュー以外にも『牡蠣』や冬季限定の『味噌』、定期的に入れ替わる『限定メニュー』などもオススメです。

パツパツの低加水ストレート麺が主流となっており、それに合わせた煮干しスープや濃厚系のスープとも良く合います。

ヌードルキッチンガナーズ(新丸子駅)

『麺やでこ』の目と鼻の先にお店を構え、2017年にオープン。

店名の『ガナーズ』はイングランドプレミアリーグの『アーセナル』のチーム愛称で、店内は『アーセナル』グッズ一色でファンにはたまらない空間です。

オープンから6年で、デフォメニューはちょこちょこ変化していますが、『貝だし』や『汐』がベースとなっているお店。

たまに限定や定期的に『イタリアン』ちっくなメニューや『鶏白湯系』などのメニューもあったりします。

麺は細麺ストレートで低加水のタイプが多め、クリーム系、端麗系、鶏白湯など多岐に渡るスープが売りなお店です。

ラーメン丸仙(武蔵小杉駅)

1973年創業の超老舗なラーメン店、先代から息子さんに引き継がれて古き良き時代がそのまま令和に駆け抜けているお店です。

ケミカルな部分もありますが、ねぎみそラーメンが1番のオススメです

麺は中太麺のモチモチタイプ、黒ゴマアクセントの味噌スープ、白髪ネギが最高です。

刻みチャーシューは量は少ないですが、味は絶品です。

ラーメン屋けん(武蔵小杉)

2014年に横浜橋から『武蔵小杉』に移転、上記の『ラーメン丸仙』と同じ『法政通り』にお店を構えます。

『せんだい』グループに所属している家系ラーメン店です。

『丸山製麺』で家系ラーメンにしては太麺で、他の家系と比べるとかなりモチモチで特徴的だと思います。

スープはカエシと豚骨出汁だ丁度いいタイプ、店主さんはかなり身体が悪そうで、急に引退しそうな雰囲気もあるので、早めに行くのがいいかもしれませんね。

さかなとブタで幸なった(武蔵新城)

2019年オープン、『濱星』出身で、武蔵新城駅すぐのところに、席数は5席とこじんまりとした店構えです。

『煮干が嫌いな方ご遠慮ください』とデカデカと掲げられた煮干しラーメン店です。

レンゲに『煮干し粉』が乗せてあるので、強制的に味変を行わなければなりません。

ふすまが細かくみられる太麺、全粒粉ストレートモッチリタイプ。

スープはかつおが全面に出ており、甘味もあるのが特徴、フライパンで焼き上げられたスティックチャーシューも印象的です。

麺屋信醸(武蔵新城)

元々、『ラーメンシンジョー』という人気店が宮崎に移転し、跡地に2018年にオープン。

無化調で繊細な美味しいラーメンを提供してくれますが、あまり流行りきらない隠れた名店です。

細麺ストレートでしなやかで長めのタイプ、無化調スープは動物系、乾物系、香味油など全体のバランスがいいスープです。

大判のチャーシューが印象的で、めんまなどにもしっかりこだわりあり。寡黙ですが優しい接客も魅力的です。

麺創研 紅(武蔵新城)

『牛王』という美味しい牛ラーメンを提供していたお店の跡地に2023年2月にオープン。

元々、府中や国分寺で人気のお店で、上記の『麺屋信醸』の隣にお店を構えます。

ヤサイのボリュームがかなりあり驚きました。初見のインパクトは素晴らしかったです。

麺は極太7種乱切り麺でなんと300g以上のボリューム、モチモチと乱切り麺らしい様々な触感にハマります。

辛味噌、動物系、特製辣油が混ざり合い病みつきなスープを生み出します。

ラーメンこじろう(武蔵小杉)

元々は『ラーメン二郎武蔵小杉店』でしたが、破門され、2011年『526』として再オープン。現在は息子さんが運営されています。

正直、やる気は感じられずオープン時間も適当で、一部口コミ等も良くはありませんが、

割り切ってみれば個人的的には楽しめると思っています（笑）

自家製麺は300gあるかないかのボリュームで二郎にしては細めのタイプでした。

スープは液体アブラ多めで、アブラコールはとんでもなくなるので控えた方が良いと思います。

醤油もしっかり効いている非乳化タイプ、ブタは硬い部分と柔らかい部分の差が激しいです。

元祖ニュータンタンメン本舗(武蔵新城)

『川崎のソウルフード』として名をはせるニュータンタン、武蔵新城店は数ある店舗の中でも推しのお店です。

辛さは『控えめ/普通/中辛/大辛/めちゃ辛』から選べ、最近では有料で鬼辛などもあります。

見た目ほどは辛くないのが特徴で、川崎民は呑みの締めによく利用します。

中太麺はもっちりさが特徴的で個人的には麺カタメが推しです。

鶏ガラ×ニンニク塊×唐辛子×溶き卵がバッチリきまるのがニュータンタン、店舗によってはお湯のようなところもあるのでご注意です。

麺小屋てち(武蔵新城)

2015年オープンで武蔵新城にはあまりない『味噌』で人気のお店です。

コロナ期間はテイクアウトのみで、それ以前はちょこちょこお邪魔していたのですが、

いい写真がなく、『大公/星印』などとのコラボラーメンになります。

現在は店内営業を復活され、整理券制で実施されているようです。

写真が限定のものしかなかったので、記載するか迷いましたが、ここの味噌は『動物系×味噌』のドロッとタイプではなく

純粋に『味噌』を感じられ、甘さある味噌の特徴的なお店なので記載させて頂きました。

以上、『前編』では10店舗になります。

次回の『後編』の10店舗も乞うご期待ください。温かい目でお願いします。