【交野市】第3位のラーメンは、濃茶色のスープが魅惑的な「本格中華」でした
3月5日に開催された第2回KATANOラーメンコンクールでの一番の悔いは、1位〜3位のラーメンを食べられなかったことでした。順位は最後に決まるので仕方がないのですが、やっぱり投票上位のラーメンは食べたくなるのが人情です。なので、改めて1位〜3位の店を訪問し、ラーメンを味わうことにしました。最初は、3位に入った気楽中華 TENTENさんです。
京阪交野市駅の東口を出て、駅沿いの細い道を抜けて突き当たりを左折。京阪私市線の踏切近くにTENTENさんの店があります。駅から徒歩1分くらいでしょうか。
このTENTENさん、昨年の第1回コンクールで優勝、今回も3位と2年連続で入賞しています。実は一番注目していました。
開店直後の午前11時半過ぎに入店。カウンター席に座ってメニューを広げます。ラーメンだけではなく、様々な中華料理のメニューが記されているのを見て、この店がラーメン専業ではなく中華料理店であることを改めて思い知ります。女性の店員の方に、ラーメンコンクールで提供した一品を頼みたい旨を伝えたところ、ランチセットとして提供していることを教えられ、早速注文しました。
前菜のトマトと点心、スープを味わいながら待つこと数分、錦江式上海ネギラーメンがやってきました。細い麺の上に、目玉焼きが乗っています。
「よく混ぜて食べてくださいね」と女性の店員の方から言われたので、思い切って箸で目玉焼きを半分に切り分け、底の方の麺を上の方に持ってくると、底に見えたのは、深みのある濃茶色のスープでした。どんな味わいなのでしょうか、期待が膨らみます。
あらかた混ぜ終わり、早速濃茶色に染まった細い麺を一口。舌の上におだやかな塩味とうま味が広がります。「俺はこういう味なんだ!」と迫ってくるような自己主張の強いスープではないのですが、気がつけば自然と麺を口に運ぶよう促される、そんな魅惑的な味だと感じました。
「自家製のしょう油とネギ油をベースにしています」とスープについて教えてくれたのは、この店のオーナーである宇田俊さん。このラーメンは、紅焼(ホンシャオ)という上海料理の代表的な調味法を用いており、「コンクールでは、中国の本格的な味で勝負しました」と力を込めて語りました。
店の外の看板にある「気楽中華」という文字を見ながら、「気楽に本格中華を楽しんで下さい」というメッセージが込められているんだろうな、と思いながら帰途につきました。
<店舗情報>
気楽中華TENTEN
所在地:大阪府交野市私部3-18-1
電話:072-392-1786
営業時間:
・午前 11:30~14:30(L.O.14:00)
・午後 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:木曜日
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