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【交野市】節分祭に行きたい方に朗報! 2月5日に槃若寺で「豆配り」が行われます!

具志堅浩二フリーライター(四條畷市・交野市)

 今年の節分は2月3日。各地の寺社で節分祭が行われましたが、「平日の金曜日なので行けなかった!」と残念に思っている方々に朗報です。交野市の槃若寺では2月5日の日曜日、午後2時から「豆配り」が行われるというのです。一体どんなお寺なのか、見に行ってきました。

槃若寺の前
槃若寺の前

 JR河内磐船駅から歩くこと約15分。第二京阪道路の高架下付近に来ると、槃若寺が見えてきました。周辺には「交野大黒天」と記された赤いのぼりや、「おり姫の里」などと記された青いのぼりが多数はためいています。

 境内に入ってみると、立派な本堂があります。その前に設置されているのは、ブルーシートなどで囲まれた白いテント。すでに豆配りの準備は整っているようです。

奥の建物は本堂。その手前に白いテントが設置されています
奥の建物は本堂。その手前に白いテントが設置されています

 ここまで「豆配り」と記してきましたが、本来は「豆まき」です。2020年までは豆まきをしていましたが、コロナ禍を受け、2021年以降は密を避けるため豆を配っているのだそうです。住職の般谷恵秀さんに2020年の節分祭の写真を見せてもらいましたが、非常ににぎやかで楽しげな雰囲気が伝わってきます。1日も早く、元の豆まきができる世の中になってほしいものです。

2020年2月の節分祭の模様(提供:槃若寺)
2020年2月の節分祭の模様(提供:槃若寺)

 当日は午後2時から、来場した方々に対して落花生やお菓子の入った袋が配られます。落花生やお菓子には、受け取る人の今年1年の厄除けを願って祈祷が行われているとのこと。食べるだけで今年1年良いことが訪れるような気がしますね。なお、ごく一部の袋には、金色にコーティングされた大黒様の像が入っているそうですよ。

ごく一部の袋にのみ入っているという大黒様の像
ごく一部の袋にのみ入っているという大黒様の像

 来場する方々へのメッセージを般谷さんに尋ねたところ、「明日来られる方が1年間幸せでありますように。それが平和な世の中の実現につながります」と話していました。

 明日は日曜日。今年1年の厄除けを祈願したい方は、槃若寺を訪れて豆を持ち帰ってみてはどうでしょうか。運が良ければ、金の大黒様にも出会えるかもしれません。 

槃若寺
所在地:大阪府交野市私部南2−1−7
最寄り駅:京阪交野市駅から徒歩10分/JR河内磐船駅から徒歩15分(※いずれも筆者が実際に歩いて要した時間)                                 

フリーライター(四條畷市・交野市)

1968年大阪府生まれ。バス・タクシー業界紙、電機業界誌の記者などを経て、2015年に独立。現在は、ヤフーニュースオリジナルTHE PAGEや週刊エコノミストなどで、環境問題、食料安全保障、公共交通から街ネタを含めて幅広いジャンルの記事を取材・執筆中。Yahoo!ニュース エキスパートでは、「地域とそこに住む人が好きになる」記事を追い求めて頑張ります!

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