【交野市】私市って、そもそもどう読むの?<難読地名>
先日、私市駅で券売機が廃止された理由についての記事を書きましたが、この地域になじみのない読者の中には、「私市」が読めない方もおられたのではないでしょうか。
というわけで、ここでクイズです! 「私市」という漢字はどう読むのでしょうか? 次の4つの中に、正解が含まれています。
(1)しいち
(2)わたくし
(3)それがし
(4)きさいち
さあ、どれが正解でしょうか。
正解は、(4)のきさいちでした。
私市という地名の由来について、交野市史では次のような説を記しています。
古墳時代の豪族・物部守屋が、現在の私市を含む一帯の領地を皇后に差し上げたことから、この一帯はきさいべ(私部)と呼ばれるようになったそうです。「きさい」は皇后、「べ」は部民(所属する人々)を指すとのこと。その私部の中でも、水源や神社がある中心地を「きさいべのうち(内)」、つまり「きさいち」と呼ぶようになった、ということです。
現在、私市およびその周辺は、野外レジャーなどを楽しむスポットとなっています。私市駅前には、大阪公立大学の研究施設で一般公開もされている同大附属植物園、府民の森くろんど園地や同ほしだ園地などを巡るハイキングコースが記されたハイキングマップが掲示されています。
近隣の自治体で幼少期を過ごした筆者は、私市、と聞くと秋のいも掘りを思い浮かべます。楽しいイベントがあるところ、というイメージなんですよね。
この記事で正しい読み方を知った方、今度から「私市」という地名を見たら、自信を持って堂々と「きさいち」とお読み下さい。
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