四條畷市内に100体のサンタクロース像を設置して、地域の活性化につなげる「100にんのサンタクロースプロジェクト」。仕掛け人は市内出身の絵本作家、谷口智則さんです。76人目以降、登場順にご紹介していますが、記事で取り上げ始めるよりも前に登場したサンタについても、可能な限りさかのぼってご紹介します。今回は、74人目のサンタです。

　JR四条畷駅から線路沿いの道を北上。突き当たりを右に曲がります。

　楠公通り商店街に入りますので、そのまま東へ進みます。

　サンタが見えてきました。駅から近いですね。

　谷口さんのインスタグラムによると、このサンタの名は「シカノサウルスサンタ」。歯をまもる歯科さんの前に設置されています。

　「サウルス」という言葉が入っているだけあって、頭の帽子は恐竜の頭部、ヒゲには通常の口の他、恐竜の下あごが描かれています。

　ギザギザした健康的な歯がキラリ。毎日きれいに歯を磨いているのでしょう。

　右手に持っているのは、歯医者さんが口の内をチェックするのに使うデンタルミラーですね。袋の口が歯と歯ぐきを模して描かれているのもユニークです。

　駅からこの歯医者さんに到着するまでの道中で、複数のサンタ像を見ることができました。特に楠公通り商店街と栄通り商店街にはサンタ像に加え、谷口さんが描いた絵も見ることができます。興味のある方は、熱中症には十分気をつけながら、両商店街を散策してみてはいかがでしょうか。