四條畷市内に100体のサンタクロース像を設置して、地域の活性化につなげる「100にんのサンタクロースプロジェクト」。仕掛け人は市内出身の絵本作家、谷口智則さんです。4月上旬、86人目のサンタに会いに行ってきました。

　86人目のサンタは、東高野街道沿いにいます。写真の地図はおおむね向かって左が北、右が南です。赤い線が引かれている道が東高野街道であり、JR四条畷駅付近から行く場合はこの道を北上します。同街道については以前の記事でも紹介しましたのではしょりますが、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【四條畷市】＜どうする家康＞ここから始まった「伊賀越え」──家康の逃亡ルート（？）を行く

　途中、先日双子の「子馬」記事でも紹介した四條畷市立歴史民俗資料館を左側に見ながら北上します。

　国道163号線の下を通過してさらに北へ。

　江戸時代に作られたという三坪橋を渡って突き当たりを右へ進むと、やがてサンタ像が見えてきました。

　谷口さんのインスタグラムによると、このサンタの名前は「スポーツカーサンタ」。「サクト工業さんにいます」と書かれていましたので、後ろの建物がサクト工業さんでしょうか。サンタのヒゲには、スポーツカーの車体の前の部分やハンドルが、胴体の左右にはタイヤのホイールが描かれており、あたかもサンタがスポーツカーに乗っているかのようです。

　ヒゲの真ん中には、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニのようなイメージのエンブレムが描かれています。40数年前のスーパーカーブームを思い出してしまいました。

　背中の袋はチェッカーフラッグと同じ柄、両方の靴はこれまた濃茶色の車体のスポーツカー、さらにその下の台はレーシングコースの路面が描かれています。非常にスポーティーな雰囲気のサンタ像です。

　これで、100人達成まであと14人。次はどんなサンタに出会えるのでしょうか。