「キウイは写真のように切らないで下さい!」栄養士がお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
今が旬の「キウイ」
日本で出回っているキウイの多くはニュージーランド産ですが、近年国産のキウイも店頭に並ぶようになりました。
甘酸っぱくて美味しいキウイですが、実は上の写真のように切るのはあまりおすすめしません。
今回は栄養士が「写真のキウイの切り方がNGな理由」を詳しく解説していくので興味がある方は最後までご覧くださいね。
今回の目次
1 キウイの栄養について
2 選び方・保存方法
3 写真のキウイの切り方がNGな理由
4 おすすめ切り方
1.キウイの栄養について
キウイは老化を防ぐと言われるビタミンE・血圧を安定させるカリウム・腸内環境を整える食物繊維が多く含まれます。特にゴールデンキウイはいちごを上回るビタミンCが含まれています。
2.選び方・保存方法
【選び方】
・うぶ毛が均一に生えているもの
(ゴールデンキウイには産毛はありません)
・表面にシワや傷がついていないもの
・色が濃すぎないもの
【保存方法】
皮は剥かず1個ずつラップをして、冷蔵用保存袋に入れ野菜室で保存します。
*触ってかたいものはポリ袋や容器に入れて常温で追熟させましょう。
りんごと一緒に保存するとりんごから発生するエチレンガスの影響によって早く熟します。
3.写真のキウイの切り方がNGな理由
お待たせしました!「写真のキウイの切り方がNGな理由」について解説していきます。
その理由は、横に切っているから
キウイは上と下で甘みや柔らかさが異なるので、横に輪切りにするよりも縦にくし切りにした方が甘みのバランスがよくなるのでおすすめです。
【NGな切り方】
【おすすめ切り方】
ただし、キウイは皮にも栄養が豊富に含まれています。
くし切りにすると甘みのバランスがよくなる一方、皮を食べにくいというデメリットがあるので栄養を重視したい方は皮ごと薄い輪切りに、甘みのバランスを重視したい方はくし切りにしてもよいでしょう。
4.おすすめ切り方
①キウイは横ではなく縦に切ります。
↓
*このままスプーンですくって食べても◎
皮を剥く場合はここで剥きましょう!
②さらにカットし1/4にすればOK!
いかがでしたか?
キウイは横に輪切りにすることが多いと思いますが、実は甘みのバランスがよくなるのは縦にくし切りする方法です。
今が旬のキウイをもっと美味しく食べるためにもぜひ参考にしてみて下さいね。
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