大阪を代表する豚骨ラーメンの人気店！

　今回紹介したいのお店は、2020年2月23日オープンした「中華そば 花京 天六店」。こちらの店自体は3年前のオープンですが、創業は2002年。京橋にあった創業店は立ち退きで2017年3月に惜しまれつつ閉店しましたが、10席の店舗に1日300人が訪れる超人気店でした。

　京橋の閉店後、すぐに大正に移転。その後に鴫野にもオープン。天六店が3店舗目となります。

　「中華そば 花京 天六店」があるのは、都島本通沿い。天神橋筋六丁目駅の①出口からは徒歩1分ほどの好立地です。

　店内は正面から見ると横に長く、カウンター席のみ。どこからもラーメンを作る様子を見ることができます。

　カウンターには、ごまと紅生姜。豚骨スープによく合います。

看板メニューは豚骨のこってりと鶏ガラのあっさりの2本立て！

　こってり背脂中華そば800円、あっさり鶏ガラ中華そば800円、ピリ辛中華そば（とんこつ）930円、カレーそば（とんこつ）930円、のりそば（とんこつ）930円が基本的なメニュー。スープとしては、豚骨のこってりと鶏ガラのあっさりの2種が基本です。

こってり背脂中華そば 800円

　お店を人気店に押し上げたのが、こってりスープの豚骨ラーメン。チャーシュー、歯応えのよい大きめのメンマ、九条ねぎがのっています。

　スープは粘度が高い方ではありませんが、濃厚な旨味が大きな特徴。表現としては“旨味の密度が高い”という印象です。醤油ダレがスープの甘味を引き立てています。

　旨さの秘密といえるのが、豚のゲンコツを20時間以上強火で炊くスープ。店内で常に炊き続けていて、スープが減ったら水ではなく別に炊いていたスープを足していくのがポイント。薄まることなく力強い旨味がキープされます。

　こってりは、細麺と中華麺からチョイスできます。定番は細麺。コシがあって喉越しのよいストレート麺です。

　よく煮込まれたチャーシューは厚めで、口の中でほろほろと崩れていくやわらかなタイプ。

あっさり鶏ガラ中華そば 800円

　あっさり鶏ガラ中華そばは、こってり同様、チャーシュー、メンマ、九条ねぎに、味玉と海苔がのります。

　しっかりした鶏ガラスープは、背脂が入った力強い味わい。醤油ダレが甘味とコクを加えています。中細ストレートの麺ともよく合っています。

間違いなく大阪を代表する豚骨ラーメン店のひとつ！

　麺一盃（塚本）、らーめん小僧（福島）、無鉄砲（大国町）、博多とんこつ 天神旗（上新庄）、らーめん ばっこ志（十三）など、大阪にもおいしい豚骨ラーメンの店がありますが、これらに勝るとも劣らないラーメン店。大阪の豚骨ラーメン好きで、未訪問であればぜひ一度行って欲しい一軒です。

　まずは定番のこってりを。そして、気に入ればリピーターになって、「麻婆麺」や「あんかけちゃんぽん」など、最近力を注いでいる限定麺を楽しんでみてください。

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