【大阪・神崎川】ラーメン界のTKG!? ラヲタの間で話題の「冷やし桐玉」をやっと食べた!
駅から10分以上ありながら連日行列の人気店!
この夏、SNSで話題になっていた麺を求めて向かったのは「桐麺 本店」。阪急神崎川駅から徒歩約13分とアクセスがいいとは言いがたいのですが、昼も夜もたいてい行列しています。前を通る十三筋を通ることが多いので何度か食べようと思ったのですが、たいてい行列になっていて、「時間がないわぁ」とスルーしていました。
ただ、食べたいのが冷やしだったので、やはり暑いシーズンのうちに食べたいという気持ちもあって、なんとか訪問しました。
店内はカウンターのみの10席
アクリル板で仕切られ、1席にひとつコショウやポットがセッティングされています。
鶏白湯から進化した濃厚ラーメンが人気!
桐麺といえば、雑誌やテレビでの取材も多く関西でも名の通った名店。名物は鶏白湯のこってりラーメンです。ほかにもつけ麺や清湯系の中華そばなど多彩にそろえます。
こちらが、桐麺しょうゆ880円。鶏ガラと丸鶏の超濃厚なスープに、もちもちとした麺を合わせています。粘度の高いスープをしっかりまとった麺はクセになる味わい。ラーメン通たちの評価も高いのですが、個人的にも関西でもトップクラスの鶏白湯ラーメンのひとつだと思います。
今回の目的は、メニューの裏側にある冷やし桐玉1,000円。これが、InstagramやTwitterで拡散され、この夏ラーメンファンの間で話題になりました。
高いクオリティを誇る麺をダイレクトに味わう!
冷やし桐玉(冷)1,000円
こちらが今回、どうしても食べたかった「冷やし桐玉」。店主が超人気店で修業したこともあってラーメンファンの間でもいく知られていた「桐麺」が、もう一段階、知名度を上げたのが麺のクオリティ。年間数百杯食べるラーメンブロガーから、「麺のクオリティは関西ナンバーワンちゃいますかねぇ」との評価をきいたこともあるくらい。店主も麺へのこだわりが強く、「MAZEL」という自慢の麺を塩ダレだけで食べる裏メニューの提供を始めました。その進化形がこの「冷やし桐玉」。
この太平麺ですが、見た目はうるうるとしたしっとり感。噛んでみるともちもち感がありながらも喉越しがいいと言う、反する2つの個性を併せ持つ麺です。
「冷やし桐玉」華やかにするのがこの卵。
麺の下に塩ダレが隠されているので、まずはグイグイと麺をまぜます。太麺なので、麺が重く感じます。
混ぜ合わされた全粒粉麺は、メインのモンゴルのジャムツダウス塩に魚介や鶏、豚のなどエキスを加えた塩ダレが絡むとさらにうるうる感が増加。口にしてみると、上質な讃岐うどんのいいところに、ラーメンの麺の風味のよさや旨味が加わった麺に仕上がっています。
塩ダレだけでもおいしいのですが、醤油を数滴垂らすと見事な味変が楽しめます。
シメには塩ダレのきいたたまごかけご飯!
SNSなどをチェックしていたので、「絶対注文した方がいい」という人もいた、+50円の〆ごはんを最初にオーダーしていました。それがこちら。
最後に残った、おいしい塩ダレと卵のタレにご飯をDive。
混ぜ合わせると、これがめちゃめちゃおいしい 玉子かけご飯。「冷やし桐玉」は基本的に1.5玉ですが、1玉にもできます。ボリューム的にキツそうであれば、麺を1玉にしてでも、この〆ごはんを楽しんで欲しいくらいです。
お持ち帰りでも楽しめる!
この「冷やし桐玉」ですが、自宅でも楽しめます。というのも、お店もしくは、3軒ほどお隣にある系列の製麺所「桐ちゃん製麺」で麺を販売。
麺単体も販売していますが、麺2玉と塩ダレを1,000円で購入できます。
セットを買ってハムとネギでアレンジ。めちゃめちゃおいしくできあがりました。
最近は、このまぜそばをまねたメニューを出す店もちょこちょこでてきているのですが、半端ない麺のポテンシャルを楽しめる元祖でぜひ楽しんで欲しいと思います。
桐麺 本店
住所/大阪市淀川区三津屋北3-1-15
電話/06-6309-8040
営業時間/11:00~15:00、18:00〜22:00
定休日/火曜
席数/10席(カウンターのみ)
交通/阪急神崎川駅から徒歩約13分
※大阪駅から市営バス5番のりばから加島駅前行きで、東淀工業高校前下車すぐ