大阪・肥後橋の超人気店「鶏soba座銀」などを手がけるグループの最新店が、2021年8月1日にオープンした「NEXT□」。お店があるのほ、大阪のなんばにある千日前道具屋筋です。

　魚介の牡蠣（かき）に注目し、白湯や清湯で旨味を存分に味わえるラーメンをラインナップ。また、ラーメン店とは思えない画期的な内装などこれまでにないチャレンジングな店になっています。

　看板メニューは、牡蠣白湯「koeru」（並）950円。豚骨や鶏ガラの白湯スープにカキペーストをたっぷり加えた濃厚な風味が特徴。ガツンとパワフルなスープを中細の平打ち麺が受け止めます。そのまま食べるよりも強い〝カキ感〟が衝撃的。カキ好きはもちろん、魚介好きにしっかりハマる仕上がり。

　白湯（パイタン）は、豚・鶏をそれぞれ炊いてから、最後にペースト状のカキを合わせるトリプルスープ。

　喉越しのいい平打ちの中細ストレート麺は、人気製麺所「麺屋棣鄂」製を使用しています。

　1杯に約3個分のカキが使用されているそうで、そのうちの一つはトッピングされています。

　ちなみに、透明なスープの牡蠣清湯「ikasu」（並）も950円。カキのエキス加わったこれまでなかった風味の魚介スープです。力強い旨味で、モチモチの太麵と好相性。ゴマ油の風味が楽しいワンタンも絶妙です。

　黒でまとめられたシックな店内。壁一面に映像が流されているのが斬新。

　箸やレンゲは、テーブルの引き出しに収められています。

　食券の券売機は店内ではなく店頭にあって、なんと現金利用不可。

　現金はNGですが、交通系の電子マネーなどいろいろサポートしています。

　カキラーメン自体が個性的なのに、壁に常時映像が映し出されている店内や現金不可など、これまでなかったことがてんこ盛り。新しいことだらけで頭の中で情報が処理できなくなりそうですが、カキのラーメンはかなりおいしいので、魚介好きであればぜひ体験して欲しいです。

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