2024年も美味しくラーメンを食べさせて頂きました。どのラーメンも美味しく、甲乙付け難いところですが、

2024年私が食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。

• 醤油[公開中]←こちらをクリック
• 塩
• 味噌
• つけ麺濃厚[公開中]←こちらをクリック
• つけ麺淡麗
• 家系
• 煮干し淡麗
• 煮干し濃厚
• MIX
• とんこつ
• 冷やし
• その他

の12部門に分けて紹介させて頂きます。※二郎系担々麺などはその他に集約しております。

今回は塩部門を８店舗を紹介致します。

■手打ち蓮(森下駅)

2022年創業以来人気は続き、平日でも並びの絶えない人気店となっております。

店主さんは蕎麦店などの経験を活かした自家製麺や丁寧な工程が伺える繊細なスープなどが魅力的です。

[麺]

その日の気候によって加水率を変えており、この日は44.1％でした。

手もみ麺定番のもち姫に北海道産氷瀑、和華の小麦を使用した麺はモチモチ感と弾力のバランスが素晴らしいです。

[スープ]

北海道産帆立と干し椎茸、厳選5種の塩を合わせたスープは深みがあって、身体に染み渡ります。

鶏油？や生姜？などでしょうか。様々な味わいが楽しめます。

[トッピング]

チャーシューはなんと岩手県産岩中豚、千葉県産林SPFを使用しており最高に美味しかったです。

有料トッピングのバターを混ぜ合わせるとコクのブーストで旨味が高まります。

■伊達屋(福島市)

福島県は白河ラーメンのとら食堂、喜多方ラーメンの坂内食堂、田村市のさんくるげなどのラーメン店が人気ですが

伊達屋さんは2001年創業以来、上記のお店たちと肩を並べる繁盛店となっております。

[麺]

卵が練り込まれた麺はむにゅっと弾ける食感が最高に美味しい中細麺でした。

[スープ]

動物系、昆布などのコクが強く、カエシの塩具合も絶妙で圧巻のバランスで、最高に美味しかったです。

北海道倉島バターをかき混ぜると、旨味が爆発的にアップします。

[トッピング]

チャーシューは柔らかくて香ばしく、めんまも程よい柔らかさで抜かりない質でした。

■塩そば時空(高井戸駅)

2023年創業以来、1年で食べログ百名店、ミシュランビブグルマンなど数々の権威ある賞を獲得したお店です。

[麺]

自家製麺は平打ちストレートで、非常に歯切れが良くぱっつんとした食感が素晴らしく、めちゃくちゃ美味しい麺でした。

[スープ]

煮干が効いたアニマルオフの塩スープは上品で、化学調味料不使用で丁寧に仕上げられたことがよくわかるスープです。

[トッピング]

チャーシューはしっかりめに火入れされ、細めのめんまはコリコリで美味しいです。

■自家製麺カミカゼ(戸塚中継所)

現在の店舗は2016年オープンですが、歴史は古く閉店と復活を繰り返した伝説のお店です。(詳細は下記のレビュー参照ください)

[麺]

スクエア型細麺ストレートは”ゆめちから”を使用した自家製麺で、2日間熟成させているそうです。

麺かためでお願いした結果、ザクザク感と滑らかさを双方に感じられ、功を奏しました。

[スープ]

洗練された無化調淡麗スープは口当たりが優しく、じんわり旨味が口の中で広がる最高峰です。

また温度変化で味を段階的に楽しめ、焦がしがコクを与えてくれます。

[トッピング]

チャーシューはトロトロで大き目のものが2枚、穂先メンマ、ネギ、海苔が添えてあります。

■らぁめんご恩(野方駅)

2022年創業以来、第23回TRYラーメン大賞新店塩部門1位に輝いたり、TV番組マツコの知らない世界に出演されたりと人気のラーメン店です。

ラーメンの美味しいのは勿論のこと、店員さん達のホスピタリティの素晴らしさも魅力と人気の秘訣です。

[麺]

中細ストレート麺は硬めの茹で具合で丁度良く、噛むと弾けて口の中で踊るように美味しかったです。

[スープ]

熱々のスープは口の中にじんわりと鶏の旨味が広がり、カエシの塩とバランスも素晴らしく洗練された一杯です。

[トッピング]

鶏肉はパサつかないギリギリの火入れ、豚肩ロースはスープの繊細さをギリギリ邪魔しない味付けです。

■仙臺自家製麺こいけ屋 分店 綠栽(新小岩駅)

店主さんは元和食職人で、仙台の名店『こいけ屋』で修行の後に、2022年3月に独立オープン。

仙台の本店もお邪魔しましたが、軍鶏を中心としたラーメンが非常に美味しかったです。

[麺]

自家製麺は手もみの中太麺で、程よいゴワゴワ感と弾力があるタイプで非常に美味しかったです。

[スープ]

これでもかというくらい鶏の旨味がダイレクトに感じられるスープです。

淡麗系なのにここまでパンチがあるスープは素晴らしいです。

[トッピング]

極太めんまはコリコリで質が高く、玉ねぎはアクセントになるようにネギは繊細さを保つように切ってありました。

チャーシューも申し分なく、2枚入っており麺とスープとの相性も抜群です。

■華塩KASHO(千歳烏山駅)

ミシュランビブグルマンも受賞している成城青果の姉妹店として、2024年6月にオープン。

TRYラーメン大賞の新人塩部門に入賞するなど話題のお店です。

[麺]

織り込まれてキレイに麺線が整えられた、低加水細麺ストレートでズバッとした食感含めて美味しかったです。

並、中、大あるうちの並でも140gあるので、満足度の高いボリュームです。

[スープ]

鶏、牡蠣、蜆、蛤、浅利と合わされた塩スープは上品かつ奥行きがあり絶品でした。

宇治抹茶パウダー、ブランデー漬けレモンがアクセントになっており、

牡蠣ブーストでクラムチャウダーのような味変を楽しめます。

[トッピング]

低温調理チャーシュー、自家製めんま、ネギが添えてありました。

■らーめん中々(白楽駅)

白楽エリアは末廣家、とらきち家光、NATURAL TASTE、くり山など名だたる人気店が鎬を削っていますが

こちらのお店は老舗で、大行列までには至りませんが、非常に美味しいラーメンを提供してくれる、知る人ぞ知る銘店です。

[麺]

麺は柔らかくなりすぎないギリギリの丁度良い茹で具合で、細麺ちぢれでまとまっており美味しい麺です。

[スープ]

あっさりスープと思いきや、牛筋やフライドガーリックが旨みとパンチを与えてくれます。

[トッピング]

トッピングは麺とスープと圧巻のバランスでした。青梗菜の苦味はアクセントを与え、メンマはコリコリでボリューム満天。

以上が2024年私が食べた塩のお気に入りの8杯でした。

次回もよろしければ、ご覧ください。

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2024年の各部門まとめのリンクは下記。

★2024年醤油部門まとめ

★2024年つけ麺濃厚部門まとめ

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今回紹介した各詳しいレビューは下記から参照してください。

■手打ち蓮(森下駅)

■伊達屋(福島市)

■塩そば時空(高井戸駅)

■自家製麺カミカゼ(戸塚中継所)

■らぁ麺ご恩(野方駅)

■仙臺自家製麺こいけ屋 分店 綠栽(新小岩駅)

■麺塩KASHO(千歳烏山駅)

■らーめん中々(白楽駅)

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