2024年も美味しくラーメンを食べさせて頂きました。どのラーメンも美味しく、甲乙付け難いところですが、

2024年私が食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。

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• 味噌
• つけ麺濃厚
• つけ麺淡麗
• 家系
• 煮干し淡麗
• 煮干し濃厚
• MIX
• とんこつ
• 冷やし
• その他

の12部門に分けて紹介させて頂きます。※二郎系担々麺などはその他に集約しております。

今回はつけ麺濃厚部門を7店舗を紹介致します。

■つけソバいしい(国府台駅)

店主は大手パンメーカーで製造に携わり15年、某有名つけ麺店で7年、手打ちそば店で1年の経験を経て2022年9月にオープン。

また、世田谷区の人気つけ麺店”勢得”をリスペクトされており、提供されるつけ麺にも強く表現されています。

[麺]

自家製麺の太麺は氷水でしっかりしめられ、そのまま食べても美味しく、塩と柑橘果汁だけで食べきれちゃいます。

麺量は250gですがスルスル食べれてしまうので、大盛でもいいかもしれません。

[つけ汁]

麺つゆの方は、夏にピッタリの冷んやりとした蕎麦つゆで、濃厚つけ汁と交互に食べても飽きないようになってます。

濃厚な動物出汁に煮干系、丁度いい甘味のあるつけ汁が最高に美味しいです。

キンキンに冷やされた麺や蕎麦つゆとのギャップなどで、重く感じることは一切ありません。

スープ割は動物魚介のコクスープ、煮干乾物のスッキリスープの2種から選べます。

[トッピング]

細くコリコリしためんまが絶品で、300円支払って山盛りめんまにする価値があると思います。

吊るし焼きのチャーシューもじんわりとした旨味があり、ネギもアクセントになっており完璧です。

■煮干しつけ麺宮元(蒲田駅)

麺屋一燈出身で2015年創業、濃厚煮干つけ麺として蒲田エリアで人気を誇るお店です。

極濃イカつけ麺が運ばれてきた瞬間、イカの香りがぶわっと、鼻を駆け抜けました。

[麺]

中太麺のストレートで綺麗に丁寧に麺線を整えて、盛り付けられています。

やや加水率は高めでチュルっといけるので、350gのボリュームながらサクッと完食できちゃいます。

[つけ汁]

香りもさることながら、お味も超濃厚でイカが口いっぱいに広がります。

昆布水との混ぜ合わせも良く、つけ汁の温度が下がったら温めてなおしてくれます。

[トッピング]

麺の上に厚くて大きめのチャーシューが添えてあり、つけ汁に浸して食べると美味しいです。

■成CH(仲町台駅)

かつて、横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅に”拉麺成”という知る人ぞ知る人気店がありました。

コチラは2021年に拉麺成の2号店としてオープンしたお店です。

[麺]

自家製麺の手揉み平打ちは春よ恋、府金のもち姫、焙煎玄米を使用。

何もつけないで食べてここまで旨みが生まれるものなのかと驚かされる麺です。

[スープ]

一般的なつけ麺の汁は麺と絡ませる為にかなり濃厚で、そのまま飲むと塩分が強いものが多いのですが

こちらの無化調つけ汁はそのまま飲んで旨み抜群、麺に絡ませても薄さを全く感じさせない不思議なつけ汁です。

鶏の旨味を始めとして、焦がしネギや酢橘などもアクセントとなっています。

[トッピング]

鮮度の高いワカメ、キャベツを始めとして、チャーシュー、海苔など抜け目ない美味しさです。

また国産のニンニクで上品なパンチスープに味変可能です。

■麺屋周郷神田店(神田駅)

2021年新橋に本店を創業し、終日並びの耐えないお店として大人気のつけ麺屋さんです。

その2号店として、2023年にオープン以来、本店のつけ汁をベースに辛味テイストを加えたつけ麺でコチラも人気を博しています。

本店の様な20人以上の並びまではなく、お気軽に頂けるのにクオリティが高いのも魅力の一つです。

[麺]

つけ麺の中では細めの部類で、しっかり水切りがされており、そのまま食べても非常に美味しいです。

大盛にしなかったことを後悔するくらい質が高かったです。

[つけ汁]

ベースは新橋と同じですが、そこに絶妙な辛味が加わることにより唯一無二のつけ汁が生まれます。

[トッピング]

豚肉と鶏肉の質は言わずもがな、おひたしの質も高く、湯葉を絡めたたけのこも最高です。

■つけ蕎麦中華蕎麦尚念(長野県南松本駅)

数々の有名店を輩出した、東京亀有の"つけ麺道"出身で、

店主は専門学校時代にアルバイトを経験し、一旦は一般就職するも、ラーメンを諦めきれず、同店で修行後に

地元の長野県で、若干22歳で2016年に独立オープン。そして、2018年に現在の南松本に移転したようです。

[麺]

麺線が整えられた美しい自家製麺はスクエア型太麺ストレート。

やや低加水でそのまま食べても美味しく、長野の地を活かしたクオリティです。

[つけ汁]

近年では魚介豚骨をマタオマなどと称されることがありますが、

こちらのつけ汁は、いやらなしさのない甘みもありつつ、濃厚で繊細なまとまりで非常に美味しいです。

[トッピング]

めんまはコリコリで角形チャーシューはトロトロで絶品、鶏団子やどこか懐かしいナルトも添えてあります。

ネギは別皿になっており、つけ汁が冷めないような工夫が成されており、好みで柚子皮で味変も可能です。

■つけ麺五ノ神製作所(新宿駅)

東京都青梅市の人気店”いつ樹”ブランドで、海老をベースとしたつけ麺専門店です。

国内5店舗展開しており、台湾にも出店している人気ラーメングループです。

[麺]

自社製麺は中太麺で程よい締め具合、モチモチの弾力でそのまま食べても美味しい麺です。

[つけ汁]

つけ汁は味噌と海老のバランスがちょうど良く、ドロドロタイプのつけ汁です。

ドロつけ汁は麺との絡みも素晴らしく、麺を食べているだけでつけ汁がなくなりました。

[トッピング]

三角のめんまは厚みもあって柔らかくて美味しいです。チャーシューの質も高く、キャベツは全体に緩急をつけてくれます。

■くり山(白楽駅)

つけ麺の生みの親、故山岸氏の東池袋大勝軒、大崎六厘舎、次念序などを経験し

白楽後に、仁鍛として始まり、2011年に現在のくり山に店名を変更して独立オープンしました。

最近ではラゾーナ川崎、横浜ベイサイド、ららテラスHARUMIFLAGなどフードコートにも展開されています。

[麺]

自家製麺のスクエア型ストレート、そのまま食べても美味しく本店は流石のクオリティでした。

[つけ汁]

以前は昼は中濃、夜は濃厚だったそうですが、現在は終日中濃となっているようです。

スープはサラッとしたタイプで、上品だけど病みつきになる不思議なスープで酸味や旨味など絶妙のバランスです。

[トッピング]

チャーシューやメンマなど細やかなところまで余念がなく、非常に質が高いです。

以上が2024年私が食べたつけ麺濃厚のお気に入りの7杯でした。

次回もよろしければ、ご覧ください。

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2024年の各部門まとめのリンクは下記。

★2024年醤油部門まとめ

★2024年塩部門まとめ

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今回紹介した各詳しいレビューは下記から参照してください。

■つけソバいしい(国府台駅)

■煮干しつけ麺宮元(蒲田駅)

■成CH(仲町台駅)

■麺屋周郷神田店(神田駅)

■つけ蕎麦中華蕎麦尚念(長野県南松本駅)

■つけ麺五ノ神製作所(新宿駅)

■くり山(白楽駅)

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