トウモロコシの間違った調理法「3つの無駄」なくして美味しく茹でる
トウモロコシの旬がやってきましたが、買ってきたトウモロコシをそのまま茹でようとしている方、ちょっと待ってください…!
今回は、とうもろこしの間違った調理法と、「その手があったか」という無駄のない美味しい調理法をご紹介します。
2~3分もあれば読める内容なので、太字部分だけでも流し読みしていただければ幸いです。
実は「ムダ」が多い調理法!
もったいぶらずに結論からお伝えすると、「間違った調理法」とは「茹でる」ことです。
「なぜ茹でるのが間違いなの?」と感じる方も多いと思いますが、茹でることで大きくムダにしてしまうものが3つあります。それぞれ簡潔に説明します。
1)栄養がムダ
トウモロコシには、不要な塩分を体外に排出してくれる「カリウム」や、糖質をエネルギーに換えてくれる「ビタミンB1」が豊富に含まれており、これらが不足すると高血圧などにつながるといわれます。
そんなカリウムやビタミンB1は水溶性、つまり水に溶け出す特徴があります。このため、茹でてしまうと、茹で汁に栄養が溶け出してしまうというわけです。
2)時間がムダ
トウモロコシを茹でるためには、当然ですがお湯を沸かす時間が必要です。夏場は特にキッチンが暑くなりがちで、なるべく短時間で調理を終えたいところ。
そんな時に、お湯が沸くまで火の近くで待機しているのは、時間も体力ももったいない。茹でずに調理できるならそれにこしたことはない、と思いませんか?
3)お金がムダ
ただでさえ価格高騰が叫ばれる「光熱費」。お湯を茹でるためには、多くのガス(または電気)を使わざるを得ません。
このガス代(電気代)を節約できる方法があるなら、「試してみたい」と思うのは自然なことですよね。
その手があったか!美味しい調理法
では、3つのムダをなくしつつ、失敗せずに美味しく調理する方法とは何なのか。こちらも結論からお伝えします。
美味しい調理法は、(もうお気づきの方も多いと思いますが)電子レンジ加熱です。具体的な手順をご紹介します。
- 皮をむいて軽く流水ですすぐ
- 1本ずつラップで包み耐熱皿にのせる
- 600Wで3分加熱
- 粗熱がとれるまでそっとしておく
たったこれだけで、ぷりぷり&シャキシャキ食感の"ゆで"トウモロコシを楽しめます。
栄養は水に溶け出さないうえに、お湯を沸かさないので時間・体力・光熱費もムダにならない調理法です。
この3つにはご注意
電子レンジ加熱の際は、次の3つにご注意ください。
- 加熱後は非常に熱いので火傷にご注意ください
- 加熱後すぐにラップを外すと、トウモロコシの粒がへこんでしまいます。粗熱が取れるまでラップは外さないでください
- 加熱時間はお使いの電子レンジの加熱具合に応じて調整してください
以上のことにご注意のうえ、美味しく賢くトウモロコシを調理していただければ幸いです。
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