白菜を「写真のように切るのはやめて下さい!」栄養士がお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
冬の野菜と言えば「白菜」
サラダ・炒め物・鍋など幅広い料理に使える白菜は、今が旬なので買う機会が増えてきていると思います。
そんな白菜ですが、実は上の写真のように切るのは避けてほしいんです。
そこで今回は栄養士が『白菜を写真のように切るのがNGな理由』を詳しく解説していきたいと思います。
興味がある方は最後までご覧くださいね。
今回の目次
1 白菜の栄養について
2 選び方・保存方法
3 白菜を写真のように切るのがNGな理由
1.白菜の栄養について
成分の95%が水分ですが、比較的多く含まれているものは免疫力を高める働きのあるビタミンCです。
そのほか、体内の水分バランスを整えるカリウムや腸内環境を整える食物繊維を含みます。
2.選び方・保存方法
【選び方】
・外葉の色が濃く、葉先までしっかりと丸まっているもの
・葉がすき間なくしっかり巻いていて、ずっしりと重いもの
・根元部分の切り口が白くてみずみずしいもの
詳しくはこちら→美味しい白菜は「右」or「左」?栄養士が『新鮮な白菜の選び方』を解説
【保存方法】
・丸ごと白菜の場合
新聞紙などで全体を包み、冷暗所に立てて保存する。
・カットされた白菜の場合
芯を切り落とし、全体をキッチンペーパーで包んだら保存袋に入れ、芯側を下に向けて野菜室で保存する。
3.白菜を写真のように切るのがNGな理由
お待たせしました!『白菜を写真のように切るのがNGな理由』を解説していきます。
その理由は…全ての部位をざく切りにしているから
白菜は、葉と厚みのある軸では火の通り方が違うので、全ての部位をざく切りにするのは避けた方がよいです。
鍋にいれる際も上のような切り方だと、葉の方は柔らかくなっても、軸の方はかたいままです。
なので、白菜は葉の方はざく切りに、軸の方はそぎ切りにしましょう!
軸をそぎ切りにすることで火の通りを均一にでき、味が染み込みやすくなるメリットがあります。
そぎ切り…包丁を寝かせるように斜めに入れて手前にひくように切る切り方
↓軸の正しい切り方
いかがだったでしょうか?
一工夫で今が旬の白菜をより美味しく食べることができるのでぜひお試しくださいね。
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