
田中良紹
ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾のお知らせ」12月17日(火)19時~21時 場所:東京都大田区上池台1-21-5スナック「兎」(03-3727-2806) 東急池上線長原駅から徒歩5分■参加費:1500円 ■申込先:agoto@K6.dion.ne.jpに住所氏名明記で
記事一覧
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2015年11月
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- 米国の「テロとの戦い」は「永続戦争」を意味する
- 米国の「テロとの戦い」を主導したネオコンは「世界革命」を主張したトロツキストの転向イデオロギーである。自由と民主主義を理想とし世界各地で「民主化ドミノ」を図っているが、それが「永続戦争」をもたらす。
- 2015/11/28(土) 23:48
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- 大阪ダブル選挙のややこしい民意を読み解く
- 大阪には「東京一極集中」に対する悲哀と「官」に対する反骨精神がある。その東京コンプレックスを利用して橋下氏は人気を得た。ダブル選挙の大勝で国政への影響力を過大に評価する傾向があるがそれは別の話である。
- 2015/11/23(月) 22:54
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- 米国との信頼関係が「国民」よりも「領土」よりも優先される国家
- 日本政府と沖縄県は司法の場で闘う事になった。国は「米国との約束」が外交と安全保障にかかわると言って地方の民意を押し切る構えだ。しかし米国の機嫌を損ねないようにする競争が肝心の米国情報までおかしくする。
- 2015/11/19(木) 0:19
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- 自民党の立党精神から遠ざかる一方の安倍自民党
- 自民党は結党60年を迎えた。生まれて60年を「還暦」と言い「生まれた時に還る」事を意味する。しかし安倍自民党は自民党の立党精神とは真逆の方向に向かっている。60年前の自民党精神を再生する必要を感ずる。
- 2015/11/16(月) 4:16
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- 閉会中審査で浮かび上がったこの国が論ずべき多彩な論点
- 憲法53条を無視する形で安倍政権は臨時国会を開かず、たった2日の閉会中審査でお茶を濁した。そのため時間的制約から議論は盛り上がらない。しかし盛り上がらない事が逆にこの国に多彩な論点がある事を思わせた。
- 2015/11/12(木) 2:34
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- 政府と自民党の対応を憲法の立場から糾弾したBPO意見書
- NHKの「やらせ疑惑」に対する意見書で放送倫理・番組向上機構(BPO)は、NHK以上に総務省と自民党の対応を批判した。放送法を根拠に政府や政権党が番組の内容に介入する事は憲法21条違反になると言った。
- 2015/11/8(日) 0:30
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- 凋落するアメリカと追随する日本に感じる虚しさ
- 第一次世界大戦で悲惨な戦争を経験した国際社会は、分断と対立のない「新世界秩序」の実現を夢見た。湾岸戦争時のブッシュ(父)大統領も「新世界秩序」を口にした。ところが現実は全く正反対の世界が出来上がった。
- 2015/11/3(火) 13:56
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