
石田雅彦
ライター、編集者
Masahiko Ishida:医科学修士(MMSc)、横浜市立大学・共同研究員。1日20本25年の元喫煙者。近代映画社からネットメディア編集長、紙媒体の商業誌編集長などを経てフリー。自然科学から社会科学まで多様な著述活動を行う。法政大学経済学部卒、横浜市立大学大学院医学研究科修士課程修了、同博士課程在学中。著書に『恐竜大接近』(集英社、監修:小畠郁生)、『遺伝子・ゲノム最前線』(扶桑社、監修:和田昭允)、『ロボット・テクノロジーよ、日本を救え』(ポプラ社)、『季節の実用語』(アカシック)、『おんな城主 井伊直虎』(アスペクト)など。
記事一覧
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- どうせくれるなら「ダーク」を~「チョコレート」最新研究は何を解明したのか
- チョコレートをもらい過ぎて困るような人はもちろん、気になるのは健康への影響だ。気軽に食べられるスイーツとしても一般的なチョコレートだが、最新の研究にはいいニュースと悪いニュースがそれぞれ2つずつある。
- 2/13(水) 19:09
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- これは約2億5000万年前の爬虫類型「カモノハシ」か?
- ペルム紀末の大絶滅の後、新たな生物が誕生したが爬虫類の魚竜も三畳紀に入って隆盛を極めた。最近、約2億5000万年前の魚竜の祖先が、現在のカモノハシのような生物だったのではないかという研究論文が出た。
- 2/11(月) 14:49
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- 「禁煙」とは「ニコチン依存」からの脱却である
- 電子タバコを使った禁煙治療に効果があるという論文が権威ある医学雑誌に掲載された。欧米では電子タバコのハームリダクションが議論になってきたが、ニコチンに依存している限り本当の意味で禁煙したとはいえない。
- 2/9(土) 12:34
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- 「アイコス」次なる戦略を探る
- JTが新型のプルーム・テックを市場へ投入し、アイコスの独壇場だった加熱式タバコの市場がまさに過熱しつつある。だが、アイコスもさらに新たな製品開発によって競合他社を引き離そうとしているようだ。
- 2/8(金) 13:19
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- 「揚げ物」好きが「短命」は本当か
- 直感として揚げ物料理の食べ過ぎが健康にあまり良くないのはわかるが、米国の高齢女性を対象にした食習慣の調査から揚げ物料理を多く食べた場合、心血管疾患にかかりやすく死亡リスクも高くなることがわかった。
- 2/4(月) 14:18
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- 「受動喫煙」防止、3つの「誤解」とは
- 受動喫煙防止を盛り込んだ改正健康増進法の完全施行は2020年4月1日だ。だが、我々は受動喫煙の防止という考え方に対し、いくつか誤解したままなのかもしれない。その誤解とはいったい何なのだろうか。
- 2/3(日) 16:53
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- やはり「クジラ」を食べていた「シャチ」の祖先
- クジラの進化は次第に明らかになってきているが、化石に残った胃の内容物からクジラの祖先が何を食べていたのかがわかる。最近の研究で、現在のシャチのような生態を持っていたクジラの祖先がいたことがわかった。
- 2/1(金) 12:20
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- ペット「カワウソ」の悲惨な境遇とは
- コツメカワウソをタイから密輸しようとした男2人が逮捕された。ペット需要があるため、高値で売買されている闇市場があると考えられるが、日本の住環境でカワウソを飼うことは不可能に近い。
- 1/23(水) 14:58
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- 加熱式もタバコは「インフルエンザ」の強力なリスク因子だ
- 今年もインフルエンザが猛威をふるい始めた。喫煙とインフルエンザの関係は古くから知られている。加熱式タバコにも同様に含まれるニコチンには、免疫機能を下げ、インフルエンザにかかりやすくする危険性がある。
- 1/22(火) 15:53
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- 「ニコチン」こそ「公衆の敵」である
- ニコチンには中毒性があり、タバコを止められなくなるのはそのせいだ。ニコチン自体の害悪について、これまであまり議論にされてこなかったが、ニコチンこそが喫煙者や受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす主犯なのだ。
- 1/18(金) 17:34
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- 「加熱式」もタバコはタバコ~将来に禍根を残す「お目こぼし」
- 受動喫煙防止が進んでいるが、加熱式タバコが広まるにつれ、タバコ会社は規制の網をかいくぐろうと「お目こぼし」を画策し、メディアなどで特例扱いにせよという意見も出始めている。だが、何が問題なのだろうか。
- 1/17(木) 13:09
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- 加熱式タバコ~小児の「誤飲事故」が増える理由
- タバコは喫煙者の日常にごく普通にあるもので、乳児や子どもの興味を引きやすくタバコの誤飲事故は多い。最近、加熱式タバコの喫煙者が増え、そのタバコ部分が小さいため、誤飲事故がさらに増える危険性がある。
- 1/11(金) 14:12
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- 中国「タバコ巨人」の世界進出は日本にどう影響するか
- すでにタバコは20世紀の歴史遺物「オワコン」だが、人口の多い中国では依然として喫煙率が高い。中国のタバコ市場に食い込めるかどうはタバコ会社にとって死活問題だ。日本人にとってもこの問題は他人事ではない。
- 1/10(木) 7:30
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- JTはなぜ「喫煙率調査」を止めるのか~その目的は加熱式タバコの「ステルス化」だ
- JTが1965(昭和40)年から毎年続けてきた「全国たばこ喫煙率調査」を終了し、2019年からは行わないと発表した(※1)。なぜJTは喫煙率調査を止めるのだろうか。その背景と影響を考える。
- 1/4(金) 13:21
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- 市長と行政を訴える「怒り」の受動喫煙「裁判」神奈川で
- タバコや受動喫煙に対する裁判では、タバコ会社や職場を相手取って訴える事例が多い。今回、市長と行政に対し、市が設置した喫煙所の近くを通勤する男性が訴えを起こした。全国で同様の訴訟が起きる可能性がある。
- 2018/12/22(土) 19:25
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- 生物はいつ「羽毛」を獲得したのか~「体毛」の薄い我々ヒトを考える
- 寒くなりダウンジャケットを着た人を見かけるようになったが、我々ヒトにはほとんど体毛がないため、衣服の助けを借りざるを得ない。だが、生物進化の過程でいつ羽毛や体毛が出現したのか議論が続いている。
- 2018/12/21(金) 8:30
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- 「テレビ」の見過ぎで「死亡リスク」が上昇した時代は終わるのか
- 最近の先進諸国における健康問題は「座り過ぎ」だ。テレビの視聴時間が長くなるなどしてII型糖尿病や心血管疾患にかかったりするが、情報の取得方法が形態端末に移行したことでこうした状況は変化するのだろうか。
- 2018/12/20(木) 7:30
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- 「五十肩」加熱式タバコも喫煙者はなりやすい?
- 激しい痛みによって肩を動かせなくなる「五十肩」。ニコチンに血管収縮作用があり、五十肩の原因と考えられることから、加熱式タバコを含めたタバコを止めることが予防になるのかもしれない。
- 2018/12/19(水) 13:58
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- 「ペット好き遺伝子」はあるか
- ペットは子どもの情操教育に影響を与えると考えられているが、ヒトと動物との関係は、進化、精神・心理的発達、ジェンダー、健康と福祉といった点で重要だ。もしかすると「ペット好き遺伝子」があるのかもしれない。
- 2018/12/7(金) 13:41
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- 「肺年齢」チェックしてみませんか~禁煙後も「COPD」に要注意
- 階段を上がったり駆け足すると息切れがする、咳や痰がひどいといった症状が出たら、病院で「肺年齢」をチェックしてみることをお勧めする。COPD(慢性閉塞性肺疾患)なら早めに治療を始めたほうがいいからだ。
- 2018/12/5(水) 11:19
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- 「理想的な体重」管理をしても「タバコ」を吸えば元の木阿弥
- 痩せ過ぎでも太り過ぎでも健康リスクが高くなるが、これに喫煙が加わればほとんど致命的だ。最新の研究では、たとえ理想的な体重を維持しているとしてもタバコを吸えば死亡リスクが高くなることがわかった。
- 2018/12/4(火) 11:53
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- 「いい風呂の日」に温泉療法を考える
- 今日11月26日は「いい風呂の日」だ。日本は火山国で温泉も多く日本人は入浴好きでもあるが、温泉療法(Balneotherapy)の可能性も次第に明らかになってきている。
- 2018/11/26(月) 11:13
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- 「筋肉」は裏切らないが過度な筋肉「フェチ」に危険あり
- たくましい胸板や二の腕といった筋肉に憧れる男性は多い。テレビでも逆三角性の体型を目指すエクササイズが人気になっているが、米国の研究では筋肉強化への希求の強い男性は健康問題を抱えるリスクもあるという。
- 2018/11/23(金) 11:35
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- 歌丸師匠も苦しんだCOPD(慢性閉塞性肺疾患)~患者と専門家の声から「タバコ病」の実態に迫る
- 早歩きがつらかったり階段を上るとすぐ息切れがしたりするという症状が出たら、病院を受診してみることをお勧めする。もしかしたら「タバコ病」とも呼ばれるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)かもしれないからだ。
- 2018/11/21(水) 11:45
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- なぜ「アイコス」は30円安いスティックを出したのか
- 010年にタバコが値上げされた日本でも安いタバコのシェアが増えたが、2018年10月の値上げはどうだろうか。加熱式タバコのアイコス(IQOS)では30円安いヒートスティックがテスト販売されている。
- 2018/11/14(水) 12:49