【藤沢市】後ろ姿はまるで「巨大なおむすび」。公園に置かれた謎の三角岩の正体
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。43カ所目は藤沢市辻堂にある『勘久公園(かんきゅうこうえん)』の敷地内に置かれた「謎の三角岩」です。
JR東海道本線「辻堂駅」から南へ20分ほど歩いた場所にある『勘久公園』は、園内に松の木が植えられており「海辺近くの公園」といった雰囲気が漂います。
とてもシンプルな公園ながら、滑り台やブランコも備わっているので親子連れの姿をよく目にします。ここまでは、ご覧の通りいたって普通の公園ですが…
公園の一角に、不思議な三角形の岩があります。ただの岩ではなさそうなオーラでしょう?
近付いてみると、三角岩には「誰だ花園を荒らす者は」と書かれています。
岩の裏側に回ると…
その姿はまるで「巨大なおむすび」(近所の子どもたちも「おむすび」と呼んで遊んでいました)。
実はこちらの三角岩、正確には「文学碑」。さきほどの「誰だ花園を荒らす者は」という言葉は、大正から昭和期に活躍した小説家・中村 武羅夫(なかむら むらお)さんの「新潮」に掲載された文芸評論です。
「新潮」の編集長をしていた中村さんは、1929年に藤沢市辻堂に移住。家の跡地が公園になり、生誕地の北海道岩見沢市と藤沢市に「文学碑」が建てられたそうです。その経緯などについて藤沢市都市整備部公園課の方にもお話をうかがってみましたが、詳細についての記録は残されていないとのことでした。
後ろ姿は、まるで「巨大なおにぎり」のように見えた三角岩の正体は、辻堂の地にゆかりある小説家の「文学碑」でした。
『勘久公園』から『なぎさモール』までは歩いて5分ほど。お買い物ついでに、少しだけ当時の文学に触れられる『勘久公園』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
基本情報
『勘久公園』
住所:藤沢市辻堂6丁目19-19
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。
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