小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」より徒歩4分。昼時を過ぎても女性客で賑わう無国籍料理カフェ＆ダイニングバー『DAYS KUGENUMA（デイズクゲヌマ）』。

11月6日の記事では、オーナーの矢澤さんが「人生を成功させるカレー」と語る、大人の辛口欧風カレー「ハンバーグステーキ＆カレー（レギュラー通常価格1,480円）」をご紹介しました。

肌寒さが増すとともに、温かいものが恋しく感じる今日は、同店で大人気の名物煮込み系料理「ほろほろ豚肉のビール煮込み（ランチ時通常価格／1,780円）」に注目します。

その人気ぶりは、取材日に来店していた11名のグループ客全員がこぞって食べていたほど。まるで給食のような光景に「そんなに美味しいの？！」と驚きました（そんなに美味しいのです。笑）。

店長の廣井さんが「食べるビール」と称するこのメニューは、秘密のレシピでひと晩マリネした豚肩ロース肉を、ベルギービール「ピルスナー」などで数日間じっくり煮込んだ一品。玉ねぎやマッシュルームを使ったソースには、複数の隠し味が含まれています。

その味わいは、いくつもの素材が絶妙なバランスで調和した非常に繊細なもの。

ほろりと崩れる柔らかな肉に染み渡る“ビール特有のほのかな苦み”は、玉ねぎやマッシュルームの甘みと重なり合うことで、深いまろやかさへと昇華しています。

唯一無二の味わいに、ただただ感嘆。

飲み込んだ後も余韻が広がり次の手が止まらず、一気に完食してしまいました。これは寒い日にふさわしい大人のための至福のひと皿です...。

ちなみに、毎年12月頃からは、『DAYS KUGENUMA』の冬の風物詩「オニオングラタンスープ」が始まります。廣井さんは「こだわりの『自家製オニオンペースト』をていねいにキャラメリゼした、『まるで魔法にかかったようなスープ』です。楽しみにしていてくださいね」とほほ笑みます。

最後に、『DAYS KUGENUMA』がロケ地のひとつとなっている、「J:COM」で放送中のキャンプ系ドラマ「俺のテントに誰かいる…！」をもう一度おさらい（J:COM神奈川／毎週月曜日22:30放送、YouTube／毎週火曜日17:00配信）。

人それぞれの自由なキャンプスタイルと非現実世界を味わえる“キャンプに魅せられた人達の人間模様”を描くドラマです。ご紹介したメニューと重ね合わせてお楽しみくださいね！