藤沢市のみなさまこんにちは。藤沢市地域クリエイターの筆者ころんころです。

早いもので、今年も残すところあと1ヶ月余りとなりました。みなさんにとって、この1年はどのようなものでしたか？今日は、年の締めくくりにふさわしい、ユーモアあふれる地域の逸品をご紹介します。

その商品を提供するのは、「慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス」の前に店を構える『サガミハム直売店 DELI＆GIFT』。

店内では、同ブランドの商品が一般の小売店よりもお得に購入できるほか、グループ会社が手掛ける冷凍惣菜やスイーツ、直売所ならではのアウトレット品、地域で採れる地場野菜などさまざまな食材が手に入ります（一部商品は全国配送も可能）。

そんな同店で、お客さんが「何これ～！？」と驚きの声をあげる1枚のポスターがこちら。

その名も「原始人の宴（直売所の店頭価格／2,980円）」という“骨付きソーセージ”のポスター。

「サガミハム」を運営する、「エア・ウォーターアグリ＆フーズ株式会社」サガミ営業部・統括リーダーの府金さんは、「サガミハム創業100周年記念の特別企画で再販することになった数量限定商品です。豚のゲンコツ（大腿骨）に、味付けした粗挽き肉（豚肉＆牛肉）を手作業で巻き付け、『マンガ』に出てくる肉風の形にアレンジしました」と説明します。

その全長は30センチ弱、重さは650g（骨を含む）にも相当。

発売当初（15年ほど前）のレシピをできる限り再現し、粗挽き肉は食感を出すために2種類のサイズで配合しています。また桜のチップでスモークをかけ、原始人の食欲をそそるような見栄えに仕上げているのだとか…。

成人女性が持つとこんな感じ。

まさに「はじめ人間ギャートルズ」か「ONE PIECE（ワンピース）」に登場するレベルの「マンガ肉」そのもの。

府金さんは「3～4人前のボリューム感に加え、製造に10日以上を要するため、正直なところ利益はあまり大きくなりませんが(笑)、『サガミハムが面白いことをしているぞ！』と喜んでいただけたら嬉しいです」と笑います。

では、実際にどのように食べるのか、またどんな味わいなのかを詳しくレポートします。

冷凍販売されている「原始人の宴」は、まず解凍し、肉をそぎ落とすようにカットしていきます。

粗挽き肉を使用した“ソーセージのような質感”に仕上げられているため、薄くカットすることも可能ですし、骨に沿ってブロック状に簡単にそぎ落とすこともできますよ。

そのままでも召し上がれますが、レンジやオーブンで温めるとさらに美味しく楽しめるとのこと（冷蔵庫で解凍（24時間後）、レンジの場合は600Wで約5分が目安）。

すべてをそぎ落とすと、かなりのボリュームのお肉が取れました。その味わいは…

思わず「さすが『サガミハム』！」と口から出てしまった筆者(笑)。積み重ねた技術を感じさせる、見た目を超越したとびきりの旨さ。

スパイスや塩気がしっかりと効いており、メインディッシュとしてはもちろん、お酒のお供やお弁当のおかずとして、またスープや炒飯にも使える万能の味わい。温めることで、スモークの香りが一層引き立ち、脂がにじみ出てジューシーさが増します。

筆者は冬のギフトとして利用決定ですね...。美味しい。食べる手が止まらない...。

クリスマスや年末年始のちょっと豪華な食卓に、またキャンプやバーベキューでワイルドに味わうなど（イベントの景品にもいいかも）、さまざまなシチュエーションで楽しめる「サガミハム」の「原始人の宴」。

販売は、『サガミハム直売店 DELI&GIFT』をはじめ、公式 ホームページ（外部リンク）にある通販サイトからもお買い求めいただけます。「解体実演試食販売」も開催されますので、この機会にぜひ一度ご賞味あれ！