【藤沢市】人気が出過ぎて料理長がギブアップ。一度はメニューから消えた伝説の炒飯を食べてみた
辻堂元町にある『本格中華料理 香港軒 辻堂店』。
中国・天津の料理店で修行を積んだ料理長が、化学調味料を使わず、日本人好みの本格中華料理を提供しているお店です。
店内は、いくつかの空間に分けられた半個室風のつくり。
円卓のある宴会席もあり、人数やシチュエーションに応じて利用できます。
今回は、冬におすすめの体が温まるメニューなどを、料理長と徐達成(じょたっせい)さんに教えていただきました。最初は「四川風辛味水餃子(5個680円)」。
皮からすべて手作りの「四川風辛味水餃子」。具はお肉や海鮮、野菜など。昔ながらの作り方で、食材の鮮度を活かした水餃子に仕上げています。ピリッと辛さが効いたお味がくせになり、1個また1個と箸が止まりません。
続いてお店ナンバーワン人気の「香港風 名物特製黒酢豚(1人前980円/2人前1,380)」。
上質な国産豚肉の肩ロースを使用した「香港風 名物特製黒酢豚」。2時間煮込んだあと、さらに24時間の薫製を加えます。お肉が柔らかくなったところで、甜麵醬の味が引き立つ黒酢汁で味付け。中国式クレープ(蒸しパン)に挟んでいただきます。料理長は「お肉もタレも作り方も、すべてが特別仕立ての黒酢豚です」と自信を見せます。凝縮されたソースと柔らかなお肉に、思わず頬が緩む逸品ですよ。
3品目は「チャーシューレタス炒飯(980円)」。実はこちらの炒飯、一度メニュー表から消えた伝説の炒飯なのだとか。
徐達成さんいわく、料理の種類が豊富なのに加え、ピーク時ともなるとお客さんの注文が次々と入り、料理の提供が追い付かないことも出てきたのだとか。そのため「本格中華料理」ではない「中華料理系」のメニューを一時封印(メニュー表を閉じてありました。笑)。しかし常連さんから「あの炒飯が食べたい!」という要望が相次いだので、炒飯など一部の「中華料理系」メニューを復活させたそうです。
そんないきさつのある「チャーシューレタス炒飯」は、ご飯がパラパラタイプの炒飯。厚めに切られた大きなチャーシューが何枚も乗っています。スプーンにすくって豪快に口に運べば、シャキシャキレタスの軽快な歯ごたえとともにお醤油の香ばしさが口の中を包み込みます。これは再販を望む声がでるのも納得の美味しさ、一気にかき込んで食べました。
4品目は「麻辣牛肉刀削麺(トウショウメン/1,180円)」。
名前の通り、小麦粉の塊から「特殊な刀で削った麺」の刀削麺。平たいうどんのようにも見えますが、厚みが均等でないことから独特の食感を生み出します。そこに牛モモ肉・牛肩ロース肉・牛筋肉などを煮込んで作った旨辛ソース(麻辣牛肉)をトッピング。体が温まるひと品です。
締めのデザートは「自家製とろーり杏仁豆腐(380円)」。思った以上に大きくて、食べ終わるころにはお腹がはちきれそうでした(笑)。とても濃厚で、杏仁の香りが上品な杏仁豆腐です。
最後に、料理長からランチ情報と特別新作料理のお知らせ。
「本場中国で食べられている味を、ぜひ当店で味わっていただきたい」という思いでスタートした、本格中華シリーズ第一弾「羊背骨の味噌漬け」。肉の臭みを嫌う人も多いラム肉ですが、料理長は「お酒のおつまみにぴったりで、食べやすいラム肉です」と話します。栄養価も高く、中国では夏に食べられているメニューなのだとか。ぜひお得なセットをご利用くださいね。
一度はメニューから消えた伝説の炒飯から、本格中華料理までそろう『本格中華料理 香港軒 辻堂店』。どのメニューもリーズナブルなので、中華料理が食べたくなったら迷わずここへ。
基本情報
店名:本格中華料理 香港軒 辻堂店
住所:藤沢市辻堂元町3丁目15-25サザンクロス1F
アクセス:JR「辻堂駅」より徒歩10分
電話&FAX:0466-52-7822
駐車場:あり
公式 ホームページ(外部リンク)
※詳細は『本格中華料理 香港軒 辻堂店』の公式サイトをご確認ください。
取材協力 本格中華料理 香港軒 辻堂店 様
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