小田急線「藤沢本町駅」から歩いて5～6分。白旗神社のすぐ西側にある老舗和菓子店『古美根菓子舗』。

昨年10月「ぶどう大福（1個324円）」をご紹介したお店です。

参考記事：【藤沢市】10/8今季最終販売！口の中がキュンとする「ぶどう大福」は、秋を感じる1粒です

今日は、思わず二度見した和菓子「笑う饅頭（1個97円）」をご紹介します。

黄色い皮に黒胡麻が２つ。キュッと口角のあがった笑顔がチャームポイントの「笑う饅頭」。

お店の本間さんにお話をうかがうと「失敗作（割れてしまったお饅頭）を見てアイデアが沸いた商品」とのこと。「お饅頭ににっこり笑った口元と目をつければ、可愛い商品になるのでは？」という絵が浮かび誕生したそうです。本間さんは「切り込みが大き過ぎると、蒸し上がった時に割れてしまいます。逆に小さいと、蒸して膨れ上がった時に生地に埋れて見えなくなってしまうので、口の開き具合がポイントですね」と話します。また「名前はあえて見たままです」と言う本間さん。子どもから大人まで愛されるネーミングにしたそうです。

それではさっそく食べてみましょう。申し訳なく思いながら(笑)お顔を半分に割ってみました。

中身は、うぐいす豆と枝豆から作られた「ずんだ餡」がぎっしり。皮も餡もしっとりとしていて、素朴な優しい甘さがとても美味しい…！小ぶりな大きさなので、2個3個と手が止まらなくなってしまいます。

見た目のかわいらしさと美味しさから、売り切れてしまうこともあるという「笑う饅頭」。食べると思わずにっこりしてしまう、心も豊かになる和菓子でした。

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