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【藤沢市】ついに正体が判明。どこを食べても真っ黒い和菓子「お炭さん」と「謎の老婆」

ころんころライター(藤沢市)

『藤沢駅』北口から徒歩1分、遊行通りに静かにたたずむ『近江堂(おうみどう)』

今年2月、「藤澤ゆべし」と「お団子」をご紹介した老舗和菓子店です。

参考記事:【藤沢市】95円っぽくないお団子は、自然な柔らかさと上品な甘み。老舗和菓子店の名品 ※タイトルは掲載時価格です。現在はお団子1本が100円になっています。

今日は『近江堂』の真っ黒い和菓子「お炭さん(おすみさん/200円)」に注目します。まずは店頭に貼られていた張り紙から。

謎の黒いド派手な老婆?のキャラクターもかなり気になりますよね。「お炭さん」について『近江堂』の下段さんにお話をうかがうと…

「このおばあちゃんは、古くから伝わる知恵を広める、和菓子国・近江堂村の知恵袋的な村人『お炭さん』です。明治28年03月10日生まれの127歳のご長寿さんで、トレードマークは星柄の着物です」と話します(至って真剣なお話です。笑)。

これは…
ますます深まってしまった「お炭さん」の謎...。

続けて下段さんは「『お炭さん』は『あんぱんまんじゅう』という新しいジャンルの和菓子です。あんぱんと饅頭のいいところを合体させました」と言います。どこを食べても真っ黒なのは、皮に「食用の竹炭パウダー」を使用しているから。四国で採れた孟宗竹を高温の土窯で炭にしたものだそうで、天然ミネラルを豊富に含んでいます。

なるほど…。少し謎が紐解かれてきましたね(笑)。では実食してみましょう。

初めて受け取ったら「これは何?」と言いたくなる「お炭さん」
初めて受け取ったら「これは何?」と言いたくなる「お炭さん」

手に取ると、お饅頭にしては少し大きめ、あんパンにしては少し小さめの大きさ。ひと口食べると、お饅頭独特の皮でありながら、モフっとしたあんぱんの風合いも感じます。

小豆と砂糖のみを使用して作られた餡はとてもコクのあるお味。ほどよい甘さで、美味しく1個ペロリと完食しました。体内では作り出せないミネラル成分(竹炭パウダー)も含んでいるので、健康的なおやつと言えそうですね。

ユニークなストーリーと、ヘルシーな美味しさが隠された『近江堂』のあんぱんまんじゅう「お炭さん」。ぜひお見知りおきを!

基本情報
店名:近江堂
住所:藤沢市藤沢561
アクセス:藤沢駅北口から徒歩1分
電話:0466-23-0600
駐車場:無し(近隣にコインパーキング有り)
※詳細は『近江堂』までお問い合わせください。

取材協力 株式会社 近江堂 下段 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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