JR札沼線廃線に合わせ登場!月形当別線(とべ~る号)【北海道】
JR札沼線・新十津川ー北海道医療大学が2020年5月に廃止されるのに合わせて登場した代替バスのうち、「とべ~る号」は月形ー当別を走り、廃止直前の2020年4月に登場しました(月形町・外部リンク)。現在1日9往復していますが、JR廃止以前はなかった路線。当別の下段モータース(外部リンク)が運行中です。
札幌市の隣・当別町から月形まで鉄道がなくなって4年。札幌から最も近い地域にあるJR代替バスに平日乗ってみました。
路線図はこちら(月形町・外部リンク)。
ダイヤは平日(外部リンク)と土日祝(外部リンク)となっています(2024年4月1日改正)。
当別駅より乗車
「とべ~る号」の始発はJR当別駅南口。以前は石狩当別駅でしたが、町の要望で「石狩」を外した駅名に2022年3月に変わりました。
筆者が乗車したのは当別駅南口15:05発。2台のうちマイクロバスのポンチョでした。
車内は一般的な路線バスを少し小さくした感じでしょうか。
ちなみにもう1台のワゴン車はこちら。
下段モータースはとべ~る号の他に、当別町から委託を受けて「当別ふれあいバス」を運行(外部リンク)。とべ~る号発車待ち中に、ふれあいバス・青山線が到着しました。こちらはワゴン車。
とべ~る号は筆者一人を乗せ、定刻に月形へ向け発車しました。
途中駅跡最寄停留所
バス乗車中、JR札沼線の廃駅最寄バス停を主に撮影。
当別市街
当別駅を発車後はしばらく当別町中心部を走ります。当別駅から南西に向け走り、当別町の小中一貫校・とうべつ学園に立ち寄り。
とうべつ学園の後は当別駅北側の住宅街を走行後、当別駅南東にあるスーパーマーケット・スーパーアークス当別店停留所発車後から国道275号に入ります。
現在の札沼線(学園都市線)の終点・北海道医療大学駅へ向かいます。
北海道医療大学駅[当別町]
バスは北海道医療大学駅手前で国道275号を離れ、駅や大学がある町道へ。
北海道医療大学駅で1人乗車しました。
バスはしばらく国道275号の北側にある町道を乗客2名のまま進みます。
石狩金沢駅[当別町]
石狩金沢駅は町道と国道275号に挟まれた場所にありました。とべ~る号は金沢会館前バス停を通過。
ファームエイジ停留所の後、国道275号に戻ります。
本中小屋(もとなかごや)駅[当別町]
本中小屋駅の最寄りバス停は健康食品会社・玄米酵素中央研究所前。乗降なく通過。
中小屋(なかごや)駅[当別町]
中小屋地区に3か所停留所がありますが、中小屋(なかごや)駅に最も近い停留所は「中小屋郵便局前」。
バスは月形町に入ります。
月ヶ岡(つきがおか)駅[月形町]
月ヶ岡駅は駅舎が残り、月形駅行バスは駅前ロータリーに入ります。
月ヶ岡駅で乗降はありませんでしたが、バスは止まりました。
当別行きは国道275号沿いのバス停。
なお知来乙駅に最寄りの月形当別線のバス停は設置されていません。
月形駅に到着
乗換は月形役場前を推奨
北海道医療大学駅から乗車した1人は月形市街で下車。
次の月形役場は通過。
役場前にはバス待合所があります。
月形高校は校内にバス停があります。月形高校始発である新篠津村のニューしのつバスが発車を待っていました。
月形駅舎は2022年に解体済
月形高校の次が終点・月形駅。下車直後、ニューしのつバスがやって来ました。
月形駅では当別に戻る「とべ~る号」、浦臼駅に戻る美自校バスの「かばと~る号」の接続を行っていました。しかし乗客はないまま発車。
筆者はこの後、中央バス月形線へ。
中央バス到着まで月形駅の周りを歩きました。月形駅舎は解体され、バス停前に待合所はありません。このため月形町では月形役場前の待合室利用を月形駅そばにある公衆トイレなどで推奨しています。
旧石狩月形駅はホームと線路が一部残っています。
メロンの産地でもある月形町へ、とべ~る号に乗って出かけてみませんか。
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